B!誌の「オランダHM/HR」特集のレヴュー
・PICTURE「MARATHON」('87)
「通算7枚目、元VANDENBERGのシンガーだったバート・ヒーリンク参加後2枚目
にして、このバンドの最終作品。今回御紹介する UNDERCOVERの2nd同様
キーボードが絡む欧州独特のハード・ロックだが、今聴いても充分楽しめる
内容の濃さを持つ。特にB面トップに収録されている"We Just Can't Lose"は
シングル・カットにもなった極上のバラードで、個人的にはダッチ・メタル史上
で最も好きなナンバー。そんな秀作を含み、これだけのアルバムを作って
おきながら解散・・時代は彼等の味方ではなかったのだろう。
CDにもなっていたので、運が良ければ発見可能。」
これは個人的に最高に好みのアルバムであった。
Keyのフィーチュア度が高いメロディアスなHRで自分が好む要素満載。
CRAAFTの2nd「SECOND HONEYMOON」('88)の雰囲気に近い感じがしたが
CRAAFTほどハード・ポップ的では無く、もっとハードロック寄りの音。
FASTWAYの3rd「WAITING FOR THE ROAR」('86)のハードロック的な音と
ハード・ポップ的な、5th「ON TARGET」('88)の中間的な音。
・EAST COAST「EAST COAST」('88)
「キーボードを含む5人組で、BON JOVIをもっと都会的にして、産業ロックに
近づけたようなタイプ。如何にも欧州のハード・ロックという感じは希薄だが
何処となくジメっとしていて陰もあるし、と、やはりアメリカのバンドには
出せない哀愁が滲み出ている。発売当時は全くのノー・マークだったが
プロデューサーを VENGEANCEや HELLOISEでお馴染みのジョン・ゾネフェルトが
務めていることもあり、意外とメジャーな存在だった可能性は高い。中には
ブライアン・アダムス的な展開を持った曲もあり、当時のハード・ロック勢の
生き残りに賭けた苦労が伝わってくる。」
個人的には、BON JOVIは浮かんで来なかった。
渋い雰囲気の産業ハードロックで曲のレベルは高いと思う。
哀愁タイプのバラードが多く、それらの曲がとても好きである。
この渋い雰囲気が人によっては馴染めないかも。
リプロ盤らしきものが出ているので入手可能。
・MARTIAL LAW「EMERGENCY」('89)
「PICTURE解散後、シンガーだったピート・ラベルが中心になって結成した
5人組。プロデューサーにアーヴィン・マスパー、ミックスが"Wisseloord"
スタジオで行われるなど、当時のオランダの"粋"を尽くして作られたような作品。
'80年代晩期という時代柄、ポップな要素がかなり混入されているとはいえ
HELLOISE辺りに TREAT風の北欧味付けをしたような展開が素晴らしく、日本では
その名前すら知られていなかった事実に愕然とする。HELLOISEは実に素晴らしい
と思っているそこの貴方、'80年代ダッチ・メタルの隠れた逸品である
この作品も探してみてください。」
個人的には、OUTSIDE EDGEなどのハード・ポップ・メタル系を思い浮かべる。
しかしもっと疾走感があってHELLOISEに近いかも。曲のレベルは高いので
ハード・ポップ・メタル系が好きだったら、当たる可能性は高い気がする。
これもリプロ盤らしきものが出ているので入手可能。
この特集で他に気になるアルバムは
・RUBICON「LAND OF DREAMS」('92)
・UNDERCOVER「ALL LINED UP」('94)
といったところか。
RUBICONは、AOR-FMで1曲だけ試聴した感じだと好みかも。
B!誌のレヴューに「解散して最も悔やんだバンドの筆頭」と書いてあり気になる。
ただ曲数が少ないので、そこは個人的にマイナス。
UNDERCOVERは、PICTUREのレヴューで挙がっていたので気になった。
曲の出来、不出来があると書いてあるので、PICTUREほどではないかな?
