情報ネットワークにおける情報処理の方法に、集中処理と分散処理とがある。集中処理は、大型コンピュータなどをネットワークの中央に配置し、全ての情報処理をこの大型コンピュータで処理する方法であり、分散処理は複数のコンピュータにより分散して処理を行う方法である。
今日のインターネットは、1960年代に米国国防総省の高等研究計画局(Advanced Research Project Agancy; ARPA)で研究が開始されたコンピュータネットワークARPA-netから発展したものである。このARPA-netは中枢となる特定のコンピュータを持たない分散型ネットワークであるが、その背景には、冷戦時の核攻撃を想定して、一部が攻撃を受けても破損した箇所を迂回して必要な情報通信機能を維持させる意図があったと言われている。
企業などの組織における情報ネットワークは、業務内容や制約条件に応じて集中処理と分散処理とが使い分けられている。集中処理を採用している例としては、銀行や生命保険、電力会社などがある。データの不一致を防ぎ、多くの支店や営業所で同じデータを共有する必要があるため、中央にホストコンピュータを設置している。
分散処理の例としては、本店と支店とで個別にホストコンピュータを設置し、個別に処理を行うケースなどがある。データの不一致が大きな問題とならず、個別の処理が可能な場合には、分散処理が適用できる。負荷やリスクが分散化され、安全性が高くなる。
「からだは一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つである」(ロマ書12:12)
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(今日のお弁当)
鯖の辛味焼き
ひまわりサラダ
煮物
浅漬け
(以上、ワーカーズコレクティブ樹)
(今日の夕食)
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