蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

マウンドの似合う2人が戻ってきた日

2022-06-05 23:06:29 | 基本凡事徹底
この日は、激戦区の愛知で凌ぎを削る私学・安城学園と丹後の公立校・綾部を招いての練習試合でした。
夕方から日本列島を梅雨前線が覆うという事でやや天候が気になった1日でしたが、それでも何とか持ち堪えてくれました。
この日の結果は2戦2敗。
練習試合初となる連敗黒星を喫しました。

昨日、北陸と練習試合をした安城学園とは最後までもつれた試合になりました。
一挙4点を奪われた3回の守り、そしてタイムリーヒットなどで追撃した4回の攻撃以外は両チームとも0点が並んだ試合展開。
こちら側も終始緊迫感を持ちながら眺めていました。
前日同様、あと1本が飛び出さなかったのがこの日の敗因でした。
ここ最近は、打撃が下降気味な3年生の主軸達。
有難い事にも2試合を通じてバッティング機会を与えてもらいました。
しっかりと結果を残す事で出場機会の少ない仲間達へ恩返しをしてほしいと思います。

この日は嬉しい話題もありました。
春季大会以降、休んでいた2人がついにマウンドに戻って来ました。
この2人がマウンドに上がると観客席からは惜しみない拍手が贈られました。
久々に見た2人のマウンドでの姿。
やはりマウンドに上がる姿が一番似合います。
2人とも短いイニングでしたが、テンポ良い投球で相手打線を封じ込めました。
次回からも楽しみに観させてもらえる事と思います。

昨日から開幕した北信越高校野球大会。
啓新と丹生は前日に勝利してこの日に駒を進めましたが、残念ながら決勝には残れませんでした。
初戦突破後、県選抜時代に一緒した啓新の四番と丹生の主将の親と連絡を取りました。
いつかは訪れる県選抜の球友同士の試合。
どちらともお互いにそれを誓いました。
その約束が果たせるよう、明日からまた一歩ずつ成長を遂げてもらいたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一瞬にして蘇ったあの頃の記憶

2022-06-04 22:20:10 | 基本凡事徹底
気が付けば6月度に入り、1週目の休日を迎えました。
夏の甲子園予選まで40日に迫ったこの日は、本県で北信越高校野球大会が開幕しました。
春季大会で4強入りを逃した学校は既に夏を見据えた足取り。
本校は宮津天橋を招いて練習試合を行いました。

この日の結果は1勝1敗。
1試合目のA戦は2人の1年生がマウンドに上がり、度胸ある投球を魅せました。
しかし、3人の継投でこの試合を乗り越えようとしましたが、そう簡単にはいきませんでした。
また、攻撃面では好投手を相手に攻めましたが、肝心な場面であと一本が飛び出しませんでした。
この日の反省点は、明日の練習試合で修正してほしいと思います。

敗れましたが、この日から少しずつ主力が戻ってきました。
また、2試合を通じて1年生達が存在感を示しました。
1年生達には、結果にとらわれず思い切ったプレーをしてもらえたらと思います。

冒頭でも述べた通り、気付けば6月度に入りました。
既に高校3年生達にとって最後となる高校総体の予選会が始まっています。
この日、練習試合を終えて帰ろうとすると偶然にも長男坊の幼馴染と出会いました。
幼馴染とは、学童野球を一緒し中学からソフトボールを始めた女の子。
この日の大会で敗れた為、今日で引退となりました。
少し喋りましたが、その表情からはやり切った感を感じました。
彼女を見た瞬間、一瞬にして蘇った幼少期の記憶ー
あどけなさが残る表情は、まだあの頃のまま。
もう、おてんば娘と呼んでいい年頃ではありませんが、それでも私の中ではあの時のままでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今季初のAチームとBチームに分かれて

2022-05-22 22:25:39 | 基本凡事徹底
この日は25℃を超す夏日でした。
無事にテスト期間も終え、今週からは練習試合続きとなります。
いよいよ実践を重ねて最終段階に入る時期となりました。
この日のAチームは彦根翔西館と羽水を招いて、そしてBチームは彦根翔西館と光泉カトリックとの三つ巴をビジターで行いました。
Aチームは2戦2勝、Bチームは1勝1分けといった結果でした。
現在、2人のエースを欠く状況ですが、他の投手陣の踏ん張りと得点力が噛み合ってAチームは練習試合1試合目の負けなしが未だ続きます。

