宇江佐真理著「無事、これ名馬」読みました。
武家の嫡男太郎左衛門が7歳で火消し頭取吉蔵に「男の道」を教えてもらいたく弟子入りする物語。
やがて成長し祝言を挙げる太郎左衛門を見届け吉蔵が息を引き取るラストまで感動のお話でした。
とかく親は子に多くを望みがちで太郎左衛門の特に母親は泣き虫の息子が不甲斐なくて仕方ない。
太郎左衛門も親の期待に応えようと吉蔵に弟子入り。
でも父親が吉蔵に言う「無事、これ名馬」と息子の太郎左衛門を褒める場面に愛情を感じさせます。
手柄など無くても成績がどうでもさしたる病もせず傷も負わず真面目にお務めを全うし平凡だけどしあわせな人生が一番と言う。
わかってはいてもいつの間にか忘れて子に多くを望んでしまう自身を深く反省してます。
また吉蔵の娘のお栄が思いを寄せていた金次郎との悲しい別れには涙々でした。
武家の嫡男太郎左衛門が7歳で火消し頭取吉蔵に「男の道」を教えてもらいたく弟子入りする物語。
やがて成長し祝言を挙げる太郎左衛門を見届け吉蔵が息を引き取るラストまで感動のお話でした。
とかく親は子に多くを望みがちで太郎左衛門の特に母親は泣き虫の息子が不甲斐なくて仕方ない。
太郎左衛門も親の期待に応えようと吉蔵に弟子入り。
でも父親が吉蔵に言う「無事、これ名馬」と息子の太郎左衛門を褒める場面に愛情を感じさせます。
手柄など無くても成績がどうでもさしたる病もせず傷も負わず真面目にお務めを全うし平凡だけどしあわせな人生が一番と言う。
わかってはいてもいつの間にか忘れて子に多くを望んでしまう自身を深く反省してます。
また吉蔵の娘のお栄が思いを寄せていた金次郎との悲しい別れには涙々でした。
