明日から梅雨に入りそうなのと、夏から秋は山を予定しているので、
イサキの釣り納めに行ってきた。
最近まで、すこぶる釣れていたので、大釣果を期待したのだが、
今日は、最悪の日だった。 船に乗ったのは8人。
午前4時20分出港し、11時に納竿で、竿頭は50匹程度で、
最低は4匹。 隣の、「定年してからは、奥さんに釣りに行くのを
毎月1回だけ許してもらっている」 というおじさんは8匹。
それで、私の釣果は約40匹。
船長がクーラーを見て「まあまあ釣ってるやんか」
後部に座った人たち5~6人だけしか見ていなかった船長は、
4匹とか8匹とかの釣果でガックリしていたので、少しほっと
したみたいだった。
(私は心の中で、「腕だよ」と叫んでいた)
30cmオーバーが3匹で他は27・8cm前後。
写真右端のは23cm。 小さいのはこれ1匹だけで
大きさとしては「まずまず」なのだが、やはり数が少なすぎる。
イサキが食いついて上げてくる途中で別の針にソーダカツオ
がかかり、糸を引っ張りまわしてイサキを開放してしまうので、
8匹のおじさんなんかは、イサキ以上の数のカツオを釣り上げ
ただろう。
相手は生き物だから、こんなときもあるさ。
5月30日(日)~6月1日(火)で、約30年ぶりに
果無山脈に挑戦。
前回は、朝の4時過ぎから夕方まで1日で踏破したが、
今回は、自分も含め3人全員の体力を考えて、1日目に
尾根まで登り、時間を稼いでおく作戦。
田辺から龍神バスを乗り継いで龍神村東平へ。
(乗り継いだ2台のバス)
バスの運転手さんに教えられた道をたどり小森の集落へ。
尾根の最初のピークの和田の森を過ぎたところでテント泊。
月曜日。 5:30出発。 林道を出たり入ったりしながら、
6:35果無最高峰の冷水山に到着。
林道と交差しているところからここまでは、登山客もかなり
多いようで、道もかなり踏まれているし、果無らしさが少ない。
しかし、ここから先は、ずっと「これぞ果無」のコース。
銀竜草(ギンリョウソウ)や石楠花のかわいいピンクの花、それに
キツツキの開けた見事な穴などを見ながら縦走。
ブナ林と筆者(服が保護色だ)。 それに仲間。
残念ながらガスが多く遠くの山々はあまり見えなかったが、
十分にブナを楽しんで果無集落の上り口に到着。
予約しておいた十津川温泉の民宿で、車を運んでもらった
友達と合流。 4人で温泉を楽しむ。
翌日の火曜日は、石地力山と果無越の間から見えた
熊野大社に回って帰ることにする。
ここが、大水で流される前に本宮のあったところで、
熊野古道の終点であり、よみがえりの出発点になる。
この高さ約34mの大鳥居が尾根から見えていた。
写真では小さくて見えないが、真ん中の紋章はサッカー
で有名になった3本足の八咫烏(ヤタガラス)。
鳥居をくぐっていくとのクワの実が生っており、早速の
ご利益・・・と賞味。
東平(13:20) ~ (13:35)小森登山口 ~ (15:05)和田の森 ~(16:30)安堵山 ~ (16:40)材木集積場 テント泊
テント(5:30) ~ (6:05)黒尾山~0:30~ (6:35)冷水山(6:40) ~0:40~ (7:20)カヤノダン~ (7:40)公門の崩 ~ (8:45)公門の頭~(9:05)ミョウガタワ) ~1:15~ (10:20)ブナノ平(11:50) ~0:20~ ブナノ平(10:40) ~0:20~ (11:00)石地力山(11:05) ~0:25~ (11:30)果無越(峠)~ (14:00)十津川温泉