この国の政治家がどれほど国民の生活からかけ離れた存在かということ、もういい加減に気付けよ!と思った。彼らは右も左も全部が「裕福な人達か、裕福な人達の予備軍」なのである。もう政治家も二世三世の時代に入って、すっかり「特権階級層」を作っている。その事に気付かなければ、日本はいつまでたっても我々の暮らしやすい国にはならない。
明治の初めは貧乏武士や百姓上がりの連中が、既成の支配階級を倒そうと命がけでひたすら斬り合いをした。その成り上がり者の集団が強国となって英米列強と戦い敗れたのが第二次世界大戦である。しかし新しい労働者の政府が出来るかと思われたが、特権階級は温存され、戦後の支配階級を形成・拡大して70年、支配と被支配の関係を隠そうともしない政策を出してきたのだ。職業選択の自由の名目のもとに派遣労働者を何時でもクビに出来るように法改正し、保育の質の向上の名目で保育園の認可のハードルを上げ、資金のある保育園が安定した経営ができるよう法改正し、つまり何でも結局は、儲かる企業や一部の政治家・公務員が「更に儲かるよう」に、法やシステムや税を変えているのである。
名古屋の市議会が議員の給与を650万円も上げた例を見ても明らかなように、彼らは下々の生活には興味がなくただ議員という特権にいる間にせっせと蓄財をし、金をばら撒いて支配層の強化に使う、それしか考えてないのだ。もう既成の政党・政治家に何か民衆の為に働いてくれることなど期待するのを止めて、「働くもの」に政治を取り戻すべく自分達の政治家を送り込むしかないではないか。政治の経験がないとか官僚に影響力がないとか、長い事頭に刷り込まれた考えから脱して、まず支配階級の転換を目指すべきである。新しく我々の国を1から作るべきである。
明治政府は天皇と公家という昔ながらの特権階級をトップにした似非階級革命であったがために、真の革命にならず、最後は第二次世界大戦に突入した。今度は同じ轍を踏まないように、支配層を倒したら「完全に民主化する」必要がある。日本人の大半は支配される事に慣れていて、支配する側になる事を怖がっている民族だ。今回のブログでも、結局は「政府を動かした事で満足しているレベル」の、ガス抜きされた運動でしかない。なにか問題が起きてどうしようもないようなレベルにまで落ちていかなければ動かないなんて、政治家ではなくて「お代官様」の行動である。お代官様に申し上げて散々相手にされずようやく重い腰を上げて貰って、それが「民衆の力」だなんて思っていたら、支配階級から笑われるのがオチだよ。
まず政権を取ったら、土地の私有を禁じ5000万円以上の私有財産は国庫に返納させる、それだけやったら新政権としては御の字、言う事ない大成功である。日本はもしかしたら内戦状態になるかもしれないが、人数で勝る労働者の方が最後は勝つ、それで本当の民主主義が生まれるのだ。政治はそれからでいい。まず日本というこの国を、自分達の手に取り戻す事から始めよう。アメリカじゃトランプ氏が頑張ってるみたいだし、日本も彼のような新しい価値観のリーダーが出てくることを期待したい。坂本龍馬ブームのような金持ちヒマ人の歴史遊びではなく、真の革命がこの日本で起きるのを見たい。今度の選挙でもしそのような立候補者が出てきたら、いの一番に投票したいものである。是非とも。
追伸 : 今日の羽鳥慎一ワイドニュースに平沢勝栄さんが出演し、ヤジの説明をしていた。彼の主張はもっともで、自分の意見を強硬に押し付けようとする玉川徹コメンテーターには、私は不快感をもった。相手の話を良く聞くべきである。だが平沢勝栄さんの考えもいただけない、というのも、質問者の意図はわからないが「質問の内容は待機児童問題にある」ことは明らかであるからである。安倍首相の答弁も、質問の内容よりも「質問の形式・質問に含まれた裏の悪意」を敏感に読み取って反論したように見える。国会議員の常識から言えば、平沢勝栄さんや安倍首相の方が、議員のルールに照らして正しいと言える。質問者はルールを破っているのだ。
私は、国会の存在意義がずれていると感じた。あれほどの人数で議論するなど不可能ではないのか。5人もいればもういっぱいいっぱいである。それが400人もいる。問題を本当に議論するなら、テーマの一つ一つに委員会を決め、意見の数を集約して10人以下の少人数で議論する、そして議長役をしっかりと議論の中に参加させて、一つ一つ解決してゆく、そういう「課題別少人数議論制度」を提案したい。もう党派は関係ない、個人に問題解決能力があるかないかの勝負である。政党に意見の違いやバックボーンの違いが無い現状では、政党助成法も見直す時期が来たようである。二大政党制も役に立たない。これからは問題解決能力のある「実力のあるリアリストだけ」が、必要だ。政党はいらない。
