蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

3年保護者有志で

2022-05-14 22:03:49 | 基本凡事徹底
昨日から降り続いた大雨は今朝まで影響しました。
こうした事からこの日に予定していた保護者会奉仕活動は明日に順延しました。
しかしながら、この日はこれとは別で有志による作業を実施しました。
集まったのは3年生保護者9名と野球部部長。
そして、この様子に気付いて駆けつけてくれた下級生保護者1名。
合計11名で6時間程度行いました。

まずは、建設業を営む保護者の協力を得て不要物を運搬。
産廃業者へ引き取ってもらい、長年置き去りになっていたグラウンド整備用のカートを処分する事ができました。
それを終えると続くは、著しい劣化で腐敗が進む観覧席背もたれのさび止め加工をしました。
既に溶接加工業者には依頼済みなので、明日以降にでも作業をしてもらえるようになりました。

昼食を挟んでからは5m×2mの練習用ネットを作製。
単管や部品の購入、そして作製までみんなの知恵を絞りながら進めました。
途中、部品を買い直しに行くなど、思うようには行かない部分もありましたが、それでもみんなで笑い合いながらも完成させる事ができました。

今から2年前、当時1年生保護者だった私達も先輩保護者のこうした姿を見ながら過ごしました。
今年の3年生保護者は11軒と少ないですが、年月の経過と共に例年の保護会並みの事ができるようになりました。
ようやく色んな事が分かるようになり、少しずつ楽しさも感じられるようになりましたが、気付けば3年生最後の夏が迫っています。
どうやら寂しさと共有しながら残りを過ごさなければならないようです。
明日は順延にした保護会奉仕活動による除草作業。
初参加となる1年生保護者達にも、こうした事の重要性を伝えたいと思います。
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GWを終えて

2022-05-10 21:59:46 | 基本凡事徹底
4月中旬から始まった春の県大会も終わりました。
今大会は、啓新が工大福井を破って優勝を遂げました。
この結果、敦賀工と丹生を加えた4校が北信越大会への出場を決めました。
上位大会でいい経験をさせてもらえる事が羨ましく思います。
こうした中、本校は春大の敗北後から4試合の練習試合をこなしましたが、2人のエースを欠く状況にも関わらずA戦での負けはありませんでした。

啓新に敗れ、チームに確かな目標が定まったのかもしれません。
GW最終日に組まれた西舞鶴との試合でも打撃戦を制しました。
私は次男のボーイズの大会へ帯同していた為、観戦はできませんでしたが、速報係からの連絡を頼りに試合情報を得ていました。

速報の流れを見る限り、この日は三番だった2年生と五番だった3年生が攻撃の中心になったようでした。
春大終了後は、日替わりで打順が入れ替わります。
また、先発メンバーや途中出場するメンバーにも様々な顔ぶれがあります。
代走や守備要因として1年生が抜擢されるなど、夏に向けて実力を確認中です。

いよいよ来週からはテスト期間に突入します。
それを終えると再び練習試合をこなす週末となります。
夏大まで残すところ限られた試合数しかこなせられません。
1試合1試合を大切にしながらそれぞれ取り組んでもらえたらと思います。
何はともあれ負けなしで続く練習試合。
嬉しい事に5月に入ってからもいい雰囲気が続いているようです。
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この日は端午の節句

2022-05-05 21:57:33 | 基本凡事徹底
今日の練習試合は3連戦の最終日。
県内随一の進学校である高志を招いての試合でした。
高志は、春季大会で敦賀気比を相手に延長戦までもつれ込む試合を繰り広げました。
また、この日は守備力でも確かな安定感を魅せるいいチームでした。

この日のA戦は、7番に座った3年生がセンター柵越えの特大ホームランを放ちました。
今年に入ってからは中々調子が上がらず、随分と悩んだ期間がありました。
それを知るチームメイト達が自分の事のように喜んで迎え入れる姿が何よりも印象的でした。

結果は2試合とも勝利しましたが、A戦では守備面のわずかなほころびが試合の流れを遮りました。
大きな損害にならないよう、最少失点で切り抜けなければ甲子園予選における接戦は勝ち抜けません。
失策の少ない野球が出来るように個々が見直してほしいと思います。