体調が万全でなかった主力1人がこの日の実践から戻って来ました。
また、3年主軸達の長打から彦根翔西館との試合では好投手を相手に打ち崩す試合展開へと持ち込めました。
嬉しい話題が聞かれるのも有り難い事です。
羽水との試合でも機動力を絡めた攻撃から終始主導権を握りました。
どこからでも得点が奪えるように、今がその確認をする大事な時期と言えます。
練習試合は、結果よりも過程確認の場。
いつの日か花開くよう、練習試合は練習成果の確認の場としての位置付けです。

この日、Aチームに帯同した1年生もそれぞれ任された仕事をこなしました。
ワンポイント起用で期待を寄せる左腕。
この日も臆することなく投げ込んでいました。
今後が楽しみな1年生です。

この日は、Bチームで帯同した保護者が速報係や写真係をしてくれました。
こうした情報を保護者全員で共有できるのが今の楽しみです。
それぞれが自身の出来る事をしてくれるので有り難く思っています。
今週も目白押しな週末。
天候が気になる季節に入ってきますが、それでも思う存分に繰り広げてもらえたらと思います。
今後は練習試合の最盛期。
共感できる保護者達と一緒にその様子を眺めたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの夏の記憶、そして縁が導いて

2022-05-19 22:20:23 | 基本凡事徹底
5月も残すは十日あまりとなりました。
暖かな日差しに包まれ、緑に染まり始めた山々。
少しずつ夏へと向かっているのが分かります。
今春から中学2年生になった次男。
この日もいつものように学校へ行きました。
今現在、教員を目指す卒業生が教育実習に来ているとの事。
今年は2人が訪れています。

この日、1人の実習生が次男に話しかけてくれました。
兄の名前を口にして
「その弟さんやね。」
そう次男に訊ねてくれました。
そして、兄同様野球をしているかを次男に聞いてきました。
「1番・センターです。」
そう返答すると笑顔で応えてくれたようです。
次男は帰るなり、この日の話題を間髪入れず話してくれました。

次男はその人の名前を教えてくれました。
その名前を聞き、その人は過去に高校球児であった事を伝えました。
今から4年前の夏、甲子園予選で決勝まで上り詰めた時の主将。
熱気に包まれた2018年夏の快進撃の中心にいた1人です。

次男坊は、面識のない人でも兄の名前を知って下さる事に驚いていました。
これが本校野球部が持つ地域への影響力といえます。
あの夏の記憶、そして主将との出会い。
この縁が再びあの夏のように導いてくれる事と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夏の甲子園予選」という言葉を口にして

2022-05-15 22:14:13 | 基本凡事徹底
この日は、順延にしていた保護者会奉仕活動を無事終える事ができました。
午前9時から開始しましたが、有り難い事に40名以上の参加がありました。
入部から2か月あまりの1年生保護者からも夫婦で参加してくれた家庭がありました。
また、最も労力を要する草刈り機での刈り取り役も15名ほど名乗りを挙げてくれました。

昨年の11月に草刈りを行ってから早6か月。
現況の草丈は程々の長さでした。
こうした中、草刈り部隊を先陣にして奉仕活動は開始されました。
毎年そうですが、草刈りは汗が止まらない程の大仕事。
手分けしながら河川敷の大面積を刈り取りました。
また、グラウンド周辺と外野奥に生える雑草も一掃しました。
ある保護者にはグラウンド整備車のメンテナンスも行ってもらいました。
お喋りをされつつ女性陣にも多忙な作業をしてもらいました。

本校グラウンドは、他校に劣らないぐらいの整備が毎年できています。
こうした活動はかつての保護者会から続けてきたもの。
私達74期保護者会もそれを崩さぬようにやってきました。

校内テストを終える今週末からは練習試合が再開されます。
今後は、AチームとBチームに分かれての活動になるので限られた保護者としか顔を合わせられません。
全保護者が集まるのは夏の甲子園予選に向けた選手激励会のみです。
この日、〆の挨拶の中で「夏の甲子園予選」という言葉を口にした際、色んな感情が込み上げ、それ以降の言葉が震えてしまいました。
1年前の3年生達の記憶、そして無念にも独自大会で終えた2年前の3年生達の記憶。
それが今現在と重なり、様々な想いが一瞬にして巡ってきました。
第104回全国高等学校野球選手権大会福井県予選の開幕まで59日ー
夏の舞台がそこまで来ている事を自ら実感した、そんな1日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする