アイリス あいりす 

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💓エンジェルナンバーに導かれて (94)創造主への瞑想

2019-09-30 16:22:56 | エンジェルナンバー


              創造主への瞑想


9月23日(月)

夜半何度も眠りから覚めた時に、宇宙からのエネルギーが当てられているのが、わかりました。そして朝も。いつもエネルギーをありがとうございます!

 

1010は、ひらめきやアイディア、直感に注意を払ってください。これらを通じて、神はあなたへメッセージを送り続けています。

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2525は、あなたの人生の中の何かが良い方向へ変わろうとしています。この変化があなたに最善の結果をもたらすと信じてください。そして心を未来への信頼で満たし、これまでのやり方を手放しましょう。

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222は、あなたの中に芽生えた思考が現実になりつつあります。あなたはもう少しで、その兆しを知ることになるでしょう。

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88は、あなたの元に豊かさの波が押し寄せています。その波はとても大きく、あなたの生活を豊かにしてくれることでしょう。

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は、天使たちがあなたの傍にいます。そしてあなたを見守り、支え続けてくれています。悩み事があれば、彼らに語りかけ、委ね、癒してもらいましょう。

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1555は、あなたは今、人生における大切な変化の中にいます。変化の最中は、思考を前向きに保ち続けてください。この変化は、あなたの人生をより良いものにするために必要なプロセスです。

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(♬私の使命についてだと思います。具体的にはまだ直観がきていません。)

2929は、ライトワーカーのみなさん、行動に移すときがきました。喜びいっぱいで踊り出している姿、大きな意義のある仕事をしている自分の姿を、毎日心の中でイメージしてください。それは、あなたの使命や聖なる目的が実現するための助けとなるでしょう。

 

811は、宇宙の法則に例外はありません。経済面においても漏れ(もれ)なく、宇宙の法則が適用されます。つまりあなたの頭の中をプラス思考で満たしている限り、あなたは安定した豊かさを手にすることができるのです。

https://niconicohappy.com/angel811/

 

♬夜になって、また左の上からの音が大きくなっています。昼間も聞こえているのですが、とても小さいのです。それにショッピングセンターとか、大きな建物や地下鉄に乗ると、聞こえません。不思議ですね。(ゴーっという飛行機が風を切るような音です。)

 

9月24日(火)

宇宙からのエネルギーの中目覚めました。そして今日は昼寝の時も、私の胸にエネルギーがあてられていました。昼寝をしようと横になって気づくと、胃のあたりがよく動いていて、それで宇宙からのエネルギーが来ているのがわかったのです。音が静かになっていたようです。そしてそれは昼寝を終えてもしばらく続いていました。

いつも愛のエネルギーをありがとう!

 

151は、あなたは今、何か新しいことに取り組もうとしていたり、何か変化を起こそうとしているところかもしれません。それらを実行するときは、どうか前向きな姿勢を忘れないでください。上手くいかなかったらどうしようではなく、上手くいったらどうしよう〜!そんな風に明るい気持ちで、事にあたってください。

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 (♬なんのことでしょうか?まだわからないです。)

9月25日(水)

1116は、あなたの思考が、素早く現実のものになろうとしています。この時期は思考の選択にしっかりと注意を払ってください。心配は、ネガティブな未来を引き寄せてしまいます。

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3030は、あなたの人生の中で停滞していることはありませんか?神とアセンデッドマスターたちがあなたにメッセージを送り続けています。しかしあなたは、それを無視し続けているようです。彼らはあなたに伝えています。あなたのすべきことに取りかかりなさいと。

https://niconicohappy.com/angel3030/ 

(♬火曜日は「魂の法則」をさぼっていました。オヨヨ~、夜やって日付が変わってから投稿しました。)

5552は、あなたが願っていたことが、ようやく現実になろうとしています。そのために、あなたの人生に変化が起きるようです。あなたが今の叶っていない状況から、叶った状況にシフトするための変化です。あなたの信じる力が、あなたの未来を引き寄せました。そろそろあなたの望みが実現します。

https://niconicohappy.com/5552/

(♬このナンバーは初めてです。ありがとう!うれしいですよ!)

1は、考えることを一度ストップしてみましょう。判断したり思案することを止め、深呼吸をしましょう。胸に手を当て、あなたが求めていることを思い出してみましょう。

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は、あなたの元に経済的な豊かさがやってきています。恐れを手放し、その豊かさを受け取りましょう。

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8080は、神はあなたに、溢れんばかりの豊かさを授けて(さずけて)います。これはあなたに対する、ただのご褒美ではありません。原因と結果の法則によって、与えられるものです。

https://niconicohappy.com/angel8080/

 (♬ありがとうございます!導かれてやっとここまで来ました。)

2525×2回 あなたの人生の中の何かが良い方向へ変わろうとしています。この変化があなたに最善の結果をもたらすと信じてください。そして心を未来への信頼で満たし、これまでのやり方を手放しましょう。

 https://niconicohappy.com/

 (♬おなじみのナンバーです。今日は2回も見ましたよ。)

123は、アセンデッドマスターたちが、あなたの身の回りの整理を手伝っています。あなたに相応しくないものや、不必要なものは全て手放しましょう。

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118は、とても素晴らしいお知らせです!あなたの元に溢れるような豊かさと成功の機運がやってきています。それらはあなたの人生に今か今かと流れ込もうとしています。

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9月26日(木)

6666は、奉仕する気持ちに集中しましょう。自分が何かすることで誰かの役に立ちたい、幸せにしてあげたいという心を大切にしましょう。

 (♬「魂の法則」の投稿を忘れずにしてください。ということです。わかりました。)

3131は、あなたが普段、考えていることがあなたの現実を作っています。あなたが望むことを考えていれば、やがてあなたの理想は実現していくことでしょう。

https://niconicohappy.com/angelnumber3131/

 

7000は、あなたは今素晴らしい道を歩んでおり、まさにそれは宇宙があなたに求める道でもあります。あなたは普段から聖なる導きに耳を傾け、それに従うことができています。

https://niconicohappy.com/angelnumber7000/

5656は、あなたの物質世界に対する根本的な見方が改善されました。あなたは必要とするものを得る方法を学んでいます。ただもがくのではなく、正しい実現の方法を学んでいるのです。

https://niconicohappy.com/angel5656/

1116は、あなたの思考が、素早く現実のものになろうとしています。この時期は思考の選択にしっかりと注意を払ってください。

https://niconicohappy.com/angel1116/

は、豊かさを受け取ると、喜びの感情が湧いてくるでしょう。『ありがとう』という感謝の気持ちは、あなたにより大きな豊かさをもたらします。

https://niconicohappy.com/angel8/

(♬天界は何も私達に要求していません。ただ感謝されるのみです。これが本当の無条件の愛なんでしょうね。)

 

2525は、あなたの人生の中の何かが良い方向へ変わろうとしています。この変化があなたに最善の結果をもたらすと信じてください。そして心を未来への信頼で満たし、これまでのやり方を手放しましょう。

https://niconicohappy.com/angel2525/

8585は、あなたは心の中で、何かを変えなければいけないということに気づいているはずです。特にそれは仕事やお金に関することに関係していることで、必要性を迫られていると思います。あなたの中にあるその衝動は、間違いなくあなたを良い方向に導いてくれます。

https://niconicohappy.com/angelnumber8585/

 (♬あの事かしら?どの事かしら?)

444は、あなたの周りのいたるところに天使たちがいます。あなたは沢山の天の存在によって、愛され、支えられ、導かれています。自分の直感や心の中でひらめいたことに注意を払ってください。

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5050×2回 神をあなたの思考の中心に置きましょう。そうすることで、あなたの人生はより良い方向へ変化していくでしょう。天界の人々は、あなたがこの変化を起こすことを願っています。

https://niconicohappy.com/angel5050/

 

7272は、あなたは自分の思い描いたものが現実になると信じきることができています。そんなあなたの信じる力に、宇宙は拍手を送っています。

https://niconicohappy.com/angelnumber7272/

 

8000×3回 あなたの人生の中で何かが終わりに近づいています。それはあなたの祈りの結果もたらされる変化であり、神の意志でもあります。

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333は、安心してください。アセンデッドマスターたちがあなたを見守っています。あなたは一人ではありません。彼らはあなたと共にいて、あなたを愛し、導いてくれています。

https://niconicohappy.com/three3/

 

 1221は、あなたの思考が現実になりつつあります。信じる心をしっかりもってください。願いは叶うのだということに確信をもってください。

https://niconicohappy.com/angel122/

7999は、あなたがやりたいと思っていること、あなたが好きで好きで仕方がないこと、あなたの心がなびくものがあれば、迷わずにそれに取りかかってください。あなたの心に従って、行動を起こしてください。

(♬魂の法則の後は、部屋とクローゼットをもっと片付けたいと思っています。要らない物もたまっているんです。ですけど、これはスピリチュアルな事に関係のあることだと思います。)

 

9月27日(金)

今朝も宇宙からのエネルギーが優しくきていました。ここ最近は音もとても静かになり、バイブレーションも静かになっています。

 8は、豊かさを受け取ると、喜びの感情が湧いてくるでしょう。『ありがとう』という感謝の気持ちは、あなたにより大きな豊かさをもたらします。

 https://niconicohappy.com/angel8/


88は、天からの恵みに対して、感謝の気持ちを捧げましょう。そして、豊かさを自分だけのものにするのではなく、周りの人たちとも分かち合いましょう。

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515は、望む未来が欲しければ、あなたが望むことだけに意識を集中させてください。そうすることで、人間関係だけでなく人生のあらゆる面がより良いものに変わっていくでしょう。

https://niconicohappy.com/angel515/

 

555は、大きな変化が起きようとしています。その変化はあなたにとってとても意義深いものとなるでしょう。

 https://niconicohappy.com/angel555/


7788は、今、あなたに経済的な豊かさが向かってきています。内なる叡智に耳を傾け、それに従いましょう。その結果、あなたは経済的なもの、あるいはその他の見返りを得ることができるでしょう。

https://niconicohappy.com/angel7788/ 

111は、エネルギーの通り道が開きました。あなたの思考はすばやく現実のものとなります。この時期は、思考を賢く選んでください。

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5588は、あなたは今、変化が起こるギリギリのところにいます。つまり時間軸でいうと、23時のところにいるということです。

 https://niconicohappy.com/angel5588/

 

