老後の楽しみ

もうすぐ嫁に行く娘に写真を持たせてやろうと思い、
古い写真をガサゴソと引っ張り出してきました。
デジカメを使い始めたのは８年前だから、
当然それより前はフィルムをプリントしたものです。

末っ子の次男にはデジカメの写真がたくさんありますが、
長男長女の小さい頃の写真はすべてがプリントの写真。
ネガもそこそこ残っているとは言え、
手元になくなるのも寂しいので
思い切ってスキャナーで取り込んでしまおうと作業を開始しました。
　　　　　　　　　　　　　　

ところがこれがまたいろいろ大変。
保存形式をどうしようか？
フォトエレメントのpsdだと扱いが面倒かもしれないし、
jpgだとコピーする度に画質が落ちるけど、bmpじゃサイズが大きすぎる。
たぶん800枚以上になりそうだからとりあえずjpgで。

準備が整っていざ始めるとこれがまたいっこうにはかどりません。
「あー、このときは・・・」とか「うわぁ、懐かしぃ」と一枚一枚手にとって
思い出にふけってしまうのですから。

そして何よりも大変でとっても楽しいのが、
取り込んだ写真に日付を入れる作業です。

写真を見て
「これは幼稚園の年長のときの音楽会だから○○年の9月かな」などと
分析と想像を働かせて写真の日付を書き直すことはとても面白いです。

子供が大きくなって写真をなかなか撮らせなくなってきたときに
「君たちのビデオや写真を見て昔を思い出すのがパパの老後の楽しみなんだから」と言っていましたが、
もうそんな歳になってしまったのでしょうか？
気が遠くなるような作業ですが、これ自体「老後の楽しみ」になりそうです。

でも「老後」にはまだだいぶ時間があるので、
睡眠時間を削って夜な夜なやるようになるんでしょう。
いつになったら完了するのでしょうか？