明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

雑談倶楽部(91)三菱UFJの貸金庫事件、今後の解決策!

2024-12-17 16:35:00 | 今日の話題

1、貸金庫の鍵は1個だけとする、が正解

銀行の金庫室というのだからこれ以上安全な場所は無い、というのが一般の認識である。だが、金庫である以上は当然だが「専門業者も開けられる」ことは知っておいた方が良い。以前、私が勤めていた会社の金庫室(宝石を何千個も保管している)が開かなくなった事があった。仕方なく業者を呼んで開けてもらったが、やって来たかと思ったら「ものの1分とかからないで」鍵の差込口をドリルでぶっ壊し、あっさり扉を開けて汗もかかずに「終わりました、どうぞ」と風のように出て行ったのである(社員はあっけにとられてしばし呆然だった)。広さ6畳程もある超頑丈な自慢の金庫室だったが、何のことはない、例え銀行の分厚い金庫であっても業者の手にかかれば「赤子の手を捻るよりも簡単」な仕事だと知ったわけである。

閑話休題、貸金庫は厳密に言えば「場所を貸しているだけ」で、中身がどうたらこうたらは当方は一切「関わりございません」と言うのが決まりのようだ。だから銀行が「スペアキー」など作って持っているという事のほうに私はむしろ驚いてしまったのである。貸金庫はその借主が出し入れ出来ればそれで用は足りるので、銀行側がスペアキーなどを作って「勝手に開けてどうこう」というのは「むしろ秘密の保持」という点でやってはいけないことなのである。

じゃあ借主が鍵を失くしたらどうするのか?という質問には、前項の如く「金庫業者」に電話して「開けて貰え」ば良いのだ。鍵を失くす度にいちいち業者を呼んだりしてたら大変じゃないか?というのは貸金庫を使ったことのない貧乏人の考えである。金庫を開ける鍵が「一つしかない」ということが「信頼を保証」しているのだ。中には借主が鍵を忘れて困っている時の為に銀行側にもスペアキーを用意して万一の時に備えてあるのだろう、という人もいるかも知れない。だが、失くしたり忘れたりするのは「本人の落ち度」なのであり他の誰も悪くないのだから、どんなに困っていても銀行側は気にする必要は全然ない。むしろ、借主が知らない内に鍵を使って開けられる可能性が少しでもある、ということの方が「リスク」なのだ。

それが今回は裏目に出た、と言うことです。結局三菱UFJには「リスクとは何か?」という「盗難への対策の詰め」が欠けていたと言えるでしょう。お粗末です。

追加:昨日の羽鳥慎一ワイドショーでコメンテイターが盗まれたものの補償がどうなるかという話に絡んで「お金もそうですが、思い出の写真なんかの場合」は、ちょっとお金を払えばって事では済まなくなるよね?とか言っていた。まあ、未曾有の大事件なのは分かるけどテレビは何かと不安を煽るよね~、というのが感想である、盗んだ行員に聞いたわけじゃないから本当の所は分からないにしても、盗む方は「他人の思い出の写真」なんかに全く興味は無いだろうから「金目のもの以外」は取らずに残しておいたんじゃないか?というのが普通の反応でしょう。私ならそう思うけどね。それに「現金は入れないように」と銀行側は借主に注意してたようだから、仮に注意を無視して貸金庫に現金を入れてる借主がいたとしても、それを補償する必要は銀行側には無いだろう。テレビじゃ盗まれたのが現在十数億円で、今後さらに増える見込みですと放送していたが私の想像では「被害額は案外少なかったんじゃないかな」と思っている。まあ株券は現金よりは高額になるとは思うけど現金化するのに問題があるので、犯人はあえて「手をつけなかった」と考えている。

まあ、盗まれた側の借主はマスコミが騒ぐほどは「それほど困っている」とは思わないけど、皆から信頼されていて大切な金庫などの管理を独りで任されているベテランの女性事務員が、ふとした出来心からあっと驚く犯罪に手を染める、というのは良くある話である。今回も「あの○○さんが・・・」と社員の誰もが驚いているそうだが、最も信頼出来る者は「誰よりも人を信用しない者である」という格言を思い出して、三菱UFJのお偉方は今一度「セキュリティの何たるか」を構築しなおす事ですね。

2、アルパ飲みに私も挑戦!

酒は百薬の長とは昔の話で、例え少量でもアルコールは体に取って「リスク」の一つなのは間違いないそうである。但し、同じ量を呑んでも「飲み方」によっては内臓に与えるリスクを「グーンと軽減」出来るというから気になるではないか!。方法は、最初の1杯を「30分かけて飲む」だけだそうだ。要するに「時間を掛けて身体を酔わせる」訳である。一旦酔ってしまえば後は普段通り飲んで良いらしいので、飲む量を制限するんじゃないから「これなら出来そう」と誰でも思う。ところが驚くことに最初にゆっくり飲んだ時はいつものようにしたたかに飲んで酔っぱらって満足するまでの量が「少なくても済む」らしいのだ。これは朗報である。番組では殆どの人が、半分の量で同じように満足していた。さらには途中にノンアルコールの飲み物を混ぜたりしても効果はそれなりに出るらしいのだ。これはやって見る価値がありそう。

で、最初に「アルコール度数4%」の緑茶ハイボールを1時間ぐらいかけて飲み、それから微炭酸の飲み物で「ほろ酔い気分を持続させる」って寸法だ。上手くいくかなあ・・・?



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