は、6は、”あなたは今物質的なことに囚われ(とらわれ)すぎていますよ”という警告のサインでもあります。そのためスピリチュアルな面に意識を集中させ、バランスを取るようにしましょう。

https://niconicohappy.com/angel6/ 

 

1221は、あなたの思考が現実になりつつあります。信じる心をしっかりもってください。願いは叶うのだということに確信をもってください。

 https://niconicohappy.com/angel122/

 

 

7799は、もうこれ以上先延ばしにしてはいけません。あなたが使命だと感じることや、人生をかけてでも達成したい目標に、今すぐ取り組んでください。あなたには、それをやり遂げる能力があります。

https://niconicohappy.com/angelnumber7799/

 

 11は、繰り返し浮かんでくるアイディアに注意を払ってください。あなたの思考の現実化が早まっています。

https://niconicohappy.com/angel11/

 (♬今日は、「ツインソウル応援プロジェクト」の下準備をしました。投稿は明日以降に。)

 

9月28日(土)

3000は、人生の中で上手くいかないことや停滞していることはありませんか。それはあなたが彼らの助言に耳を傾けないために起こったことかもしれません。

https://niconicohappy.com/angel3000/

3030は、あなたの人生の中で停滞していることはありませんか?神とアセンデッドマスターたちがあなたにメッセージを送り続けています。しかしあなたは、それを無視し続けているようです。

https://niconicohappy.com/angel3030/

 

2828は、あなたに豊かさが流れ込んできています。あなたはお金について悩み、祈っていたのかもしれません。願ったことは現実になるとあなたが信じ続けた結果が、今まさにやってきているのです。

https://niconicohappy.com/angelnumber2828/

 

321は、あなたの神を信じる心が、アセンデッドマスターたちからのメッセージをしっかりと受け取る力になっています。彼らは、あなたが『愛に満ちた思考』をもてるようメッセージを送ってくれています。

https://niconicohappy.com/angel321/

4141は、あなたの思考に注意を払ってください。思考はあなたの未来を作ります。天使たちは今、あなたが望んでいることと、あなたが考えていることがリンクするよう力を貸してくれています

https://niconicohappy.com/angelnumber4141/

 

2727は、あなたの信じる心が、あなたに多くの可能性を与えてくれています。そしてこれからもその状態は続いていくことでしょう。今現在、あなたが選択している行動は間違いではありません。

https://niconicohappy.com/angel2727/

1212は、あなたの祈りはまだ目に見えなくとも、少しづつ形になっているのです。望むことだけに意識を集中しましょう。

https://niconicohappy.com/angel124/

 

5050は、神をあなたの思考の中心に置きましょう。そうすることで、あなたの人生はより良い方向へ変化していくでしょう。天界の人々は、あなたがこの変化を起こすことを願っています。恐る必要はありません。

https://niconicohappy.com/angel5050/

33は、あなたの周りを大勢のアセンデッドマスターたちが取り囲んでいます。そして彼らはあらゆることに対してあなたに力を貸してくれています。彼らはあなたの祈りに応え、あなたが使命を全うできるようサポートしています。

https://niconicohappy.com/angel33/

 

1117は、あなたは思考の選択に成功しています。あなたは正しい思考を持ち、正しい道を進んでいます。これは大変素晴らしいことなのです。

 https://niconicohappy.com/angel561/


2220は、あなたが素晴らしいステージに上がれるよう、天界であなたの人生をコーディネートしています。神に話しかけてみてください。あなたは神の優しさと、奇跡にはタイミングが必要であることを知るでしょう。

https://niconicohappy.com/angel20/

 

 ♬今日はなんだか天界からまた背中を押されたかのようにして、夜になってツインソウルの記事を2つ投稿しました。

 

9月29日(日)

夜明け前、ふと目が開くと何か私の背骨(首のあたり)から入って来たのがわかりました。肉体に感じるよりも、視覚したように感じるものでした。「入って来た」と、直観でわかったのかもしれません。曖昧ですが、そんな感じでした。

 そしてまた寝入ってしまいました。次に目覚めた時に、凄いバイブレーションを感じました。宇宙からのエネルギーが当てられていたのですが、頭も当てられていたようでしたから、身体全体の凄いバイブレーションを自分が起こしているのかと、思った程です。そしてすぐに時計をみると・・・

 

550は、あなたは今、転機とも呼べるような大きな変化を経験しているかもしれません。それは自分が意図して起こしたものかもしれませんし、状況的に変わらざる終えないものだったかもしれません。いずれにしてもあなたの身に起こっている変化は、天によって導かれたものです。

 

 

♬今週の月曜日からのナンバーで、私に何か忘れてはいませんか?滞っているものはありませんか?神やアセンテッドマスターからのお知らせがありますと、いうことでした。それで何かしら?と思って、あれこれ考えたのですが、どうやら今日になって、それは創造主との対話(瞑想)とわかりました。そういえば、またご無沙汰になっていました。早速今晩しました。

そうしましたら、創造主、(宇宙の母と私は呼び掛けています。)と対話することができました。「私はすっかり忘れていました。すみませんでした。」といいましたら、「いいのですよ。自分をジャッジしないでいいのです。わかってもらうまで、私達は何回も連絡を取ろうとしますから。時間が掛かってもきっとわかるでしょう。」と言ってくれました。この言葉を聞いて、私の心はとても安心したのです。

 また、今週は「魂の法則」を投稿してきました。私自身まだ、消化できていないところももちろんあるのですが、それはそれとして、大まかなところはわかってきました。今までの宇宙からのメッセージを読んできましたから。違和感はありませんでした。幽体離脱も、ありえると思いましたし、やはり宇宙は霊的な世界だということもわかりました。人類もそれらをまた取り戻すことも出来るのです。「夢を見たのよ」、あるいは「気がおかしくなっている」などと思われるので話すのが嫌なのは、今の時代だからでしょうね。そのうちにこのような現象を体験する人が増えて来て、我も我もとやりたくなるのかもしれません。そして、それは当たり前の時代へと変わっていくのでしょう。

心のお掃除は、わたしにとっては初期段階として非常に有効なことでした。

他にも色々あると思いますが、私が実際に行ってきたことです。もしあなたもやってみたいと思われるなら、こちらへどうぞ。

 https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/7f7d955beaf8fbbb04eb7eb870d25658

最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた

 

https://www.aichi-koen.com/kenmori20150519kamo/

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🌎コブラ情報 4時間おきに実地しているフラワーオブライフ瞑想へのお誘い

2019-09-29 23:48:12 | 宇宙

地球周囲のエネルギーグリッドの安定化支援のために、4時間おきに実施しているフラワーオブライフ瞑想に参加してください! (2019/9/25)

地球解放状況を安定化させ、その過程がスムーズなものとなるように8月初めにフラワーオブライフ瞑想が導入されました。この瞑想は効果的なものであると報告されています。

そのため、これらの目的を達成する支援となるように、以下の瞑想を行います。1日にできるだけ何度も行ってください。
こちらがフラワーオブライフ瞑想の瞑想指示です。
1. 自分なりのやり方でリラックスした意識状態に持っていきます。
2. 自分のソウルスターチャクラが白く輝いている様子を視覚化してください。この光が渦の形で降下してきて、自分のエネルギーフィールドを浄化している様子を視覚化してください。
3. この瞑想の目的が、地球の移行期を安定化させて、人類にとって最もポジティブなアセンションタイムラインを実現させるためのものであることを表明します。
4. 地球周囲に黄金のフラワーオブライフの球体を視覚化してください。フラワーオブライフの球体が地球解放過程を支援して、地上から全ての闇が排除される様子を視覚化してください。そしてフラワーオブライフの球体が地球の光のグリッド内のレイラインとボルテックスを浄化している様子を視覚化してください。
5. フラワーオブライフの球体が人類、特に地球のために光を保っている方々のために、調和と保護、平和を生み出している様子を視覚化してください。
6. 黄金のフラワーオブライフの球体が地球を包み込んで、地球全体の振動数を上昇させる様子を視覚化してください。フラワーオブライフの球体が調和と人類にとっての最もポジティブなアセンションタイムラインを実現させることを視覚化してください。

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瞑想が終わったら、以下のマントラを心の中でまたは声に出して唱えます。
「高潔で強力なアイアムプレゼンスの名のもとに、地球解放過程が地球、人類、特に地球のために光を保っている方々にとってポジティブで調和的で平和的な方法で継続するように宣言し命じます。そうあらしめたまえ、そうなります。」
音声ガイド

youtu.be

地球とフラワーオブライフの壁紙はこちらです。シェアするなど自由に使ってください。

https://imgur.com/a/33F3yQ1

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http://paradism.hatenablog.com/entry/WLMM/2019/07/flower-of-life-meditation.html (転載元)


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おぼれた大型犬 Dog rescued from the water / (IJ, Amsterdam)

2019-09-29 07:21:54 | 動画

 

https://youtu.be/2GwMJ8BbGho?t=1

♬泳ぎが得意でない犬みたいですね。助けにいった飼い主の女性にしがみついて、大変になったところに、通りがかった男性が服をぬいで入りました。そして対岸でこれを写していた人もいて、皆さんの連係プレーで無事でよかったですね。


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🔥ツインソウル応援プロジェクトより Q&A

2019-09-28 22:32:03 | ツインソウルツインフレーム

 http://true1111.blog.fc2.com/archives.html 真実の愛「ツインソウル応援プロジェクト」(転載元)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/30be7d9d04cbea41b1ea631e84cf7327 ツインソウル応援プロジェクトより 7段階はこちらへ

            ツインソウル

Q&A 1

Q.ツインソウルは異性?

A.ツインソウルは男性エネルギーと女性エネルギーに別れた魂である為、地上では男性と女性に分かれて転生します。


Q.双子や兄妹や親子のケースは?

A.全くないとは言い切れませんが、おそらくほとんど無いでしょう。準備が出来ていない状態でツインソウルに出会うことはないからです。また、ツインソウルの結合においてセックスは極めて重要な儀式です。


Q.ツインソウルは何人もいるの?

