中国語の仲間達と一緒に 昼食会 をすることになった。 知人が経営するＹ市の中国レストランまでおよそ一時間。 楽しいおしゃべりをしながら
行った。 Ｙ市はたびたび訪れているが、この ルート で行くのは 初めてだ。
Ｙ市まで運転をして道案内をしてくれたのは、Ｋ氏だった。 Ｋ氏はすでに８０歳だが、ちょっと見には、６０歳を少し越したぐらいにしか見えない。 運転 も考え方も非常にしっかりした人だ。 改めて感心する。
桜の花は、もうどこも散りかげんであったが、まだ少し残っており、あちこちに色とりどりの 春の花 がきれいに咲いていた。 目的の中国レストランはすぐにわかった。 ランチメニュー を注文し、皆で
分け合いながら、楽しく食事をした。 どの料理もとても美味しかった。 健康を気遣って、食事を 自ら 制限
しておられる人もいたが、中国人のＬ氏はあまり食べなかった。 日本の中国料理は 日本風 にアレンジ
してあり、本場の味とは、かなり違うらしい。 中国北部出身のＬ氏には、日本の中国料理は、 本場 に比
べるとかなりあっさりしていて、物足りないらしい。 私たち にとっては、 花茶 も デザート も とても
美味しかった。 中国語の 辞書 をひきながらの会話もとても楽しかった。 食事のあと、近くの 農園
でチューリップ畑を見ながら帰るつもりだったが、時間の都合で取りやめにした。 ご夫妻は５日後にはもう
中国に 帰国 されるらしい。 別れを惜しみながら、帰途の平安を祈ってお別れした。
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