洋裁のコツ 流行をどう取り入れるか

流行をどう取り入れるか

自分の生活が、どのような具合かで、この流行をどう取り入れるかは、自分の服作りに大切なことですね。

今流行のビックな服装ですが、家にいる時間が長い主婦なら、動きやすいかどうか、もたつかないかどうか、それが大切なことになります。

ですからビックな服装は、外出時に限られると思います。

ワイドパンツは家事には向かないのです。結局はジャージで過ごすということになってしまい、おしゃれから遠のき。それはもったいないと思っているのです。

動きやすい服装は、適度なゆるみと、もたつかないことも大切です。

ワンピースもビックになっていますが、しゃがんだ時に、自分の前に風船のように膨らんでしまうのも、困ったものです。笑

家でどのように過ごすかは、人によると思います。流行のものを着たいという年齢もあるでしょう。私は、自分中心になって考えています。

動きやすい服装、でも流行をどう取り入れるかは、私もいつも考えています。

スカートも、長めのベルベットのフレアーのきれいな物を私は譲りうけて履いていますが、これはショッピングセンターにいったり長時間外出するときのおしゃれ用にしています。家に帰ると普通のパンツに着替えています。

ですから、普段家で履くスカートは適度な物、ということになりますね。

ロングスカートも3枚程ありますが、すべて外出用です。

今何がほしいのか、どこで着るのが欲しいのかは、常に考えて作ります。

ロングからミディ丈に直したものもあります。

ミディ丈のスカートは以外と重宝しています。

 

 

 

 

 

捨てないで良かった、ウールのセーター

どうしてこんないい事に気づかなかったのか、とても快適なんです。

パジャマの代わりにウールの着なくなってしまったセーターを着る事にしたのです。

暖かさは、抜群です。流行の薄手のウールではなく、しっかりしたウールですが、薄手のウールも気温があがれば、あるいは部屋の温度が高ければ、快適に過ごせるでしょう。

カシミアのセーターも、穴があって普段に着れないものでも、大丈夫です。

首には、大判のハンカチーフか、薄手のタオルをして汗や臭いを防いで、洗濯し、セーターは毎日は洗いません。１週間に１度でいいと思います。

下着のシャツは、綿１００の夏物で、サイズが大きめの物がお勧めです。ゆったりとしたほうがリラックスできます。

捨てようか迷っていたセーターに意外な使い道がありました。

やはり天然繊維のものは、大切にしましょう！

 

洋裁のコツ シャツのヨークについて

Yシャツを手作りする人は、もうあまりいないかもしれませんが・・・

シャツのヨークについてですが、昔とは変わってきているようですね。

ヨークとは後ろの肩から前までの切り替えになっている部分のことです。

紳士用の背広のYシャツを考えるとヨークがわかりやすいと思います。

そのヨークは、実はバイヤスで2枚の布で作ります。バイヤスで作ると、肩の動きが楽になります。

ヨークのデザイン性からか、バイヤスで作ることが普通ではなくなりました。

実は着心地からいいますと、やはりバイヤスで仕立てた方が、ずっと着心地がよいものです。

肩の丸みをキレイに覆い、布の性質をよく考えられたのが、バイヤスだと思います。

紳士用のYシャツは、デスクワークがほとんどだと思いますから、今はバイヤスではないものがほとんどですね。

でもカジュアル、普段に着るものなら、私はヨークの部分はバイヤスで仕立てた方が、後悔が無いと思いますよ。

夫人物では、後ろ見ごろが1枚の仕立てのものも、ありますが、ニットでない布地を使ってシャツを作るときには、動きやすいものがいいと私は思っています。

ファッションではデザインを優先するのか、着心地を優先するのかは、よく考えて作られるといいと思います。

最近はゆるみのある服が出回っていますが、このような場合でも、バイヤスで仕立てると、肩に服が乗った時の着心地は、年齢と共にわかるようになりました。たぶんそれは肉が付いたからでしょうけれど。笑

 