A.宇宙でたった一人です。自分という大きな意識体の一部分が今ここにいる自分自身です。その大きな意識体の中で同じ一部分が分離したものをツインソウルといいます。二人で1つの一部分(魂)を形成しています。
私達には皆それぞれに異性の対となる魂がいますが、同時に地球に転生しているとは限りません。


Q.ソウルメイトとツインソウルの違いは?

A.ソウルメイトは過去世で会った事のある自分と縁の深い魂です。1人だけではなく数人います。
ツインソウルは自分という大きな意識体の全く同じ一部分を共有するいわば自分自身です。宇宙で最も愛し合っている関係でもあります。


Q.どのようにして出会うの?

A.同じ惑星にツインソウルが同時期に転生した場合、転生前に二人が出会う事が約束されています。
その為、地上人生のある時期に引き合わせられるように二人は出会います。
友人の紹介であったり、趣味を通して知り合うケースが多いようです。


Q.どうしたら出会えるの?

A.転生前に決められる事なので、こればかりはどうしようもありません。
出会えるから幸せ出会えないから不幸せというものではなく、みんな個人個人に与えられた人生のテーマがあります。それぞれの人生を精一杯生きる事が重要です。


Q.ツインソウルの二人は似ている?

A.二人は1つの魂の違う側面を持ち合わせており、それぞれを補い合うようになっている為に正反対に見える部分が多くあります。同時に全く同じ一面を分け合っている部分もあります。
見た目など身体的特徴は似ている必要はありませんが、表情や仕草、全体の雰囲気などはおそらく似ているでしょう。
肉体という着ぐるみの中に、役割の違う同じ魂が入っているのを想像してみて下さい。


Q.同じ魂なので年齢も同じ?

A.魂の進化レベルは同じですが、地上では同じ年齢である必要はありません。
同じ年齢の場合もありますが、年齢差があるケースも多く報告されています。


Q.出会う前に前兆はありますか?

A.ツインソウルのどちらか一方もしくは両方は、出会う前の一年以内に破壊的出来事を経験するケースが多いようです。
一生懸命働いていた会社を突然クビになったり、大切な人を失ったり、心の底から信用していた人に裏切られたりするような、人生を覆す出来事を経験します。


Q.他の人と結婚してるのに出会ったら?

A.様々なケースがあるので一概には言えませんが、ツインソウルの関係は完全に公に出来る関係だと思って間違いありません。
仮に一方もしくは両方がそのような状況の下で出会ったとしても、自我の赴くまま行動することは避けることが大切です。
二人の愛が本物であれば、すべての障害は自然と取り除かれるようになっております。
“ツインソウルが出会うのは、地上での最終転生の生涯である”という事の意味を考えればお分かり頂けると思います。


Q.お互いがツインソウルだとどうやって知るの?

A.シンクロニシティや様々なサインが教えてくれます。また、お互いにそれを報告し合う傾向にあります。
シンクロニシティには、二人がツインソウルであることの証やメッセージが入っており、神の啓示が両者に与えられます。
更にインスピレーションで深く感じ、それは次第に確信へと変わっていきます。
片方だけではなく、両者にこれが起こります。
 
 

Q&A 2

Q.ツインソウルのプロセスの期間は?

A.人によってそれぞれ違います。様々なケースがあるので一概には言えませんが、第1段階から第3段階までは2~6ヶ月、ランナーが逃げてから再会までは数年以上かかるケースが多いと言われています。
あくまで目安ですので、個人差があります。


Q.せっかく出会ったのに別れる期間があるのはなぜ?

A.そのようにプログラムされているからです。これは、お互いの魂を進化向上させる為に必要なプロセスです。
この痛みを経験するのには深い意味があり、分離の期間がなければそこまで辿り着く事は出来ないでしょう。


Q.分離期間に他の異性と付き合ってもいい?

A.寂しさを紛らす為にそのような事をすれば、再会のステージは更に引き延ばされると予測します。この期間はそれぞれが魂の進化を加速させる為のものです。
そもそもツインソウルに出会ったら、そのような中途半端な気持ちではいられなくなります。お互いに他の異性には興味がなくなるでしょう。


Q.どうすれば再会出来るの?

A.転生前の計画で共に人生を過ごすことになっているなら、二人は再会することが運命づけられています。
それには二人が第6段階を終える必要があります。準備が整えば、ガイドや天使達が働いてくれます。
自分の力で何とかしようとせず、ガイドと天使達に全てを委せて流れに従って下さい。神や宇宙を信じきることが何よりも大切です。


Q.ツインソウルに試練や障害があるのはなぜ?

A.ツインソウルの出会いから結合までには7つのステージがプログラムされているので、それらを通過する為に様々な出来事を経験します。
そして、二人が統合するには、それまでの全てのカルマをクリアにする必要があるので、この期間にはそれらを浄化する為の出来事が起こります。


Q.ツインソウルでも結ばれない事はあるの?

A.転生前に、アセンションプロセスとして今回の人生を共に歩んでいくことが決められているから出会うので、多くのツインソウルは結ばれるでしょう。
それは魂の願いであり、真我の願いは実現するとも言われています。
ただ、極稀にそうならないよう設定しているケースもあるかもしれません。


Q.ツインソウルには偽物がいる?

A.ツインソウルだと勘違いしてしまう相手の事を偽ツインソウルといいます。
自分とエネルギーが似ていたり、相性の良い相手やソウルメイトをそのよう間違ってしまう場合があります。
また、ツインソウルに出会いたいと強く願うあまり、出会った異性をツインソウルだと思い込んでしまう場合もあるので注意が必要です。


Q.本物と偽物を見分けるには?

A.本物ならこの7つのステージを通過するようプログラムされています。第5ステージ以降の流れに大きく違いがでます。
一番の理想はテストの段階でお互いに気付き、危機やランナーのステージを回避する事ですが、そのようなツインソウルはそう多くはありません。
これは出会った時点で既に第6ステージの領域にいるという事です。その場合浄化のプロセスは必要ないかもしれません。
あとは、セックスをすれば分かりますが、ツインソウルかどうか確認する為に軽々しくセックスするのはお薦め出来ません。
どちらにしても長い目で見れば分かるはずです。


Q.ツインソウルのセックスとは?

A.ツインソウルのエネルギーの結合においてセックスは重要な儀式です。この時、二つの魂は完全に融合し一つになります。(通常ツインソウルの二人が性的関係を結べるのは統合の第7ステージです。)
どちらが自分の肉体か区別がつかなくなり、名前が分からなくなる事を引き起こす場合もあります。このようなケースはアメリカでも度々報告されています。
宇宙意識と繋がり転生前の記憶の一部が甦る事もあり、クンダリーニ覚醒による悟りの状態へ導くタントラセックスというものは、このツインソウルのセックスが由来であると思われます。本来は相手がツインソウルでなければ全く意味のない行為です。通常のセックスとは明らかに違う感覚を体験する事になります。
 

Q&A 3

Q.ツインソウルは恋愛相手?友人や仕事のパートナーの可能性は?

A.ツインソウルであれば恋愛関係になります。プロセスの最初の段階で二人は必ず恋に落ちるようになっています。


Q.一方だけプロセスが進まない?

A.ツインソウルであれば二人は同じように進化していきます。時間差はあれ一方だけが進まないという事はありません。
相手のせいにせず、自分自身を見直して下さい。自分にまだ改善すべき箇所ややるべき事があるはずです。


Q.ツインソウルが結ばれるケースが少ない?

A.まだまだアメリカやその他の海外でも日本と同じように本物のツインソウル達が出会っているケースは少なく、出会っていても分離段階であったりする為、前例が少ないようです。
しかし、これからは世界中で多くのツインソウル達が出会い結ばれていくようになると思います。


Q.ツインソウルと結婚するには?

A.まずはそのような執着を捨てなければなりません。流れに身を委せることです。
このプロセスを完全にクリアするには執着やエゴを捨てる必要があります。
神や天使達にすべてを明け渡すという気持ちが大切です。


Q.流れに身を委せることは他力本願では?

A.自分で何とかしようと思う気持ちがエゴだという事に気付いて下さい。
神にすべてを明け渡すということは言葉では簡単ですが、なかなか実行出来ることではありません。
神にすべてを明け渡してしまえば、二度と取り返すことは出来なくなります。
神に明け渡すことで時間が経過すれば、全てが現状と変わってしまいます。
流れに完全に身を委せるという事は、実は非常に難しく大変な勇気と覚悟がいることです。


Q.ツインソウルは特別な使命が与えられている?

A.私達は皆、自分という大きな意識体の一部分であり、その大きな意識体から地上へ派遣されてきています。
最終転生の際には、自分という大きな意識体から最も適した一部分が代表されて送られてきます。その場合、ツインソウルと一緒に地上へ派遣されます。それは大きな使命であり責任があります。


Q.最終転生ということはもう生まれて来ないの?

A.地球という惑星の最終転生というだけで、今後は違う惑星や別の仕事が与えられると予測します。
進化に終わりはなく、私達は皆永遠に進化するようになっています。
 

Q&A 4

Q.ツインソウルが喧嘩する理由は?

A.ツインソウル同士は同じ欠点を持っていることが多く、お互いを鏡のように映し出します。
更に、第3ステージでは様々な痛みや否定的な感情を引き起こすので、相手と喧嘩になってしまう事があります。通常、喧嘩が多いのはこのステージです。
二人はお互いに完全に心を開いて素直になることが必要で、格好付けたり意地を張ることはよくありません。
ありのままの自分でいることが出来れば喧嘩もしなくなります。本来は完全に相性が良いのです。


Q.ランナーを説得してもいい?

A.途中の段階でランナーに二人の関係の神聖さを説明する行為は、大変危険な行為であると思って下さい。
ランナーは再会のステージまで関係の神聖さを知ることが出来ないケースが多く、神によって隠されていると言われています。
ランナーは自らの意志で戻ってくる必要があります。ランナー自身の力で恐れや過去の傷を克服し、不必要なプライドを捨て、チェイサーの元に戻ろうとしなくては意味がありません。
愛する人の為に怖れやプライドを捨てることがランナーの課題であり、真の自分に戻ることに繋がるのです。
チェイサーもランナーを完全に信頼することが大切です。
説得して戻ってきても、それは課題を乗り越えたことにはなりません。


Q.待機期間って何?

