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青空ーすべてはバランス

腸内細菌と脳

2021年8月8日(日)曇り時々晴れ。山の日で祝日。そして、オリンピック東京大会閉幕日。
何てこった!台風9号が日本海側を北上するぞ!台風10号が太平洋側関東に近づいたぞ!日本列島が台風にはさまれている。
両方とも遠ざかってほしいぞ!
台風の影響か?

2021.6.19の記事でアルツハイマー病の治療薬ができたことを書きましたが、
腸のことを考えていて、迷走神経で脳とつながっていることが分かり、脳腸相関という強いつながりを知った矢先に、ビフィズス菌がアルツハイマー病の抑制に効果があることを知り、またまたびっくりしました。

いろいろな影響を持っている腸内細菌!
敏感性腸症候群にしても強いストレスで下痢になる。精神状態が不安定だと消化器に影響して食欲がなくなったりもする。よく経験することです。
腸内細菌の環境とうつ病や自閉症、パーキンソン病との関係も指摘され始めています。
肌に関してはアトピー性皮膚炎との関係も皮膚病の専門医などが指摘しています。
そしてアルツハイマー病!

腸内細菌叢の構成を調べた結果、認知症の人では、認知症でない人よりもバクテロイデス(常在菌)が減り、その他の不明な細菌の割合が増えていることが明らかになっている。腸内細菌の状態が悪い。

そして、森永乳業が長年研究を続けて発見した菌がある。ビフィズス菌A1別名ビフィズス菌MCC1274というらしい。

臨床試験も行っている。
ビフィズス菌A1を摂取することにより、空間認識力及び学習・記憶能力の改善が確認され、脳内炎症抑制作用が観察されている。
つまり、認知機能改善作用およびアルツハイマー病の発症を抑える可能性があるという。

この成果については、科学雑誌「Journal of Alzheimer’s Disease」に2020年7月3日(金)に掲載されています。

マウス実験
こんな実験結果もあるそうです。
腸内細菌を除き、無菌マウスにすると、マウスは多動になり不安に駆られているそうです。調べると、脳神経の成長を促すBDNFが低下していた。

このマウスにビフィズス菌を投入すると・・・。 
セロトニンが分泌されて迷走神経を刺激し、BDNFも正常値に戻ったという。

いろいろな臓器に腸内細菌が作る物質の受容体(受け入れる入口)があるそうだ。これにより体が腸内環境の影響を受けることがうなずける。
腸内細菌の種類も数多くあり、発見されていないものも数多くあると思われる。これからも発見が続くたびに私は驚くことになるのかも?


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