春季大会以降、1年生の台頭から出場機会がこれまでと変わりました。
こうした中、この日を以って全ての1年生が何がしかで出場を果たし、この3連戦を通じてアピールが出来た子も何人か見受けられました。
高校野球はあくまで勝負の世界。
これからは、こうした1年生達も含めて競い合わなければなりません。
この日も連日で蒼い空が広がった1日。
気が付けば5月5日、端午の節句ー
44人の野球少年達の健やかな成長を今後も見守っていきたいと思います。
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聖地・西宮から招いて

2022-05-04 20:55:28 | 基本凡事徹底
GWも折り返しになった今日。
この日は、市立西宮をホームに招いた練習試合でした。
市立西宮といえば夏の甲子園大会でプラカード役を務める女子生徒が有名です。
これをしたくて入学する子も少なくはないようです。
全国の中でも特に野球が盛んな兵庫県。
遠方にも関わらず多くの保護者が来場してくれ、バックネット裏は両校の保護者で一杯となりました。

この日は1試合目を勝利、2試合目に敗れる結果でした。
1試合目、いわゆるA戦では様々な投手が起用されました。
疲労が蓄積する投手陣はしばらくの休養。
この期間を好機と捉え、この日の試合は複数人が結果を残しました。
また、今期に入ってから打撃好調な3年生が四番に座り、安定した結果を残すようになりました。
昨今の練習試合では複数の長打を記録するなど、頼もしく思えてくる程です。

こうした中、昨日の練習試合からは1年生にも出場機会が廻ってきました。
この日のA戦でも数人の1年生が出場するなどして、競争をより意識させました。
この1年生達は、普段の練習時から同学年の中でも頭一つ抜き出た実力を魅せているようです。
まだ中学生臭さが残った他の1年生達とは少し違った様子に見えました。
今は投手陣のアピールの場。
そして攻撃陣は、打ち勝つ野球を作り出さなければなりません。
春季大会を終え、今後はそれぞれが課題を持って実力を伸ばしてほしいと思います。

この日は、阪神甲子園球場にゆかりのある学校を招いての練習試合でした。
相手保護者の中には、学生時代に夏の甲子園大会で実際にプラカードを持たれた方もおられると伺いました。
また、それが家族二代三代でいるご家庭も稀ではないようです。
夢舞台甲子園。
この日は、それを目指す様々な立場を知ったそんな1日でした。
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春、ベスト8で終える

2022-04-30 21:26:14 | 基本凡事徹底
第146回北信越高校野球福井県大会第6日目。
前日に予定していた丹生対敦賀の試合は、この日の2試合目に組み込まれました。
この日は絶好とも言えた天候。
本校は4強入りを掛けて、秋季大会準優勝校の啓新と対戦しました。

この日の応援スタンドには、これまで以上の保護者が駆けつけました。
また、昨年の3年生やその保護者、そして教職員やかつてのOB保護者も一緒に見守ってくれました。
残念ながらこうした応援には応えられず、延長戦の末に敗れる結果でした。

先発マウンドに上がって11回を1人で投げ抜いてくれた2年生エース。
この2年生の為にも早く決着を付けたかったのが、選手やスタンドから応援する全ての願いでした。

勝てそうで勝てなかった試合。
そして、負けそうで勝てなかった試合。
勝負所で点数が奪えなかったのが現チームの力量。

言い換えれば、これが3年生の実力とも言えました。
1ランクレベルの高いピッチャーを攻略できなければシード校を倒す事は難しいという事もこの試合で見て分かりました。

これまで経験する事がなかった強豪校との試合経験を今後どう繋げていくか。
大切なのはそれだけです。

今大会は、コロナ感染による出場辞退を余儀なくされた学校があります。
対戦校に負けずして大会を終えなければならなかった辛さ。
1人の親としてそのような事を考えると心苦さだけが募ります。

北陸、敦賀気比、そして既に敗れた21校。
104回目の夏へ向かって、ここからみんなが一歩ずつ前進していければと思います。
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