A.第4ステージのランナーとチェイサーの段階が終わり、二人の関係が完全に終わったように見える時期があります。
二人が完全に分離状態にあるこの期間はサイレント期間とも呼ばれています。
この期間はお互いに夢の中でさえ会うことが困難になります。
チェイサーが二人の関係の神聖さを知り、ランナーが戻ってくるまで待たなくてはならない期間です。
チェイサーにとっては一番忍耐が必要な時かもしれません。


Q.鑑定や占い師にツインソウルじゃないと言われたけど諦めるべき?

A.自分自身の直感や心の声に従って下さい。
自分の魂が一番よく知っているはずです。瞑想やリラックスをし、心を穏やかに保つことで自分の深い意識と繋がることが出来ます。
ツインソウルであれば、どんなに諦めようとしても決して愛がなくなることはありません。
逆に鑑定結果に依存するのは大変危険です。混乱が生じるだけでなく、間違った鑑定結果が非常に多いのです。


Q.プロセスを進める秘訣は?

A.無条件の愛の周波数に近付くよう心を高め、清らかな心を保って下さい。
そして、完全に流れに身を委せることです。そうすれば、自然とこの流れに沿った出来事が起こり、自然とプロセス通りに進んでいきます。
神や宇宙を信頼しきることが何よりも大切です。
ステージが移行する時には、神の導きとしか思えないような出来事が起き、神がいかに創造的か驚かれることでしょう。


Q.どうやってステージが進むの?

A.二人の愛の周波数によって、それに見合った出来事が引き寄せられてきます。
その出来事により思考や行動や感情の変化が訪れ、それぞれの周波数が変わっていきます。周波数が変化することにより新たなステージへと移行します。
大切なのは、自らの力で次のステージに進ませようとしないことです。
このプロセスの裏では、たくさんの目に見えない宇宙のエネルギーが働いてくれています。それらを完全に信頼して流れに身を委せることが重要です。
最終的に二人が本来の魂の真の姿に近付き無条件の愛の周波数と一致すると、宇宙の高次エネルギー波動と共鳴し、再会のチャンスが訪れます。
 

Q&A 5

Q.ツインソウルに出会える人はラッキー?

A.ツインソウルに出会う人は大変な苦労をされてきた人が多いといいます。
清らかな心を保つ為に様々な葛藤をし、たくさんの苦しみを経験し、それを乗り越えて生きてきたという背景があります。
大きな幸せの裏にはそれと同じくらいの苦労があると思います。


Q.浄化や不必要なものを手放す為にヒーリングは効果がある?

A.心が癒され穏やかになれるなら、そういうものを利用してもいいと思います。
但し、ヒーリングで魂を浄化することは出来ません。
魂を浄化するには、自らが苦しみを経験することや試練を乗り越える必要があります。そこからたくさんの気付きを得て徐々に魂が浄化されていくのです。
ツインソウルと離れなければならない苦しみを経験することこそが浄化のプロセスであり、その苦しみの中で自らが気付いていくことが大切です。またこの期間には、トラウマを再体験するような出来事が起こり、それが癒しや解放に繋がるでしょう。


Q.もし相手がツインソウルじゃなかったら時間が無駄になる?

A.損得勘定はすべて捨てて下さい。損得勘定にしがみついていてはこのプロセスを終えることは出来ないでしょう。
人生をすべて捧げるつもりで挑んで下さい。そのくらいの覚悟が必要です。


Q.待機期間中は異性からの誘いが増える?

A.確かに待機期間中は異性と出会う機会が増えたり、誘われたりというケースが多くあります。
サポートだという声もありますが、私は神のテストだと解釈しています。
神は試されるといいます。相手への想いが本物であるか、私達の心がいかに純粋であるかを試されているのです。


Q.待機期間中はサポートが入る?

A.このプロセスは魂の進化と浄化の為にたくさんの試練が訪れますが、ツインソウルの両者にはたくさんのサポートが入ります。
不必要なものを手放すことが出来るように、その手助けとなるような出来事が起きたり、自分の心と向き合う時間や環境が与えられることもあります。
この期間に起こる試練そのものが、両者を結びつける為に宇宙が与えたサポートだと言ってもいいかもしれません。


Q.霊的に目覚めるにはどうすればいいの?

A.多くの苦しみや試練を通して、魂が少しずつ浄化されていくと、様々なことに気付き、隠された法則が見えてくるようになります。
瞑想などで心を落ち着かせ自分自身と向き合い、神や宇宙の法則を知ろうとすることや本などが手助けしてくれることもあるでしょう。
しかし重要なのは、自らが経験を通して自らの力で気付くということです。最終的には、自由意志を神へお返しするという姿勢が大切です。
第6ステージになれば、チェイサーは自然とすべてを理解することが出来るようになります。それまでの経験や知識のすべてが繋がります。
様々なインスピレーションが与えられ、神や法則を知り、なぜ二人が離れなければならなかったか、その本当の意味を理解するでしょう。
大切なのは、目に見える事象ではなく目に見えないものにこそ本質があります。
目に見える事象を通して目に見えない真実や法則に気付いていくということです。


Q.ツインソウルとプロセス終了後に別れることはある?

A.その可能性は低いと思います。第7ステージに到達した二人であれば、おそらく生涯離れることはないでしょう。
二人は、共に手を取り合い、無条件の愛を周囲に与えることを新たなテーマとして生きていくようになります。
 

Q&A 6

Q.ツインソウルが正反対に見えるのは?

A.それぞれの性格や得意分野が逆のことが多いとされています。
ひとつの分野を100として、一方が70持っているとしたら、もう一方は30持っているということになります。50ずつ分け合っている部分もあれば、90と10の部分もあります。
正反対の部分もあれば似ている部分もあるというのはそういうことです。
一方が苦手な分野はもう一方は必ず得意なはずです。二人で完全体になるようになっています。


Q.ツインソウルは考えることが一緒?

A.それぞれの性格は違っていても、考え方など似ている部分は多くあります。
というのも、ツインソウルは元はひとつの魂ですから本質の部分は同じであり、ハイヤーセルフを共有しています。
肉体を持っている為に全く同じとは言えませんが、インスピレーションで感じることがかなり似通っているはずです。


Q.ツインソウルは若い時には出会えない?

A.ツインソウルは人生の後半を共に過ごすケースが多いので、若い時に出会うことは珍しいとされています。
霊的な悟りに至る準備が出来てやっと出会うことが許されます。
霊的覚醒(悟り)に至るには多くの苦しみを経験しなければなりません。
もしも若い時に出会った場合、人生の後半にまた再会して一緒になるケースが多いと言われています。


Q.ツインソウルを嫌いなる?

A.嫌いになりたくても嫌いになることは出来ないでしょう。また、憎しみ合うこともありません。ツインソウルがそのような関係になることは考え難いです。
どんな時でも二人は一番の味方である関係ですから、ランナーとチェイサーの期間でさえ嫌いにはなれないのが通常です。


Q.ツインソウルの統合とは?

A.第7ステージが統合のステージです。このステージで初めてお互いの魂が統合されたということになります。


Q.ランナーへの期待と二人の結果を手放すには?

A.様々な意見がありますが、私は個人的に第7ステージに到達したカップルのみが真のツインソウルであると解釈しております。
本物なら神は必ず結びつけてくれると完全に信頼することです。
神にジャッジを明け渡すと考えるといいかもしれません。そもそも人間がジャッジすることではないのですから、明け渡すしかありません。
宇宙の計画にあることは起こり、計画にないことは起こらないので、すべてを受け入れるしかないのです。


※個別相談やセミナーについて

A.一人ずつ個別相談が出来れば良いのですが、現状は大変厳しく、このような一方的な配信のみであることを深くお詫び致します。
私は、無条件の愛とは無償で提供される行為であると思っているので、ボランティアという形に徹底しております。
霊的知識というものは、酸素や光と同じようなものであると理解しています。
本来は平等に知る権利があり、お金を支払って教わるものではありません。ただ、準備が出来ていなければ理解が出来ないというだけのことです。
それを商売にするということは、お金を支払ってくれれば酸素を吸わせてあげるというのと同じことだと思っております。
今はまだこのような形でしかお伝えすることが出来なく、大変心苦しく申し訳なく思います。いつか別の機会を設けることが出来ればと思っております。
 

Q&A 7


Q.ツインソウルに出会った人は同じ経験をする?

A.世界中でツインソウルに出会った人々は、ある一定の法則のもとで皆さんが同じ道を通っています。
それぞれ設定や状況は違っても、同じ道を通り、同じ感情や同じ経験をされています。故にこれは神の設計図であると言われています。


Q.ランナーとチェイサーが交互に入れ替わることはある?

A.基本的に、男性がランナーの役割をし、女性がチェイサーの役割をします。
その役割が途中で入れ替わることは考え難いです。
なぜランナーが男性でチェイサーが女性でなくてはならないのか、そこには重要な意味があります。
行動や決断、闘争などの能動的エネルギーは男性性、待つことや許容、調和などの受容的エネルギーは女性性の特徴です。
表面ではなく心の動きに注目して下さい。ランナーの役割は男性、待つ側のチェイサーの役割は女性そのものを象徴しています。
ひとつの魂の男性エネルギーと女性エネルギーを統合するこのプロセスは、適当に役割が与えられているわけではないのです。


Q.待機期間中に再びランナーを追う?

A.ランナーとチェイサーの期間が暫く続き、ある地点でサイレント期間と呼ばれる時期に入ります。通常、この期間の二人は会うことさえ困難になり、完全に交信が途絶えます。
この段階では、二人は別々の道を歩み二つの道が交差することはなくなります。
ここで再びランナーを追うということは、ランナーとチェイサーのステージが終わっていないことを意味します。
サイレント期間後に二つの道が再び交差する時が再会のステージです。


Q.ツインソウルはテレパシーで会話が出来る?

A.言葉に出さなくてもお互いの考えていることが自然とわかることがあります。
また、ハイヤーセルフを共有しているので、インスピレーションが同じことも多くあります。しかしそこばかりに囚われると、現実を見失い妄想状態になってしまうことがあるので大変危険です。
肉体を持っている以上、すべてに限界があります。自分の想いをきちんと言葉で伝え合うことが大切です。


Q.胸が痛むのは相手の心の痛み?