洋裁のコツ はかなくなったスカートのリメイク

スカートを履くことが、めったになくなりました。

好きな布地でつくったスカートが、何年もクローゼットに入っています。

秋冬もののスカートで、何ができるかと考えたのですが、

それはベストに直して着ることです。

若い時に、私は赤いチェックのスカートを持っていましたが、結婚後にそのスカートをベストに変えて、もっているスカートと合わせて着る事をしていました。

長い間を経ても、手触りの良い布地はもう出会うこともありません。

ですから、私はこのスカートをベストにしようと思っているのです。今はまだボランティアで忙しくしていますから、きっとその時間がくればと、今は想像している段階なのです。

クローゼットの中を見て、パンツと合わせる、同じ同系色のスカートを隣り合わせて、今はニンマリしているところです。

ウール１００％はデパートでしか、見かけなくなりましたし、年々とても高価になっているように思います。

何よりも、好きなものをまた蘇らせることが出来たら、うれしくなりますよね。

 

 

 

 

衣替え 開けない箱 年を取るって素敵！

急に寒くなって、気づいたら衣替えですね。

私は衣替え用の衣装箱は、茶箱にしています。何十年も前のものですが、この茶箱は一生物だと、思います。

衣類に湿気を寄せ付けない、抜群なんです。もともとはお茶屋さんがお茶の葉の質が変わらないように作られたものですから、見た目はかなり良くはありません。でも最近はどうでしょうか。リメイクして自分の素敵な茶箱にしている人も多いようですね。

私もキレイな壁紙をホームセンターで見つけて張り直しています。クローゼットに2個入っていますし、和室にも2個あります。

衣替えの時には、衣類の処分をするようにしていますが、処分というのは、私にとっては、身を切られるような思いがするんです。

今の時期ですと、夏物はすべてしまいます。出すときに処分を決めます。

それでも処分する物と、とって置く物の区分けは、どうするのかと言いますと、

１．肌触りを基準にする。（買ってみて肌触りの悪かったものは処分）

２、色がｙとても気に入っているもの。（その色に次に出会えたら処分）

３、色合わせの相方がないもの、（色だけでなく、デザインもないなら処分）

４、今期限りと思って着ること（お気に入りだと思い込んでいるだけかもしれないので試してみてから処分を決める）

５、古くても絶対に捨てられないものは、開けない箱にしまう。開けない茶箱に入れて、季節ごとに衣類の虫よけを入れておきます。絶対に捨てられない物は、ウール、絹、麻や綿に限ります。天然素材のものは、私にとっては価値があります。

 

もうひとつ、最近流行のパンツですが、家事をするときには、細めのパンツの方がやり易いですよね。ですから、家事用には必要だと思いますし、すぐには捨てないです。

また程よい履きやすいパンツの定番が、長年作り続けてくると、これが一番いいと思うようになりました。

この夏履いていた、私の作ったパンツを長男がめずらしく褒めてくれました。イタリアの布地で、これは綿とポリウレタンの混紡でしたが、この布地はとても涼しく快適で（ポリウレタンが使われているのを忘れてしまうほど涼しかったのです）柄が縦になっているので、細く見えるようなんです。全体にぼかした大柄が広がっているのですが、目の錯覚のように、縦に走る明暗があり、プリントの柄としては、とても良かったと思っていますし、流行に左右されない定番の型紙で、作っておいて、大正解でした。

 

太目のパンツを履いて、少し恥ずかしかった数年間を「開けない箱」に入れて置き、この夏また復活した麻、麻綿混のパンツが履けたのは、うれしいことでした。

歳をとっても、「派手？」なんて考えないで、好きなものを着ます。

私が以前一緒の洋裁サークルでの、お姉さんの一人から影響を受けた素敵な言葉です。

「これからは、好きな物を着ていいのよ。そういう歳になったのよ。自由でいいの。」

歳を取るって、素敵！

 

 

 

洋裁のコツ 第一ボタンの増し芯とYシャツの前たての芯

増し芯とYシャツの前立ての芯

最近は、芯地が全体的に薄い物をつけるようになりました。

たとえば、前開きのブラウスを作る時には第一ボタンの部分に、さらに芯を追加して張るといいです。だいたいボタンの位置の上下に＋3センチ位あればいいでしょう。そうすると、ボタンをかけた時に、端がめくれてくるなどを防ぐことができます。

