お客様の思い出の詰まった旧家の解体で出た軒桁を使ってスツールを作りました。
お持ち込みして頂いた古材は杉丸太
当工房で 高圧で洗浄し、帯鋸で製材、2年乾燥期間をおいて製作。
杉なので節は仕方なし、一部釘跡が残ってしまいましたがそれも古材の味で思い出でしょう。
お客様の希望をお聞きしてデザイン致しました。
製材が先で設計・デザインが後なので木取りに苦しみましたがご希望通り5脚のスツールが完成しました。
お客様の思い出の詰まった旧家の解体で出た軒桁を使ってスツールを作りました。
お持ち込みして頂いた古材は杉丸太
当工房で 高圧で洗浄し、帯鋸で製材、2年乾燥期間をおいて製作。
杉なので節は仕方なし、一部釘跡が残ってしまいましたがそれも古材の味で思い出でしょう。
お客様の希望をお聞きしてデザイン致しました。
製材が先で設計・デザインが後なので木取りに苦しみましたがご希望通り5脚のスツールが完成しました。
先日、家具が完成して塗装をしよう塗料棚をみたら下塗り用オイルが残りが1つ(500ml)になっていたので慌てて塗料屋さんから購入しました。
ついでに残り少なくなったウレタン艶消し塗料も発注。
まず、オイルの方ですが4L缶を買って小分けにします。
大きい缶のままだと空気に触れて変質しやすくなるので500mlのペットボトルに移し替え。
次に2液性ウレタン塗料ですが、専用の薄め液も一緒に購入。
これも4L缶 小分けはしないのですが、ガンの洗浄にも使います。以前はスプレーガンやカップに直接ドボドボ入れてウエスで拭いたりして使っていたのですが、かなり洗浄で量を使ってしまいます。
もったいないなぁ~って思っていましたが、YouTubeで塗装のプロの仕事を見てたら溶剤対応のスプレー容器があり、ウレタンシンナーにも対応との情報を得てスプレー容器を買って使ってみましたが、これまでの1/3程度の量ですみ洗浄時間も短縮。
やっぱりプロの小技は凄い。経験だよね。
今は簡単に情報が入り、便利な時代になりました。YouTuberさんありがとう!!
定番家具の改良を行いました。
定番と言っても、しばらく在庫切れのスツールを少し変えて製作しました。
まず、『丸脚スツール』と言う名前でHPに載せていたスツールの寸法を変え、材質を座面クルミ脚部ウォールナットに変更して製作。
寸法はD465×W300×H420
座面の胡桃材 形を強調するために柾目を使いました。
次にクルミの耳付材で作ったスツール
HPには載せてませんが、スツールに程良いサイズの耳付材が入手出来た時、たまに作ってました。
今回は片耳材をハギ合わせて座面を製作したもの。
脚は八角形です。
お部屋の中に自然を感じられるこんなスツールが1個あっても悪くないと思います。
腰掛けとしてじゃなく何かの台として使ってもよいでしょう。
家具製作では欠かせない作業に “ハギ合わせ” と言うモノがあります。
今の時代、幅広い一枚板だけで家具を作るのは難しいので、幅の狭い板を接着して大きな板を作ります。
それをハギ合わせと言っております。
接着材の特性で接着面に強い力で圧力を加えないと強固に接着出来ないのです。
その加工ですが、通常の板なら難しい事はありません(プロ なら)
↓ こんな感じ
でも、耳付き材と呼ばれる樹皮が付いた板の場合はちょっと面倒なのです。
直角じゃないのでクランプによる圧締ができない!!
いろいろな方法があるのですが今回はこんな治具を作ってみました。
↓ これが耳
こことピッタリになるように角材を削ります。
左右4か所 合計8か所を測定して木片を作り、MDF4mmでサンドイッチ。
一方向に反らない様にクランプを交互にかけて圧諦します。
なかなか面倒な作業だけど仕方ない。
木工とは手間の掛かる仕事なのであります。