A.ツインソウルは相手の心の痛みをテレパシーを通してハートチャクラで受信すると言われていますが、私は個人的に、胸の痛みは自分の魂の痛みだと考えます。
魂の苦しみは様々な不調として肉体に現れます。それを無視し続けると、やがて魂の悲鳴が病気となって現れます。
自分自身の魂の想いに気付いてあげて下さい。魂が苦しんでいるから胸が痛むのです。


Q.物理的障害を取り除こうと努力しなくていいの?

A.出会った当初に二人に何らかの物理的障害があったとしても、問題なのはそこではありません。
このプロセスは、物理的障害ではなく心理的障害を克服する為に神が設計されたものです。エゴや恐れを手放し魂の本来の姿に戻る為のプロセスです。
お互いの愛が本物であるとき、二人が心理的障害を克服すれば、物理的障害も自然になくなっていきます。物質界は私達の心が作り出している現象にすぎないからです。


Q.ツインソウルの関係は難しいと聞いて不安になる?

A.分離期間中のチェイサーの想いなどが取り上げられることが多い為に混乱を招いているのではないかと思います。
確かにこのプロセスには長い時間がかかりますが、それだけの価値はあります。
魂が飛躍的に進化を遂げる素晴らしいプロセスです。
完全な愛はおのずと調和の方向へ向かうようになっています。宇宙はそのような仕組みになっています。
二人の愛が本物であるなら、やがてそれが現象として必ず物質界に反映されるでしょう。この世はすべて私達の心が反映されているのです。
宇宙の法則を理解するよう薦めているのは、法則を知ると恐れや不安がなくなるからです。それはこのプロセスを進める大きな鍵となります。
 

Q&A 8

Q.手放すことと諦めることは違う?

A.諦めるというのは自我が願いを断念することですが、手放すというのはその自我に囚われないようにすることです。
自我を客観的に見つめそれらに囚われないこと、目の前の現象を受け入れ、コントロールしようとするのを止めることが手放すことであると思います。


Q.手放そうと頑張っている?

A.手放そうと頑張ることはコントロールしようとしていることです。コントロールしようとするのを止めることが手放すことです。
頑張ることを止めてあるがままに身を任せることが大切です。すべてを受け入れると考えた方が分かり易いかもしれません。
人間は限界に達した時に、やっと自らのすべてを神に明け渡し宇宙に委ねることが出来るのだと思います。


Q.なぜ手放すことが大切なの?

A.肉体から生じる自我(エゴ)ではなく、魂から湧き出る想いや魂の計画に沿って生きることが真の幸福へと繋がるので、自我を手放すことが大切なのです。
その状態になると、宇宙の大きなエネルギーや天使達やガイドと繋がることが出来るので、たくさんの支援を受けられるようになります。
ツインソウルとの統合は魂の計画ですので、このプロセスがスムーズに進むようになるでしょう。
そして、アセンションするには、自らの人生の舵取りを自我から真の自分(宇宙の一部である自らの魂)に明け渡すことが必要になります。


Q.何を手放したらいいの?

A.相手への執着や過去のトラウマや心の傷や恐れだけではなく、自らの人生のすべてを神に明け渡し宇宙の流れに完全に委ねることが大切です。
自らの人生をコントロールしようとすることを止め、神が宇宙を運行しているように自らの人生もその流れにのひとつにすぎないことを完全に認めることです。
自我を手放すということは、『何を?』『いつまで?』ということそのものを手放すということであり、自らの人生を神に明け渡し、すべてを宇宙に委ね、神や宇宙のタイミングで起こるすべてを受け入れて生きるということです。
更に、物質に対する過度な執着も手放す必要があります。
ランナーが戻ってくるまでではなく、これからの人生を生涯そうやって生きていくということです。


Q.霊的に目覚めると怒りや悲しみの感情はなくなる?

A.私は個人的に、怒りや悲しみの感情がなくなるわけではないと思っています。
むしろ悲しい出来事を見ても何とも思わないというのは、愛から遠ざかっているように思えます。何でも自我のせいにすることにも違和感を感じます。
愛は怒りや悲しみという形で表現されることもあります。愛が大きいほど光も強くなり、その愛から湧き出る想いや感情は素晴らしいことだと思います。


Q.ランナーに神聖な関係であることを伝えて理解されなかったら?

A.第7ステージでは二人が霊的に目覚めた状態ですので、そのような心配はいりません。
ランナーとチェイサーのステージでは、まだランナーは二人の関係を知る準備が整っていない為、おそらく理解されることは難しいのではないかと思います。


Q.二人は別々にアセンションしてから再会するのか、再会し統合することがアセンションになるのか?

A.第7ステージで二人が再会し統合されることが、アセンションに向けての完成であると認識しております。
二人の心がアセンションレベルに達すると現象として再会のステージが訪れます。再会出来ていないということはまだアセンションレベルに達していないことを意味します。
物質界では波動が上がると具現化の速度が上がります。心の状態や行為などが返ってくるのも高速化します。
二人が再会し、二つの魂が統合して生み出された新たなエネルギーの状態となることが必要です。


Q.アセンションに向けて過去を癒しすべての人を許すには?

A.もしこの世界に、自我のおもむくまま行動する人や意地悪な人がいなかったら、私達は心の痛みを経験することがなく成長出来ないでしょう。
その魂達は自らの進化を遅らせるリスクを犯してまで悪役になってくれているのです。それらの痛みを経験し気付きを得ることで、魂が徐々に浄化されていくのですが、それらの出来事は自らの中にあるものが返ってきた結果に過ぎないのです。
自らの心の奥の負の感情と徹底的に向き合うことが大切です。痛みや苦しさから逃げずにいるとやがて原因が見えてきます。
すべての出来事には意味があり、起こる出来事のすべては、自らの魂を向上させる為に必要な体験であり、自らの心や行いが作り出した結果が現象化されたものなのです。
 

最後にお伝えしたいこと

このブログを通して、私が皆様にお伝えすることもそろそろ終盤に差しかかっていると感じています。
最後にひとつ、私が個人的に思うことがあります。ご相談をさせて頂く中で、日本でもアメリカでもパートナーがいる人達がとても多く、そのことに違和感を覚え、不思議に感じています。

すべての出来事には意味があり、私達はそこから多くを学び、魂を進化させていくというプロセスの途中にいます。
愛を通して傷つき傷つけ、痛みを経験することでたくさんのことを学びます。
それは起こるべくして起こっているということであり、その中には間違いはひとつもありません。誰も批判出来ることではなく、すべてが必要なことだから起こっています。

しかし、ここで思い出して欲しいのは、真のツインソウルが出会うのは最終転生の生涯であり、アセンションの過程であるということです。
自らの欲望の為に人を傷付けるという大きなカルマを抱えた状態では、残念ながら高次元の周波数と一致できません。
宇宙は驚くほど完璧で、誤魔化しは一切ききません。宇宙の正確さは人間の想像を遥かに超えています。
アセンションするということはとても大変なことで、私達はその為に何度も転生し自らの愛と光を少しずつ大きくしています。
最終的なアセンションの為には、自我からくる恐れを完全に捨てなければならず、カルマの浄化や霊的な悟りすらも必須です。
ツインソウルのプロセスは、その為の最後の仕上げのプロセスであり、神や宇宙はそこに新たに大きなカルマを背負わせることはしないはずです。

ツインソウルはフリーの状態で出会うのが理想ですが、必ずしもそうではないこともあるでしょう。
通常、ツインソウルにパートナーがいる状態で出会うのは稀なケースに属します。それ程までに、宇宙は完璧なタイミングでツインソウルの両者を引き合わせます。
パートナーとの関係が完全に破綻した状態だったり、離婚協議中に出会うこともあるかもしれません。
様々なケースがあるかと思いますが、大切なのは、そこに傷つく人がいないということです。
人を傷付けるという愛から遠ざかった自我からの行為はツインソウルのプロセスやアセンションと逆の方向へ働きます。
自我を手放すことで、自らが魂に舵取りを明け渡すことになります。するとガイドや天使などの高次元の周波数と共鳴し、宇宙の大きなエネルギーやガイドや天使達が二人を結びつけるよう動き出してくれます。
アセンションは宇宙のすべてが応援してくれる緻密に計画されたビッグイベントです。

ちなみに、一夫多妻制の国でもすべての人が一夫多妻をしているわけではありません。資産状況によっても異なります。イスラム教のご夫妻でも一夫一妻の人はとても多いです。
そもそも一夫多妻の制度とは社会救済策であり、扶養面での平等が義務付けられていたり厳しい条件のもとに成り立っています。

真のツインソウルであれば、心理的障害が取り除かれれば物理的障害もなくなっていきます。ツインソウルのプロセスの通りに進んでいきます。目に見えない力や神や宇宙の正確さに多くの人が驚かれます。
逆に、心理的障害を取り除かない限り物理的障害もなくならず、無理に取り除いても何度でも引き離されるでしょう。
自我に囚われず、神や宇宙や自らの魂に舵取りを明け渡すことがこのプロセスを進め、自らの魂をアセンションへと導くことになります。
無理に物理的障害を取り除こうとしていないか、自我に囚われていないか、今一度ご自分の心と向き合い、このプロセスを進んでいって頂けたらと思います。
 
 

あとがき


ツインソウル(ツインフレイム)の7つのステージというプロセスは、アメリカをはじめ世界中に広がり実証されています。
このブログには、私自身の経験だけではなく、アメリカでたくさんの人々に支持されている内容や宇宙の真実とされていることなども記載させて頂きました。(海外のサイトには営利目的のものが多く、見極めることが大切です。)

ツインソウルのプロセスは一般常識で理解するのは困難である為に、その過程で道に迷われることもあるかと思います。
周囲の人に相談しても分かってもらえず、たった一人で悩みを抱えてしまう・・・そんな時にこのブログを参考に、自らの道を知ることによってすべてを乗り越えていただけたら嬉しく思います。

ツインソウルの愛は、真実の愛という永遠の絆で結ばれています。
魂の絆は、私達の思考を遥かに超えるほど強く、真実の愛で結ばれているならば、きっと乗り越えられない試練はありません。
神のデザインといわれるこのプロセスは驚く程完璧です。
地球が365日で太陽を一周することや季節が秋になるのに失敗することはないように、神や宇宙はいつだって完璧です。

どうか、皆さまも安心してこのプロセスを進んでいって下さい。
世界中に同じ経験をしている仲間がいることを知っていて下さい。
その仲間達がこのプロセスを乗り越えられたことを忘れないで下さい。

短い間ではありましたが、このブログをたくさんの方々に応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
次は違った形で皆さまを応援させて頂くことが出来るように、新しい取り組みに向けて、私自身もっと多くの成長を目指したいと思います。

世界中のツインソウルをはじめ、すべての人々が幸せになることを心から願っています。


Love,
true1111
 

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/30be7d9d04cbea41b1ea631e84cf7327

(♬「ツインソウル応援プロジェクト」7段階は上記へ)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/4f94916093578e901affcd5b0b714a54

(♬「銀河法典」にもツインソウルが書かれています。)

 
青春の影 (720P)

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🔥ツインソウル応援プロジェクトより 7段階

2019-09-28 20:56:30 | ツインソウルツインフレーム

 http://true1111.blog.fc2.com/archives.html真実の愛「ツインソウル応援プロジェクト」

ツインソウル

 

私達は、魂と呼ばれる意識体が本来の姿であり、それぞれに魂の片割れがいるのをご存知ですか?

