ウィステリア家具工房 ブログ

東京都あきる野市にて無垢材で家具を作っているウィステリア家具工房。仕事や趣味、日常の事を写真を添えて書き綴っています。

募金箱 (知床100平方メートル運動の森・トラスト)

2017-06-01 12:58:12 | 日記
過去にブログでも書いた事がありますが、募金箱を設置し、細かい仕事の場合は料金は頂かずにお気持ちを募金箱に入れてもらう活動をしてました。

募金はウィステリアの仕事にも関連する森林育成等の活動をしている環境保護団体 北海道斜里町の『100平方メートル運動の森・トラスト』 過去2回募金しています。

募金箱しばらく続けていたのですが、お客さんも少し困っている様なので、1時間/3,000円(20分で1,000円)と言う作業料金を設定したので募金箱は埃が積もっておりました。

あれから3~4年は経つかな? 

数日前に100平方メートル運動からのお手紙が届いたので、埃を掃って募金箱を開けてみたら1,500円入っていました。

よい機会なので3,500円足して1口分5,000円 募金させて頂きました。

その時に送られてきた『しれとこの森通信』と言う冊子を見ると、最近は植樹・森林再生だけではなく河川の復元活動にも力を注いでいる様です。

サクラマス(降海型ヤマメ)を増やす活動です。

なぜ、この活動に共感したのかには理由があるのです。 

20代の半ば2ヶ月程この運動の町 斜里町のウトロに住んでいたのです。バイク乗りの人なら分かると思うのですが、簡易宿泊所の様な形態のライダーズハウスと言う宿のお手伝いを夏の一時期していました。

その時、暇な日中に趣味の渓流釣りで入った小さな川に何箇所も砂防ダムがあるのです。下流に人工物がなく、極稀に来る釣り人以外に人の気配もない川にコンクリートの滝が無数に・・・。

きっと土建業者の仕事を作る為に税金を投入したのでしょう。 誰の目にも触れないところなら文句も出ないと考えたんじゃないかな? 吐き気がしてきた事を思い出します。

そんな川にヤマメは住んでいません。川と海とを行き来するヤマメにはコンクリートの滝を登る事は出来ないのです。

釣れるのは小さなオショロコマと言うイワナだけ。

北海道の先端の大自然 って思っていた知床にも人間の手は入っていて、生態系に大きなダメージを与えていたのには驚きで、魚食のシマフクロウが減った原因はこれなんだっ!!て感じました。

そんな経験があったので河川改修工事の状況は自分の目で見て酷さを実感してたのです。

できることなら保護活動以外の河川にも目を向けて欲しいと思っています。


これまで個人的に2~3回募金し、ウィステリアとしても2回募金させてもらっています。

毎回1口 微々たる金額で恥ずかしいけど、一助になれば嬉しい。




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