群ようこ著「妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子」読みました。
女流作家で女性問題の相談員などもしていた平林たい子という女性の生涯が描かれてますが意外な面や、なぜ妖怪なのかなどさすが群ようこは肩肘張らずに読ませるのです。
それにしても平林たい子という人が私のイメージしていたのと違ってこんな人だったの!?と驚きです。
平林たい子はフェミニストに近いのかと勝手に思ってましたが結婚にこだわり、男にはやはり妻より稼いで欲しいと思っているし自分の方が有名なため夫を何者かにしてやりたいと腐心するなどけなげな女性だったようです。
親近感がわいた反面当時としてはごく普通の女性の考え方だったのでしょうがそこにちょっとがっかりもしました。
同じ著者の書いた林芙美子の生涯をたどった「餓え」も読みましたが「餓え」に出てくる平林たい子像は芙美子に比べてしっかり者のように読めたのでよけいに「妖精と・・・」のたい子像に意外な感じを受けたのだと思います。
人物伝はお気に入りの作家が書いたものだと心にすっと入ってきてためにもなりますね。
女流作家で女性問題の相談員などもしていた平林たい子という女性の生涯が描かれてますが意外な面や、なぜ妖怪なのかなどさすが群ようこは肩肘張らずに読ませるのです。
それにしても平林たい子という人が私のイメージしていたのと違ってこんな人だったの!?と驚きです。
平林たい子はフェミニストに近いのかと勝手に思ってましたが結婚にこだわり、男にはやはり妻より稼いで欲しいと思っているし自分の方が有名なため夫を何者かにしてやりたいと腐心するなどけなげな女性だったようです。
親近感がわいた反面当時としてはごく普通の女性の考え方だったのでしょうがそこにちょっとがっかりもしました。
同じ著者の書いた林芙美子の生涯をたどった「餓え」も読みましたが「餓え」に出てくる平林たい子像は芙美子に比べてしっかり者のように読めたのでよけいに「妖精と・・・」のたい子像に意外な感じを受けたのだと思います。
人物伝はお気に入りの作家が書いたものだと心にすっと入ってきてためにもなりますね。