三年ほど前、ひとり、千歳空港で、時間待ちしていたときに、長いすの隣に大きなリュックを背負った20代ぐらいの、若者がきました。 そしてごそごそと荷物の整理をして、大きなリュックを置いて、 どこかにいってしまいました。 安全な国と、言われても、大胆にも置いていかれたリュックが、気になり時間もあったので、しばらく様子を見ることにしました。程なく若者は、もどってきて、背中の小さなリュックから、高そうなカメラを出してまた積み代えていました。 私が「山登りしてきたのですか?」と話しかけると「鳥の撮影です」といったのです。「僕の仕事なんです、これが。大雪山にイヌワシを撮りにいってきたんです。」と。
なんてことでしょう。 だって、偶然とは思えないこんな日が、来るなんて。私は 「じゃあ 鳥の鳴き声で名前がわかるの?」と聞いて見ると、「だいたいは、わかります。」と。そこで、わたしは、「ずいぶん前だけど、関西に住んでいたときに、窓から見える大きな木に来ていた鳥の名前が分からないのだけど、こんな風に鳴いたのよね。」と鳴きまねをすると。「ああそれなら、イカルですよ。 キオスクのマークになっていますよ。 本州のどこでも、みられます。」と教えてくれたのです。 今でも覚えている鳥の鳴き声は、大きな木に大群でやってきて、秋から冬の間の毎日の始まりだったのです。
どこにでもいる。というが、その後転勤であちこちに住んだけれど、私の耳には、入ってこなかった。当時鳥の図鑑を見て「うそ」とおもっていたが、ずっと気になっていたのに、こんなふうに、鳥の名前がわかるなんて、私はうれしくて、たまりませんでした。一人旅の小さな旅で、大きな大きな思い出です。
なんてことでしょう。 だって、偶然とは思えないこんな日が、来るなんて。私は 「じゃあ 鳥の鳴き声で名前がわかるの?」と聞いて見ると、「だいたいは、わかります。」と。そこで、わたしは、「ずいぶん前だけど、関西に住んでいたときに、窓から見える大きな木に来ていた鳥の名前が分からないのだけど、こんな風に鳴いたのよね。」と鳴きまねをすると。「ああそれなら、イカルですよ。 キオスクのマークになっていますよ。 本州のどこでも、みられます。」と教えてくれたのです。 今でも覚えている鳥の鳴き声は、大きな木に大群でやってきて、秋から冬の間の毎日の始まりだったのです。
どこにでもいる。というが、その後転勤であちこちに住んだけれど、私の耳には、入ってこなかった。当時鳥の図鑑を見て「うそ」とおもっていたが、ずっと気になっていたのに、こんなふうに、鳥の名前がわかるなんて、私はうれしくて、たまりませんでした。一人旅の小さな旅で、大きな大きな思い出です。