今から34年前の第70回全国高校ラグビー大会の1回戦。
若狭東対作新学院(栃木)
『試合前の下馬評では7割が作新有利』
後にこの時の話題を先輩達からお聞きした時、そのように話された事を記憶しています。
大柄な選手を擁した作新学院を相手に若狭東は2人掛りで倒しに行ったとの事。
そして、ノーサイド寸前で反則を得た若狭東がPGを決め、6対3で劇的な勝利を収めた試合だったようです。
その当時の主将が現監督を務め、今年も聖地に戻ってきました。
前年は合同チームでの出場でしたが今回は単独校。
今年は高校ラグビー部時代の先輩や後輩のご子息や、小中時代に我が子と野球を一緒した子達が何人もいました。
深緑に白1本線が入った伝統のユニフォーム。
31年前に私が着ていたものと変わりはありません。
今年の若狭東は、留学生を擁した高知中央が初戦の相手でした。
前半は押されるも後半に入ると対等に渡り合いました。
最後の最後まで1人ひとりがチームの為に自身の身体を張る姿は見事でした。
敗れたとはいえ、3年生達には一生に残る日だったと思います。
高校ラグビーを終え、これからが人生の勝負。
ラグビーを通じて得た協調性やコミュ力、そして実践力を今後の人生で役立ててもらえたらと思います。
また、1、2年生達は心をひと回り成長させてもらえた事と思います。
来年もう一度聖地へ戻り、ここで勝利を掴んで欲しいところです。
若狭高校硬式野球部と若狭東高校ラグビー部は、古くからこの地域に大きな影響を与える存在です。
お互い良い話題が提供できるよう、本校の野球部員達も日々精進して欲しいと思います。
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