士(侍:サムライ)には元来「文士」と「武士」とがあった
韓国ではこれが両班の元となったが、日本では武士のみ残った
科挙による文士は残らず士道は体育会系の武士道のみになった
サムライは清廉・潔白・正直が肝心要、金メダルの数とは無縁、
(追補)
文士の伝統が伝わらなかったのは日本人総体の価値観に起因する
実業の世界では「勝つ」ことのみ意味があり負けるが勝ちは無い
メダルの数や勲章のランクや利益率や検挙率こそが成績となって
清廉・潔白・正直は二の次・三の次。さて技術士はサムライか?
宗教が尊いのは現実世界の外に価値を探究するからである
商売繁盛や怨敵必滅等は地上の人間の欲求の単なる抽象化
金銭(マモン)を求める現世利益宗教をマモニズムと呼び
信仰を現世の損得に利用する聖職売買をシモニズムと言う
(E・ジンメル「貨幣の哲学」より)
商売繁盛や怨敵必滅等は地上の人間の欲求の単なる抽象化
金銭(マモン)を求める現世利益宗教をマモニズムと呼び
信仰を現世の損得に利用する聖職売買をシモニズムと言う
(E・ジンメル「貨幣の哲学」より)