思いつくままに

ゆく河の流れの淀みに浮かぶ「うたかた」としての生命体、
その1つに映り込んだ世界の断片を思いつくままに書きたい。

前回のブログの補足(「教育の奇跡」について)

2012-04-12 09:29:41 | 随想
 「教卓のこちら側」と「あちら側」の間には乗り越えがたい知的位階差があるという信憑が成立する限り、そこでは教育が機能する。これが内田樹さんのブログでの主張だったと思う。「先生はえらいのだ」ということが社会的に合意されていれば、教壇の上に誰が立とうが教育は成り立つということだ。  でも内田さんは言う。「私たちは大学に進学した後に「教師はただ教卓の向こう側にいるだけで、すこしも人間的に卓越している . . . 本文を読む