襟のあるなしに、関わらずこの「増し芯」をする事で、端がしっかりして、着るとキレイに着ることができます。

これはジャケットや前開きのワンピースも同じようにすると、張りがでてしっかりとし、キレイなジャケット・ワンピースができます。

ブラウス・ワンピースの芯は、薄いものが着易いですから、私はこの方法をしています。

また、Yシャツ類を作る時にも、前立て・見返しを布地を芯地の代わりに折り込んで使うのは、芯地の代わりにはならないのです。（既製品もそうしている物があります）

これは作ってみて、私の失敗の結果です。やはり前立てには芯地を張ると、洗濯をしても、アイロンがけをしなくても、ピシッとしています。シャツ類を作る時には、ブラウスよりも少し厚い芯にします。

芯地には芯地の役割があります。面倒でも芯地をつけた方がいいでしょう。

 

 

洋裁のコツ ポケットを付ける時のゆるみ

昔習った洋裁のコツです。

ポケットを付ける時に、ブラウス以外のものでは、ポケットの口にゆるみを

いれます。全寸法の5ミリほどでいいので両側の印からポケットを付ける時に移動して縫います。（片側、2.5ミリ内側に移動）ゆるみは口の部分だけで、下は寸法どうりでいいです。

例えば、パンツの後ろのポケットも、ゆるみがあると、手を入れやすいのです。小さなことですが、これを忘れたとき、口のゆるみは必要だとわかります。

ポケットの口には、伸び止めのテープ、あるいは薄手の芯地を貼ります。

貼り付けポケットのジャケットの場合も同じようにします。

最近の本には書かれていないようですが、昔はこんな工夫がありました。

ブラウスの胸のポケットなどは、薄手の布地ですから、このやり方は必要ないですし、しない方が、アイロンもかけやすいです。　

 

 

 

 

洋裁のコツ ブラウスの胸のポケットの位置とダーツの位置

ブラウスを作る時に、胸ポケットの位置はファッション雑誌の型紙どおりにしなくても、いいと思います。

私は身長がないので、胸のポケットの位置を上にずらしています。そうすると、多少の見た目のポイントが上に来て、キレイに見えます。

普通はバストポイントのあたりと決まっているらしいのです。私は見た目で上にポイントを置きたいので、それでポケットは上にずらしているのですが、これはとても気に入っています。

またポケットの大きさも自由に変えることも可能なのは、自分で作るからできることですね。

ストライプの布地で、作ったブラウスは、バストのダーツをたたんで、バストポイントから真っすぐ下にダーツが来るようにしました。裾がかなり開きますが、そうするとダーツを縫うとダーツの両側のストライプが斜めになって、ストライプのデザインが素敵になりました。

そして、ポケットも少しだけ小さめにして、ストライプをナナ目にして、楽しんで作っています。

 

 

麻の布地でエプロンを

叔母に頂いた古い麻の布地がありました。もともとは夏のブラウススーツにするつもりだったのでしょう。3メートルもありました。それで私は姉と妹と私用に、3枚のエプロンを作りました。

腰につける紐は市販の紐を使いましたが、出来上がって見て、夏に使うととても涼しくて過ごしやすいです。

洋服も過ごしやすい布地で作りますが、麻のエプロンの過ごしやすさを体験しています。つけていないように、感じる程です。

夏用の布地と言えば、木綿なら楊柳の布地も涼しいですね。

最近は楊柳の布地も、あまり見かけなくなり、寂しい限りですが、こちらはカーディガンにして、羽織ると涼しくて着心地もいいです。

また、夏のパジャマになっている薄手の楊柳の布地ですが、これをすてきな柄いき、モダンな色を使ってくれれば、きっと過ごし易くていい物が出来るとおもいました。

 

