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わたしは、すでに自身を犠牲としてささげている。わたしが世を去るべき時はきた。わたしは戦いをりっぱに戦いぬき、走るべき行程を走りつくし、信仰を守りとおした。今や、義の冠がわたしを待っているばかりである。彼の日には、公平な審判者である主が、それを授けて下さるであろう。わたしばかりでなく、主の出現を心から待ち望んでいたすべての人にも授けて下さるであろう。(テモテ後書4:6-8)
2004年12月30日の早朝、ミャンマーの僻地(当時)ピンマナで、この聖句を読んだ。読みながら、われらの巡回診療団の団長 廣瀬誠医師(小児科医)の決別の言葉と思った。
その直後の朝礼で、わが団長はマタイ伝25章を引いて、「いと小さき者へ」と題する説教をした。それが最後のあいさつとなった。
彼の召天の10ヵ月後、ミャンマー政府は、彼が前後14年間マラリヤの駆除に努めたピンマナの地を、新首都と宣言し、大規模な遷都を開始した。
遷都はまだ未完である。少なくとも5年は掛かるという識者も居る。1年経過した現在も、道路、上下水道、電気などインフラ整備が進行中である。病院も建設中であるが、マラリヤ治療は中断されている。
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(今日のお弁当)
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(今日の夕食)
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