植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

ハープによる治療

2005年01月10日 21時19分40秒 | 天音、玉音、ハープ
 音霊は恐ろしい。すべてを晒してしまう気がする。

 祈りをハープの調べに乗せて目の前の方に届けているけれども、その際にうまく弾こうと思うともうだめである。心が音に乗っていないとなると自分で何をやっているのかと混乱してくる。そして間違えるのだ。

 ただひたすらその人を思う心で奏でれば必ず力が作用している。決してミスをしない。奏でる際には自分を通してマリアの愛情が注がれることに思いを致し、ただ自分は道具となった時に人の心に深く達するようだ。

 ただひたすら「貴女にお会いできて良かった。共に霊的向上の道を歩んでいきましょう。神様感謝します」と弦を見ながら弾き終わって顔を上げると、そこには溢れる涙を拭おうともしない美しい顔があったこともある。

 作為は不要だ。失礼だ。そんな人間の醜い意図は捨てないとこの聖なる楽器は弾けない。
 「ハープの音色を過小評価すべからず」。師のDavidの残した言葉の意味の深さは時と共に重くなって私の心に染み込んで来る。
コメント
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