明治の初めは貧乏武士や百姓上がりの連中が、既成の支配階級を倒そうと命がけでひたすら斬り合いをした。その成り上がり者の集団が強国となって英米列強と戦い敗れたのが第二次世界大戦である。しかし新しい労働者の政府が出来るかと思われたが、特権階級は温存され、戦後の支配階級を形成・拡大して70年、支配と被支配の関係を隠そうともしない政策を出してきたのだ。職業選択の自由の名目のもとに派遣労働者を何時でもクビに出来るように法改正し、保育の質の向上の名目で保育園の認可のハードルを上げ、資金のある保育園が安定した経営ができるよう法改正し、つまり何でも結局は、儲かる企業や一部の政治家・公務員が「更に儲かるよう」に、法やシステムや税を変えているのである。
名古屋の市議会が議員の給与を650万円も上げた例を見ても明らかなように、彼らは下々の生活には興味がなくただ議員という特権にいる間にせっせと蓄財をし、金をばら撒いて支配層の強化に使う、それしか考えてないのだ。もう既成の政党・政治家に何か民衆の為に働いてくれることなど期待するのを止めて、「働くもの」に政治を取り戻すべく自分達の政治家を送り込むしかないではないか。政治の経験がないとか官僚に影響力がないとか、長い事頭に刷り込まれた考えから脱して、まず支配階級の転換を目指すべきである。新しく我々の国を1から作るべきである。
明治政府は天皇と公家という昔ながらの特権階級をトップにした似非階級革命であったがために、真の革命にならず、最後は第二次世界大戦に突入した。今度は同じ轍を踏まないように、支配層を倒したら「完全に民主化する」必要がある。日本人の大半は支配される事に慣れていて、支配する側になる事を怖がっている民族だ。今回のブログでも、結局は「政府を動かした事で満足しているレベル」の、ガス抜きされた運動でしかない。なにか問題が起きてどうしようもないようなレベルにまで落ちていかなければ動かないなんて、政治家ではなくて「お代官様」の行動である。お代官様に申し上げて散々相手にされずようやく重い腰を上げて貰って、それが「民衆の力」だなんて思っていたら、支配階級から笑われるのがオチだよ。
まず政権を取ったら、土地の私有を禁じ5000万円以上の私有財産は国庫に返納させる、それだけやったら新政権としては御の字、言う事ない大成功である。日本はもしかしたら内戦状態になるかもしれないが、人数で勝る労働者の方が最後は勝つ、それで本当の民主主義が生まれるのだ。政治はそれからでいい。まず日本というこの国を、自分達の手に取り戻す事から始めよう。アメリカじゃトランプ氏が頑張ってるみたいだし、日本も彼のような新しい価値観のリーダーが出てくることを期待したい。坂本龍馬ブームのような金持ちヒマ人の歴史遊びではなく、真の革命がこの日本で起きるのを見たい。今度の選挙でもしそのような立候補者が出てきたら、いの一番に投票したいものである。是非とも。
追伸 : 今日の羽鳥慎一ワイドニュースに平沢勝栄さんが出演し、ヤジの説明をしていた。彼の主張はもっともで、自分の意見を強硬に押し付けようとする玉川徹コメンテーターには、私は不快感をもった。相手の話を良く聞くべきである。だが平沢勝栄さんの考えもいただけない、というのも、質問者の意図はわからないが「質問の内容は待機児童問題にある」ことは明らかであるからである。安倍首相の答弁も、質問の内容よりも「質問の形式・質問に含まれた裏の悪意」を敏感に読み取って反論したように見える。国会議員の常識から言えば、平沢勝栄さんや安倍首相の方が、議員のルールに照らして正しいと言える。質問者はルールを破っているのだ。
私は、国会の存在意義がずれていると感じた。あれほどの人数で議論するなど不可能ではないのか。5人もいればもういっぱいいっぱいである。それが400人もいる。問題を本当に議論するなら、テーマの一つ一つに委員会を決め、意見の数を集約して10人以下の少人数で議論する、そして議長役をしっかりと議論の中に参加させて、一つ一つ解決してゆく、そういう「課題別少人数議論制度」を提案したい。もう党派は関係ない、個人に問題解決能力があるかないかの勝負である。政党に意見の違いやバックボーンの違いが無い現状では、政党助成法も見直す時期が来たようである。二大政党制も役に立たない。これからは問題解決能力のある「実力のあるリアリストだけ」が、必要だ。政党はいらない。
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