【動画】Denim Jackets For Men: 5 Jean Jacket Outfit Ideas

Denim Jackets For Men: 5 Jean Jacket Outfit Ideas

♬シンプルで、すてきですね。

【動画】5 Ways To Wear A Navy Suit | Classic Men's Style Lookbook

5 Ways To Wear A Navy Suit | Classic Men's Style Lookbook

♬パーフェクト！素敵ですね。いつもレディスばかり見ていましたが、メンズはどうかなと、探して見ました。シンプルですがどれも素敵で、参考になります。ありがとう！

洋裁のコツ Tシャツの前にタックを

Tシャツの前にタックを

 

近頃のTシャツは、前のウエストに「入れ込む」という着方があるようです。

この入れこむ着方は、主婦の日常には、快適とはいいがたく、

その一方で、前がカーブして上がっているものは、裾幅が広がっていて、これもまた、私には似合いません。

私も以前からもっているものを、生かそうとして、あれこれ考えてみました。

その結果、Tシャツの裾は、そのままにして、ウエストより下の部分で裾に平行してタックをとり、ミシンをかけました。ミシンはだいたい20センチ以内です。

タックの寸法は6センチになり、3センチの折り返しとなりました。

肝心なことは、お腹の出っ張りが、めだたないようにしなければならないことでした。

裾線が、お腹の出っ張りと同じになると、お腹のでっぱりが目だってしまいます。

ですから、裾線はお腹の出っ張りを丁度隠せる位置にします。

そうして、着ると、アラ、アラ、素敵になりました。

ほんの少しですが、流行を取り入れるのは、楽しいですね。

 

洋裁のコツ ワイドパンツの丈は、靴を履いて決める

ワイドパンツの場合では、鏡の前で靴を履き、それから丈を決めましょう。

ワイドパンツの場合は、靴の甲の部分にすれすれで、たるみのない方がキレイです。鏡の前に、新聞紙などを置き靴をのせて、試着します。靴のヒールによって、多少ちがってきますので、この色はこの靴、と固定しておくといいと思います。

私も前の流行の時のパンツをとってありましたが、靴のヒールが低くなり、裾上げをしています。パンツがきれいに見えるのは、たるみがない方がキレイだと思いますが、垂れている流行もまた出てくるかもしれませんね。

家ではわかりにくくても、外出先で、もし全身の写る鏡を見る機会があれば、チェックしてみると、いいと思います。外出先のチェックはなかなかシビアに自分を映してくれます。不思議ですね。ですからそのチェックを元に直すこともあります。

また、最近はもっと丈を短くして履く人もいるようですので、その場合はお好みの丈にしてください。

 

洋裁のコツ お店で購入したパンツの裾の解き方

お店で購入したパンツの丈やスカートの丈を、直す時など、ミシンで縫われたまつり糸を簡単に解く方法があります。

パンツの裾を左手に持ち、布と布の間の糸を切ります。2・3センチ切るといいです。縫い代から少し外れた所を切るといいですよ。

 

手前の切られている糸を、布と布の間から出してください。何本かそれを指で挟むようにして、上に伸ばしてみてください。

すると、軽い糸が見つかると思います。動く糸をそのまま引っ張っていくと、一本の糸がみるみるとほどけて行きます。

裾上げのミシンの糸は1本で縫われていますので、これでキレイにミシン糸はほどけて終了です。

また縫製の段階では、ほどけないように、股下側の裾に2度縫いをしてあるのが普通です。ですから股下側の縫い代には、ミシン糸が残っていると思います。同じように、指で挟んで持ち上げてください。

この方法を知ると、簡単に直しができますよ。

 

 

 

洋裁のコツ クリーニングに出す時のラベル

クリーニングに出すときに、業者は洗濯のラベルがない事で困るようです。

それで私は、出来上がったものに、最近はいいラベルがあるので、それをつけるようにしました。

小さなラベルですから、素材を記すだけですが、それだけでも助かるようです。

株・KAWAGUCHIより、「タグペタラベル」というものが出ています。アイロン不要で洗濯もOKです。名前を書くのにも便利かと思います。

色は３・４色あるようです。サイズは1センチ×2センチの大きさですから、毛100％、麻100％、毛混紡　などネームペンで記して縫い代などに貼っておくと便利です。