環境アセスメントとは、工業団地の造成や都市開発などを行う場合に、その結果として自然環境に与える影響を事前に調査することである。
日本では、環境アセスメントの手続きを定めた環境影響評価法(1997年6月公布)において、必ず環境アセスメントを実施しなければならない事業(第一種事業)と、環境アセスメントを実施するか否かの判定手続き(スクリーニング)が必要となる事業(第二種事業)が定められている。
大気、騒音、水質、土壌などに関しては、環境基本法に基づく環境基準として、健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい定量的な基準が定められている。水質の基準を例にとると、人の健康を保護するものとして、重金属や有機塩素系化合物、農薬など26項目が挙げられており、生活環境の保全については、水素イオン濃度、溶存酸素量、浮遊物質量などが挙げられている。
現在では、戦略的環境アセスメントの考え方が広まっている。戦略的環境アセスメントとは、政策(Policy)、計画(Plan)、プログラム(Program)の3つのPを対象とする環境アセスメントであり、事業に先立つ上位計画や政策などのレベルで環境への配慮を意思決定に統合するための仕組みのことである。
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(今日のお弁当)
ゴボーご飯
煮物
魚の塩焼き
酢の物
(以上、ワーカーズコレクティブ樹)
(今日の夕食)
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