最近ではスピリチュアルブームで、ソウルメイトやツインソウルという言葉を知ってる人も多いのではないでしょうか。

魂の片割れ、魂の半身の事を、日本ではツインソウルやツインレイと言うようですが、アメリカなどではツインフレイムと呼ばれています。
紛らわしいので、ここでは魂の片割れの事を分かりやすくツインソウルと呼ばせて頂きます。

私達は皆、宇宙では両性具有の状態で作られました。
魂には性別が無いと言われていますが、それは両性具有の状態である本来の姿のことを表しています。
魂はそれぞれを進化させる為に修行の旅に出なくてはなりません。その為、遥か昔に分離せざるをえなくなり、1つの魂は男性意識体と女性意識体に切り離された状態で修行をしています。

通常、この二つに分離した魂が同じ時期に同じ惑星に転生する事はありません。
ですが、ごく稀に同時期に同惑星に転生する事があります。その惑星を卒業する時だと言われています。

この男性意識体と女性意識体は、非常に愛し合っており、神がデザインした夫婦の原型とされています。地球での結婚というのは、それを疑似体験しているのです。

真実の愛で結ばれたツインソウルが地上で出会うとどうなるのか?
あまりに大きな愛のエネルギーに二人は困惑し、様々な事が起こります。
近年、ツインソウルが地上で出会うケースが度々報告されています。

真のツインソウルに出会うと、ある一定の段階を経なくてはなりません。
その過程は宇宙のプログラムの一部ですので、ツインソウルに出会うとほぼ例外なく訪れます。
日本ではまだあまり知られていないようですので、ツインソウルが再びひとつに戻れるように応援する為、短期間だけですが、このブログを立ち上げました。
 
 

7つのステージ

ツインソウルが地上で出会うと、ある7つのステージを経験します。
これは、私達の魂や宇宙にプログラムされているもので、ほぼ例外なく訪れるであろうと言われています。

第1段階:認識(出会い)
第2段階:テスト
第3段階:危機
第4段階:ランナーとチェイサー(分離)
第5段階:手放す(浄化)
第6段階:目覚め
第7段階:調和(再会)

なぜこのような段階を経なくてはならないのでしょうか?
私達は皆、地球という惑星でそれぞれの愛を大きくすることを目標に様々な経験をし学んでいます。
そして、愛が一定の周波数を超えた時にツインソウルと出会うようにプログラムされています。それは、地球最後の生涯に予定されています。
ツインソウルが出会うと、魂が本来の姿に戻る為の最終調整に入ります。
更に、完全に霊的に目覚めなくてはなりません。輪廻の輪から脱出するには完全なる霊的覚醒(悟り)は必須条件です。

私たちは、ツインソウルと出会い分離して再会するまでの期間に、個人として成長するようにプログラムされています。
この7つのステージは、それらの為に必要不可欠な過程であり、神がデザインされたものだとされています。
 

第1段階:認識(出会い)


第1段階:認識(出会い)

出会ってすぐにお互いを魂レベルで認識し、以前にもどこかで会った事があるように感じます。
シンクロニシティな出来事が起こります。
ハートチャクラは開き、両者は一時的に霊的な目覚めを経験します。
それぞれの魂を目覚めさせ、お互いの意識をより高いレベルに引き上げます。

男性側が一目惚れするケースが多いようですが、可愛いとか好みのタイプというよりも、出会った瞬間愛おしく思えるような不思議な感覚であるようです。生まれ故郷に帰ってきたような、とても懐かしく心地の良いものです。一時的に天国を垣間見る時期でもあります。

第2段階:テスト


第2段階:テスト

初期の一時的なスピリチュアルな目覚めは消え、エゴは再び現れ始めます。
ツインソウルの一方または両方は、過去の恋愛経験を元に考え行動します。
ここで、様々な葛藤が生じるようになります。
それまで信じていた知識や過去の恋愛から得た概念にしがみつき、「こうあるべきだ」と間違った思い込みに当て嵌めると、次第に不安や混乱が生じるようになります。
やがて、一方もしくは両者は、批判的になったり相手のことを疑うようになっていきます。
 

第3段階:危機

第3段階:危機

ツインソウルの危機は、彼らの恋愛関係についての思い込みやエゴを捨てなければならないこと、もしくは相手を拒絶しなければならないことから起こります。
今までの恋愛経験から得た概念やエゴにしがみつくと相手を失う恐れや不安に繋がり、非常に強い痛みを感じます。
恐れはたくさんの痛みや様々な情緒的不安定さを引き起こします。
不安にも関わらず二人はお互いへの愛の為に会い続けます。

これは、二人が結合するには無条件の愛のレベルにまで意識を高めなくてはならない為に、今までの古い恋愛パターンの間違い(条件付きの愛)を引き出し気付かせる為のプロセスです。
 

第4段階:ランナーとチェイサー


第4段階:ランナーとチェイサー

人間のエゴは消滅を恐れ、蓄積されたすべての否定性が表面化し、感情や精神面に様々な抵抗が起こります。
ツインソウルの一方もしくは両方は感情的になり、恐れや怒りや罪の意識などが溢れ出し、耐え難い程の痛みを感じます。
魂レベルの強い痛みに耐えきれず、ツインソウルの一方は通信を遮断し相手から逃げ出そうとします。この逃げ出した一方はランナーと呼ばれています。

もう一方は関係を修復しようと試み、ランナーを追おうとしますが上手くいきません。こちらはチェイサーと呼ばれています。
チェイサーはランナーの予期せぬ行動に深く傷付き、その理由を知る為に出来る限りの事をします。これは、チェイサーの霊的な目覚めに繋がります。

エゴとの戦いは非常に困難なので、多くのツインソウルがなかなか次の段階へ進むことが出来ません。
やがて二人はそれぞれの道を歩む中で、そこから多くの事を学んでいきます。
離れていても、相手を想う気持ちは潜在意識を通して伝わり、お互いの心を強く支え合うでしょう。
 

第5段階:手放す(浄化)

第5段階:手放す

二人の関係の方向性や結果は神に明け渡されます。また、この関係が神の保護の下にあり、最終的に結ばれる運命である事を理解します。
(最終的に結ばれる為には、両者は霊的に目覚めなくてはなりません。)

ランナーは自分のペースで進化する時間と自由が与えられています。
この段階では、自らの心を取り戻し自分自身を維持します。

残されたチェイサーも、完全なる霊的覚醒への道を探究する中でランナーへの無条件の愛を感じます。これは、無条件の愛を周囲の人達や趣味や仕事などに向ける時間でもあります。

各魂が自我を手放す為には、神との定期的なコミュニケーションを行い、神は最も良い時に最良の事をなさるであろうと完全に信頼することです。
 

第6段階:目覚め

第6段階:目覚め

エゴは消滅し、身体は神聖なエネルギーに満たされます。
これは、完全に霊的に目覚め、神の本質を理解することに繋がります。
このステージは、ロマンチックな愛を求めるというよりも無条件の愛を放つ段階です。

この段階で、チェイサーの感情や心、霊的な目覚めは完全なものになります。
新しい創造と癒しのエネルギーが起こります。
そして、それは周囲の人達を助けることに向けられるようになります。

この段階の目的は、自らの体と行動を通して無条件の愛を周囲へ向けることを確立し、人間性をより高いレベルに振動させることです。
 

第7段階:調和(再会)


この段階によって、ツインソウルの両者は完全に霊的に目覚めます
二人は関係の本質や神聖さを理解し、すべてを悟ります。
彼らは、無条件の愛を与え合う為に物理的に再会し一緒になります。(多くのツインソウルはここで結婚しますが、極稀にそうならないよう設定しているケースもあります。)
二人の新しく進化したエネルギーは、他の人達を支援する事に向けられるようになります。

神と天使達の祝福を受け、二人に必要な全てのものが与えられます。
真の幸福を手にした二人は、まるで楽園にいるように感じられることでしょう。
但し、ここは地上ですので全く問題がなくなるということではなく、生きている限り様々な出来事はあります。
しかし、双方が無条件の愛を与えつつ、他の人達にもそれを向けて生きていくようになっていきます。
 

ランナーへのアドバイス

ランナーは、第3の危機のステージで非常に強い痛みを感じます。
魂レベルの深い痛みと葛藤に耐えられない為にこの関係から逃げ出そうとします。

これは、深い意識の底に眠っていた過去に受けた心の傷やトラウマが表面化してくる為です。
ランナーはこれらを手放し自分自身を癒す事に専念しなければなりません。
また、自らへの愛と自尊心を取り戻す必要があります。

ランナーは通常男性です。
魂レベルの痛みは今まで経験した事がなく、顕在意識では何が起こっているのか理解することが出来ないので、混乱が生じます。

否定的な感情が表面化し、その痛みが相手の女性に起因するのを感じますが、相手の女性に深い愛情を感じるので心は揺れます。ここでは様々な葛藤が生じます。
そして、ランナーは制しきれない程の感情に圧倒され、相手の女性から逃げ出したくなり、関係そのものを終わりにしようとします。


