石破首相は「国民の皆様への説明が足りなかった」と釈明していたが「いえいえ充分」に言い訳してましたよ、つまり本音は明らかに「裏金最高!統一教会最高!」でしたねぇ。何一つ説明責任を果たさず、解決もせず・・・要するに「ぜ〜ぜん反省してません」でしたぁ、見事なまでにバレバレですよ。それが2000万円こっそり支給問題にモロに表れていたんじゃあないでしょうか。ただただアホです(バレてなければ良くやった!って言われる話だけど森山幹事長、残念!)。
これで「自民党の本質」が白日の下に明らかになっちゃったわけです。つまり、国民のために政治をするんじゃなくて「一部の人だけの狭い範囲の政治」を徹底してやっているのが自民党なんですねぇ(その点は野党も同じだけど)。まあ、「2000万円スキャンダル」を暴いた共産党は、殊勲第一というわけです(殆ど評価されてませんが・・・)
そんなこんなで裏金議員の中には今回の選挙で当選したんだから「禊は済んだ」と言う人がいるようですけど、果たしてそう上手いこと行くだろうか?(行かないよねぇ)。裏金を使って有権者に何らかの利益・恩義・便宜を供与(金を配るといった意味ではない)してきた議員達が、今回の選挙で得票が野党候補を上回ったからと言ってそれで「一般の人」まで裏金問題は終わった、と判断するのは早計だと思います。
何故なら今回彼らが獲得した票のうちの「相当数」は、実はその裏金によって「甘い汁を吸った」お仲間、つまりガチガチの支持層が必死に駆け回って集めた票なのです(マジ、道徳的にも間違ってるじゃん!)。言わば、自民党の裏金作りに加担して「一緒にいい思いを共有した」当の連中なんですねぇ、時代劇でよく出てくる「私利私欲を肥やす代官と悪徳豪商」の持ちつ持たれつの関係みたいな・・・です。判り易いアレですよ。時代劇なら桃太郎侍が出て来て全員成敗となるんだけど・・・若い人には分からんか(残念!)
これじゃあ、豪商連中は部下の番頭から手代や出入りの業者まで、それこそ「あらゆる手」を使って選挙で裏金議員を再当選させようとするに決まってますよねぇ、同じ穴のムジナなんだから(それも民主主義ですが)。
何も関係ない一般有権者は「裏金なんて絶対許さん!」と息巻いて野党に入れたり選挙に行かなかったりしたみたいだけど、裏金を「しこたま作った議員ほど」一心同体の仲間にせっせと利益供与をやっているのだから、こういう選挙の時には俄然「その分票がどっさり入る」って寸法なわけですよ。要するに裏金議員がその資金でバラマキ癒着した「裏金メンバー」によって当選したわけですな。「裏金上等!」って開き直ってる連中です、どうしようも無い状況ですよ(もう、やってられんわ!)
多分今回の件で「支持者(豪商)」に何とか助けて貰った議員は、今度はそれの御礼として「もっともっと仲間内の利益供与に励んで」いくんだろうね、悪のWin=Win関係とは正にこの事でしょう。良いようにダシに使われている有権者こそ「いい面の皮」というもんです。常識とか正義はどこに行ったんでしょうか?
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今頃三人衆は高笑いしてるんじゃないですか?(まあ、西村さんは裏金がたった100万円だからこの関係には該当しないけど、どっちにしろ「使途」を正直に言わなかった点でアウトでしょう)。結局は東京24区八王子の有権者が「ちっちゃく」見られたってことです。ご愁傷様(笑)。
そうそう、唯一の朗報は「丸川珠代が落選」しましたぁ!!、・・・とってもいい気分です(パチパチパチパチ)。
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