去年から私の周りでは、「30年ぶりのクラス会」ばやり。去年大々的にクラス会を開いた後、毎月のように10人前後で「小クラス会」を開いているようです。
付き合いの悪い私のところにも、その盛り上がりを見せびらかすように写真が送られてきますが、その中の一枚にハッとしました。
あの人が映っていました。
あの頃の面影を残して。
逢えなくなってから、どれほど苦労をして忘れようとしたことか。いつも「今の自分はあの頃に根っこがあるんだ」と信じて、あの頃同じ時間と空間を過ごしたあの人を、ずっと想っていました。ようやく思い出すこともなくなってきたのに・・・。
クラス会の名簿には、今の連絡先も書いてありました。
電話だけでもしてみようか?
声だけでも聞いてみたい。
でも、でも、私が逢いたいのは、あの頃のあの人。
きっと逢ったら後悔してしまうでしょう。女々しい思いは、今までどおり心の奥底にしまっておきましょう。
松任谷由実の「雪月花」は悲しすぎて聞けません。
付き合いの悪い私のところにも、その盛り上がりを見せびらかすように写真が送られてきますが、その中の一枚にハッとしました。
あの人が映っていました。
あの頃の面影を残して。
逢えなくなってから、どれほど苦労をして忘れようとしたことか。いつも「今の自分はあの頃に根っこがあるんだ」と信じて、あの頃同じ時間と空間を過ごしたあの人を、ずっと想っていました。ようやく思い出すこともなくなってきたのに・・・。
クラス会の名簿には、今の連絡先も書いてありました。
電話だけでもしてみようか?
声だけでも聞いてみたい。
でも、でも、私が逢いたいのは、あの頃のあの人。
きっと逢ったら後悔してしまうでしょう。女々しい思いは、今までどおり心の奥底にしまっておきましょう。
松任谷由実の「雪月花」は悲しすぎて聞けません。
私は、30年前のあの人に会ったことはありません。でも、22年前に初めてあの人に会ってから、不思議なほどに偶然の出会いが重なりました。職場が離れても、私が結婚しても、引越しをしても・・・必ず再び接点が。
「神様のいたずら」かと思うような数々のエピソード。文才があったら、小説にしたいくらいです。
今は、毎日会えるような環境ではありませんが、あの人とは、今でもずっとつながっています。