最終的にランナーは戻りますが、長い時間がかかるでしょう。それまでにはたくさんの癒しのプロセスが必要になります。
心の傷やトラウマと徹底的に向き合い、自分自身から逃げるのを止めなくてはなりません。自らの人生で築き上げた全ての恐れを完全に捨てなければなりません。
それにはとても長い時間がかかり、苦しい作業が要求されます。

心の奥底ではチェイサーへの愛に気付いているのに、見ないようにしている自分を認めなくてはなりません。
過去の経験から作られた間違った概念を捨てなくてはなりません。
自分に正直になり、論理や思考ではなく直感に従い行動して下さい。
心を開く勇気を持って下さい。恐れやプライドを完全に捨てなければなりません。
自分自身を癒す事に専念して下さい。それは、自分自身への愛と自尊心を取り戻す事に繋がるでしょう。

それら全てを行わなければチェイサーと再会する事は出来ません。
たくさんの課題がありますが、再会のステージまでにこの浄化のプロセスを完全に終わらせる必要があります。

自分のペースで決して焦らずに、ゆっくりと時間をかけて丁寧に一つ一つこのプロセスを踏んでいって下さい。
焦って行動しても上手くいきません。流れに身をまかせて、自分自身のペースで自分と向き合う時間を過ごして下さい。
チェイサーは決して離れていったりしません。
 

チェイサーへのアドバイス

女性は、男性より感受性が強く情緒的に豊かです。直感に優れ、人の心を感じ取る能力に長けています。これは、ツインソウルの関係の本質を理解することに必要不可欠な要素です。
男性は、太古の昔から理性で感情を抑える事を必要とされてきたので、理性が発達しています。その分たくさんの心の傷を意識の底に深く眠らせてしまっています。
そのことからも、通常ツインソウルのプロセスのランナーの役割は男性、チェイサーの役割は女性が担当する事になっています。

チェイサーはこの関係が神聖で特別である事を顕在意識的に理解出来なかったとしても、深く感じとります。
ランナーが突然二人の関係から逃げ出した為に、チェイサーは非常に深く傷付きますが、彼を取り戻そうと出来る限りの事をするでしょう。しかし、上手くいきません。

チェイサーはこの段階では大きな混乱が生じます。何が起きているのか理解する事が出来ない為に、あらゆる情報を集め調べようと行動します。これは通常チェイサーの霊的覚醒に繋がります。
やがてチェイサーの心が完全に粉々に砕け散る瞬間がやってきます。そして、その後に長い待機期間が訪れます。


二人は永遠の愛の絆で結ばれており、決して引き離されないという事を思い出して下さい。最終的にランナーが戻ってくる事を知っていて下さい。
チェイサーは忍耐強くランナーが戻ってくるのを待つ必要があります。
ランナーに時間を与えて下さい。彼ら自身のペースで進化することを受け入れて下さい。追う行為はランナーをより遠くへ追いやります。
ランナーに関係の神聖さを説明する行為は、よりランナーを遠ざける事になりかねないので注意が必要です。
そのような行動をしてもプログラムに影響を与える事は出来ません。また、ランナーが戻ってくるのを早める事も出来ません。
ランナーは時間をかけて自らを癒し、自らの力で乗り越えることに意味があり、ランナー自身が気付かなくてはならないのです。
チェイサーにはチェイサーの役割があります。そのことに集中して下さい。

待機期間中、チェイサーは多くの忍耐を要求されます。
この期間にチェイサーは完全なる霊的覚醒を目指さなくてはなりません。
心を静め瞑想する時間を作り、自らの心と向き合い全てを浄化するよう努めて下さい。
自分自身を愛し、周りのすべてを愛し、無条件の愛を周囲に与え、心を高めていって下さい。知識だけではなく、実践することが出来なくてはなりません。

ランナーは準備が整ったら戻ってくるという事を知り、彼らを信頼し、神と天使達に関係の結果や方法のすべてを委ねて下さい。
ランナーを深く大きな愛で包み込み、ランナーの行動や選択のすべてを受け入れて下さい。信頼と共に関係の結果やランナーへの期待を手放す事が重要です。
ランナーはいずれ必ず帰って来ます。
 

待機期間中のチェイサーへ

このプロセスの中で、最も忍耐が必要となるステージが、第5段階から第6段階の『待機期間』と呼ばれている期間です。
この期間はとても長い年月がかかります。数年以上かかることが多く、チェイサーにとって一番辛い時期かもしれません。
もし、あなたが待機期間中のチェイサーで、“自分は準備が出来ているのにランナーは遅い”と思っているとしたら、それは間違いであると忠告させて下さい。
皆さんを心から応援しているからこそ、敢えて厳しく書かせて下さい。

ランナーの準備が出来ていないということは、チェイサーも同じく準備が出来ていないということを表しています。
二つの魂はひとつの魂であり、例え肉体を持っていても二人は同じように進化していきます。相手は宇宙の最も正確な鏡です。
逆に言うと、チェイサーの準備が整えばランナーも準備が整うということになります。

チェイサーは、ただ待つのではなくチェイサーのやるべき課題を完成させるという大きな仕事があります。
チェイサーの課題である霊的覚醒というのは、決して簡単なものではありません。(最終的にはランナーも霊的覚醒は必須です。)
ツインソウルであることを知るというだけではなく、自分の心の奥底と徹底的に向き合うことが必要です。
本を読んで魂や宇宙の法則などを頭で理解することは簡単ですが、それは真の霊的覚醒とは言えず、自らの経験を元に気付き、自らの心で感じ取り、実行することが大切です。
神や宇宙の隠されていた法則を悟り、自らの玉座を自我から魂に明け渡し、物質主義を完全に手放し魂としての人生を生きなければなりません。
また、神や宇宙の法則を理解すると、ランナーとの関係の結果を神へ明け渡すことが出来るようになるでしょう。
二人の関係の結果や自我への執着を手放し、神や宇宙を完全に信頼することも重要です。

第6ステージは、ロマンチックな愛を求めるのではなく、無条件の愛を周囲へ向ける段階でもあります。
ランナーだけではなく、あなたの周囲にはたくさんの愛があるはずです。
無条件の愛で周囲のすべての人達を赦し、感謝する気持ちが高次元の周波数と共鳴します。

それぞれのやり方で進んでいって下さい。忍耐強く、決して焦らずに、自分のペースで一歩ずつ進んで下さい。
そして、神や宇宙を完全に信頼し、タイミングのすべてを神に委ねて下さい。

お互いへの愛を決して消すことは出来ないのがツインソウルの愛の証です。
二人の愛が本物なら、やがてそれが目に見える形で具現化されてきます。神や天使達やガイドが二人を結びつける為に様々な働きをしてくれるでしょう。
シンクロニシティが巻き起これば再会のステージはすぐそこです。
チェイサーの準備が整えば、それがランナーと再会する時です。
 

ランナーの想い

ツインソウルのプロセスでは、待機期間中のチェイサーの相談やブログなどが多い為に、チェイサーばかりが辛くて悲しい想いをしているように見えますが、実はその裏でランナーもとても苦しんでいます。
二人は宇宙の鏡であることから、このプロセスの苦しみはほぼ等しいのではないかと思います。


ランナーはチェイサーである彼女(ここでは女性であると仮定します)と出会った瞬間から、おそらく深く彼女を愛しています。
ランナーは激しい愛と情熱と欲求を掻き立てられます。それは、これまで誰にも感じたことのない強く深いものです。
心の奥深くで、彼女が自分の人生を変えるであろうことに気付きます。顕在意識では分からなくても、既に彼の魂は知っています。

ランナーは絶えず彼女のことを考えます。
彼女と過ごした時間、彼女の笑顔、彼女の声、仕草、会話のすべて、キス・・・
ランナーは彼女についての回想や想像を止めることが出来ません。
いつも彼女のことを考えて他のことに集中出来なくなる程、ランナーは深く彼女を切望します。
彼女に感じる愛情は、日ごとに強く会う度に深くなります。今までの過去のどの恋愛よりも強く深く。

ランナーは次第に怖くなります。彼女に感じる愛の強さは、今まで経験したことがないので恐れを感じます。
彼女を失うのが怖くなり、愛の強さに怯えて立ちすくみます。恐れで身動きがとれない程、彼女を失うことが怖くなります。
やがて彼は、現在の状況に過去の恋愛やそれまでの概念を当て嵌め、彼女を失うであろうと確信します。
不安と絶望に押し潰されそうな気持ちを制することが出来ず、すべてのコントロールを失い、この場から逃げ出そうとします。ランナーは二人の関係から逃げ出します。

逃げ出したランナーは、彼女への想いを逸らそうとし、彼女を心の外へ追いやる為に出来るすべてのことをします。彼女を忘れようとあらゆることを試みます。
彼女と離れることによって、時間の経過が心の痛みを消し去ってくれるだろうと願います。
しかし、どうしても彼女を心から追いやることが出来ません。何をやっても彼女は心に居続けます。ランナーは彼女を決して忘れることが出来ません。
どんなに時が経っても彼女に対する想いは色褪せず、どういうわけか、以前よりもっと多くの愛情を感じるようになります。
そして、どんなに時が経っても彼女を忘れることが出来ないことに気付きます。彼女への愛は、自身ではコントロールが出来ない深い部分から来ている為にそれは圧倒的です。

ランナーはこの時期、自らの人生や自らの夢の実現について、徹底的に向き合わざるを得なくなる環境や状況に陥るでしょう。
すべてが上手くいかなくなり、自らと向き合うことから逃げ続けるわけにはいかなくなる程に追い詰められる状況に陥るかもしれません。
やがてランナーは、自らの人生で築き上げてきたすべての恐れが自らの夢の実現や自分の人生を生きることを邪魔しているということに気がつくでしょう。自らと向き合うことから逃げるのを永遠に続けることは出来ません。
その時ついにランナーは降伏します。すべてに降伏します。


