昔、我が家のすぐ下に熊野古道の松代王子があった。
30年も前に、春日神社に通じるすぐ近くの山の中の
道に移動している。
(今は、その元の場所が愛車の駐車場になっている)
今日は、その熊野古道をクライミングの友達と二人で、
湯浅までウォーキング。
8時50分、快晴の空をみながら出発。
3週間前にアルとチャコを連れて下った藤白峠には9時に到着。
藤白峠を下り、お菓子の神様の橘本神社を過ぎて、
子供の泣き相撲で有名な山路王子神社へ。
2つめの峠は拝峠。 結構、登りが厳しい。
拝峠から見た紀伊国屋文左衛門船出の下津港。
遠くに見えるのは淡路島。
宮原駅から中将姫伝説の得生寺を右に見ながら3つめの糸我峠。
この峠からを下る途中からの生石山は、先週、アルとチャコを
連れて登った山。 南東側から見る生石山は、すばらしい秀峰。
左のピークが電波塔のあるところで、右の少し白くなっているピークが
生石山山頂。
糸我峠を下りると、目的地の湯浅。 ここは醤油で有名な町なので、
釣ってくる魚のために「たまり醤油」を買う。
最後に、湯浅駅近くにある紀伊国屋文左衛門の文吉と呼ばれた
子供の頃の銅像。 湯浅町生まれとされている。
15時54分発の電車に乗り、無事に帰宅。
越えた峠(糸我峠の次の小さなのを入れると合計4つの峠
の高さを合計すると1000m近くになるのだろうか。
山の人間には、残念ながら神社とか王子に感心がないので、
拝峠での昼食以外の休憩は、お茶を飲むのに立ち止まった程度。
気持ちのよい疲労の中でのビールは、なんともいえずうまい。