他に自分が好きなアルバムで有名どころは
・TERRA NOVA「LIVIN' IT UP」('96)
・1st AVENUE「TEARS AND TRIUMPH」('92)
・ZINATRA「THE GREAT ESCAPE」('90)
・HELLOISE「COSMOGONY」('84)
というところ。
この特集で自分が一番好きなのはタイプは違うけど、PICTUREと TERRA NOVAかな。
・PICTURE「MARATHON」('87)
「通算7枚目、元VANDENBERGのシンガーだったバート・ヒーリンク参加後2枚目
にして、このバンドの最終作品。今回御紹介する UNDERCOVERの2nd同様
キーボードが絡む欧州独特のハード・ロックだが、今聴いても充分楽しめる
内容の濃さを持つ。特にB面トップに収録されている"We Just Can't Lose"は
シングル・カットにもなった極上のバラードで、個人的にはダッチ・メタル史上
で最も好きなナンバー。そんな秀作を含み、これだけのアルバムを作って
おきながら解散・・時代は彼等の味方ではなかったのだろう。
CDにもなっていたので、運が良ければ発見可能。」
これは個人的に最高に好みのアルバムであった。
Keyのフィーチュア度が高いメロディアスなHRで自分が好む要素満載。
CRAAFTの2nd「SECOND HONEYMOON」('88)の雰囲気に近い感じがしたが
CRAAFTほどハード・ポップ的では無く、もっとハードロック寄りの音。
FASTWAYの3rd「WAITING FOR THE ROAR」('86)のハードロック的な音と
ハード・ポップ的な、5th「ON TARGET」('88)の中間的な音。
・EAST COAST「EAST COAST」('88)
「キーボードを含む5人組で、BON JOVIをもっと都会的にして、産業ロックに
近づけたようなタイプ。如何にも欧州のハード・ロックという感じは希薄だが
何処となくジメっとしていて陰もあるし、と、やはりアメリカのバンドには
出せない哀愁が滲み出ている。発売当時は全くのノー・マークだったが
プロデューサーを VENGEANCEや HELLOISEでお馴染みのジョン・ゾネフェルトが
務めていることもあり、意外とメジャーな存在だった可能性は高い。中には
ブライアン・アダムス的な展開を持った曲もあり、当時のハード・ロック勢の
生き残りに賭けた苦労が伝わってくる。」
個人的には、BON JOVIは浮かんで来なかった。
渋い雰囲気の産業ハードロックで曲のレベルは高いと思う。
哀愁タイプのバラードが多く、それらの曲がとても好きである。
この渋い雰囲気が人によっては馴染めないかも。
リプロ盤らしきものが出ているので入手可能。
・MARTIAL LAW「EMERGENCY」('89)
「PICTURE解散後、シンガーだったピート・ラベルが中心になって結成した
5人組。プロデューサーにアーヴィン・マスパー、ミックスが"Wisseloord"
スタジオで行われるなど、当時のオランダの"粋"を尽くして作られたような作品。
'80年代晩期という時代柄、ポップな要素がかなり混入されているとはいえ
HELLOISE辺りに TREAT風の北欧味付けをしたような展開が素晴らしく、日本では
その名前すら知られていなかった事実に愕然とする。HELLOISEは実に素晴らしい
と思っているそこの貴方、'80年代ダッチ・メタルの隠れた逸品である
この作品も探してみてください。」
個人的には、OUTSIDE EDGEなどのハード・ポップ・メタル系を思い浮かべる。
しかしもっと疾走感があってHELLOISEに近いかも。曲のレベルは高いので
ハード・ポップ・メタル系が好きだったら、当たる可能性は高い気がする。
これもリプロ盤らしきものが出ているので入手可能。
この特集で他に気になるアルバムは
・RUBICON「LAND OF DREAMS」('92)
・UNDERCOVER「ALL LINED UP」('94)
といったところか。
RUBICONは、AOR-FMで1曲だけ試聴した感じだと好みかも。
B!誌のレヴューに「解散して最も悔やんだバンドの筆頭」と書いてあり気になる。
ただ曲数が少ないので、そこは個人的にマイナス。
UNDERCOVERは、PICTUREのレヴューで挙がっていたので気になった。
曲の出来、不出来があると書いてあるので、PICTUREほどではないかな?
他に自分が好きなアルバムで有名どころは
・TERRA NOVA「LIVIN' IT UP」('96)
・1st AVENUE「TEARS AND TRIUMPH」('92)
・ZINATRA「THE GREAT ESCAPE」('90)
・HELLOISE「COSMOGONY」('84)
というところ。
この特集で自分が一番好きなのはタイプは違うけど、PICTUREと TERRA NOVAかな。