ランナーは宇宙で誰よりもチェイサーを愛していますが、恐れで身動きが出来なくなります。
彼女を失うことを恐れ、永遠に彼女と一緒にいる為に必要なやるべきことを恐れ、自らの夢を実現することに恐れ、自らの人生を生きることに恐れ・・・心が恐れに支配されてしまうのです。
何年もの間、私達は条件付きの愛の概念やエゴに基づいた世間の常識や価値観と共に人生を過ごしてきました。通常、魂が求める心からの愛を感じることはないので無理もないでしょう。

完全な愛は恐れを取り除き、すべての恐れに打ち勝てると言われています。恐れを手放した時にこそ無条件の愛があり、すべての祝福を受け取ることが出来ます。
このプロセスは、本来の完全な魂の姿に戻る為の課題であり過程であり、大きな祝福を受け取る為に宇宙から与えられた大いなるギフトなのです。

Trust&Surrender 信頼と降伏


ひとつの魂を統合させるというプロセスにおいて、ランナーとチェイサーにはそれぞれの役割があり、それぞれの課題があるとお伝えしてきました。

ランナーは恐れやエゴを手放さなくてはなりません。
チェイサーは二人の関係の結果を神に明け渡すことが求められます。
降伏や手放すこと、明け渡すことをどちらも英語で surrender(サレンダー)といいます。
実は、二人には同じ課題が与えられていました。男性エネルギーと女性エネルギーでは、そこへ向かう方法が違うだけで、全く同じ問題を解いていたのです。

無理に手放そうとしたり神に明け渡そうと努力しても、それはsurrenderしたことにはなりません。長い時間をかけて行き着いた先にあるのがsurrenderです。
その為に、ランナーは自らを癒し自尊心を取り戻すことや自分の弱さと向き合う勇気が必要になり、チェイサーには二人の関係を知ることや宇宙の法則を理解することが必要になります。それぞれがやれることの全てをやったと納得することも大切です。

完全にsurrenderするには信頼することが必要です。
心からの信頼がなければ、手放すことも明け渡すことも出来ないからです。
信頼するという基礎がなくては、その上に何を築いてもすぐに崩れてしまいます。
信頼はしようと思って出来るものではありません。無理に信頼しようとしても恐れや不安という感情が必ず湧いてきます。信頼と恐れはコインの表と裏のように切り離すことは困難です。


ランナーは、長い時間をかけて自らを癒し、愛という太陽によって、自我が作り上げたプライドや概念を少しずつ脱ぎ捨てていくと、自分にとって一番大切なものが何であるかが見えてくるようになります。
恐れの原因が彼女ではなく、自我が作り出した幻に過ぎなかったことに気付くでしょう。

チェイサーは、神や宇宙の法則を知ることで、二人の絆が決して離されることはないと知り、この世界は心が作り出している現象にすぎず、自分は宇宙の一部でしかないことを理解すると、恐れるものはひとつもないことを悟ります。
神や宇宙は、魂の目的に沿った道へ必ず導いてくれると安心するようになるでしょう。

その状態になったとき、本来の魂の完全な愛の姿に近付いているはずです。
魂が本来の愛の姿に近付くと、自我が作り上げた自分ではなく本当の自分を信頼することが出来るようになります。愛と信頼はセットになっているからです。
愛しているから不安になるのいうのは本物ではありません。信頼に実績が必要だという概念は自我が作り出したものです。
完全な愛には恐れはなく、そこには完全な信頼があるだけです。人間の愛は不完全だと言われていますが、魂の愛は完全です。

自分を信頼すること(=相手を信頼すること)、神や宇宙を信頼すること、それらが心から出来たとき、すべてに降伏するという結果に行き着きます。
不必要なものをすべて手放した時、純粋な愛に満ちた神聖なエネルギーの状態のみになっています。
その結果が新たな原因となって、次の結果を引き寄せます。
二人が完全にtrust&surrenderするとき、神や天使達の祝福と共に最終ステージへの扉が開かれます。
それは、二人にとって一番ベストなタイミングで訪れることでしょう。


※ここで大切なことは、自分を信頼するとは、自我の作り上げた自分ではなく、魂としての宇宙の一部である自分を信頼するということです。
 
http://true1111.blog.fc2.com/archives.html真実の愛「ツインソウル応援プロジェクト」
 
 
 
ツインソウル応援プロジェクトQ&Aへ
https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/3846464367b2a88813bb78ff1e77de09
 
 
 
ハイファイセット 少しだけまわり道
 
 
「銀河法典」の中にツインソウルについて書かれています。
 
https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/83765703658963ced5eb1b47a921f9eb
 

第一節第三項:感覚を持つそれぞれの存在は、ソウルファミリー・マンダラにおける自分の位置に応じた割合で、他の存在と統合する、不可侵かつ無条件の権利を有する。

 この項は、ソウルファミリー内部の関係を規定する文書になっています。それは対極性の存在(ツインソウル、ソウルメイト)と一つになることを保証しています。そしてまた、発達段階と外部条件には関わりなく、他のすべての存在と協力し合うことを保証しています。

 

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♪ Honesty【訳詞付】- Billy Joel

2019-09-28 20:36:32 | 音楽

Honesty【訳詞付】- Billy Joel

 


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🌎コブラ情報 The Shift 移行 2019.9.25

2019-09-28 05:30:44 | 魂の法則

 

 
2019年9月25日

                   移行

         The Shift
https://2012portal.blogspot.com/2019/09/the-shift.html


星間情報筋より、宇宙の変化が加速化しており、全宇宙が新たな宇宙のサイクルに向けて相転移の最中にいる旨の連絡がありました。つまり我々がこれから体験することは銀河のスーパーウェーブというだけではなくて、宇宙の誕生後初の大規模な宇宙的変化です。


銀河のセントラルサンは、光速以上のスピードで活発になっていっています。光速で飛んできた以前の銀河スーパーウェーブの兆候は、ごく間近にやってくる新たなスーパーウェーブとまったく同じものです。

https://themindunleashed.com/2019/09/supermassive-black-hole-hungry.html

これは、すでに我々の太陽系に大きな変化をもたらしています。宇宙のセントラル種族は、太陽系全体に多次元のフラワーオブライフを設定しました。この多次元フラワーオブライフは、月の軌道からヘリオポーズに向かって広がっています。このグリッドは、来るべきスーパーウェーブの伝送バッファーとして作用します。

キメラグループはこの変化を阻止するための土壇場の悪あがきとして、2017年初期から2019年1月21日にかけて思いっきり大量の異常と闇を太陽系に投入しました。

2012年以来、キメラはレジスタンスに対して強気で戦いを挑んできました。実際、偽情報をレジスタンスに流して、レジスタンスをからかったりしたことも何回かありました。例えば、レジスタンスは残存するキメラの宇宙船をスキャンしたところ何も見つかりませんでした。ですが実際はキメラの宇宙船は超次元ワームホールに隠れていて、後になって大量の奇襲攻撃を仕掛けてきました。



この偽情報作戦によって、こちらのブログに掲載された内容に矛盾を呈することになることが数回ありました。しかし、レジスタンスは自分たちが理解できる範囲と能力の限りにおいて最良で真実の情報を提供していました。全体としてはレジスタンスから提供されたほとんどの情報は有効で真正なものです。

さて、レジスタンスはこれらの攻撃から立ち直り、5000万人もの新たなメンバーが援軍としてカイパーベルトから地下ネットワークに到着しました。これでメンバーは総勢1億2000万人となります。今回の移行期が近づいたので、さらなる援軍がまもなくやってくる予定です。

キメラは太陽系では敗北したと認識したので、現在は最後の砦として惑星地球と月下宇宙空間の防衛に注力しています。

いまだに、トップレットプラズマ爆弾の使用を最後の防衛手段として使っています。トップクォークはストレンジクォークよりも効率的に正常物質を浸食することができて、はるかに危険です。

https://www.space.com/alien-planets-pulsars-strange-matter.html

キメラの計画は、部分開示として、地上を攻撃するTR-3B宇宙船を使った偽のドラコ宇宙人の侵略を企て、カバールが米国宇宙軍を利用してこのTB-3B艦隊に対して防衛するというようなストーリーを展開しようとするものです。

https://thecommonsenseshow.com/activism-conspiracy-tragedy/were-clintons-and-ronald-reagan-talking-about-real-or-fake-alien-invasion

カオスを確実に起こすために、イエズス会は金融システムをクラッシュさせて、太陽系の多くの植民地であったようなAIによる暗黒の地上文明を導入しようとしています。

https://supersoldiertalk.com/wp-content/uploads/2019/08/Cyborg-Medical-PLC-Labs-on-Mars-Bases.pdf

スマホの導入はキメラの計画の一部で、人類をお互いに疎遠にさせて、技術的暗黒である闇の蜘蛛の巣の中に人類を封じ込めるものです。

https://qz.com/523746/a-photographer-edits-out-our-smartphones-to-show-our-strange-and-lonely-new-world/

人をコントロールするロボットがすでに配備されています。

https://www.telegraph.co.uk/technology/2019/09/21/microsoft-chief-brad-smith-says-rise-killer-robots-unstoppable/

世界の崩壊と新たな暗号通貨による金融システムの創設というイエズス会の計画も、進行中です。

https://www.cnbc.com/2019/09/16/facebook-meeting-with-fed-and-other-central-banks-to-discuss-libra-ft.html

ここ数週間で重要な進展があって、このキメラとイエズス会の目論見を効果的にくい止めることができたので、この計画は成功しません

多くの情報筋が、ゴールドマンサックスドイツ銀行のような主要銀行が10月に倒産すると予測しています。

http://www.whatdoesitmean.com/index2991.htm

https://benjaminfulford.net/2019/09/23/many-signs-point-to-imminent-bigger-than-lehman-financial-tsunami/

宇宙のセントラル種族は、光の勢力はこの崩壊の状況に対処できるとしており、公表はできませんがすでに計画は実施されています。

レジスタンスより、10月に金融システムに大きな変動が予測されるが、システム崩壊にまではいたらないと連絡がありました。

システム崩壊とは、実際にはこの負債奴隷バブルの崩壊のことで、イベントのタイミングに起きることが計画されています。

https://www.zerohedge.com/markets/financial-storm-clouds-gather

多くの国が、イベントに備えて配給のチェーンを整備しています。

https://www.theorganicprepper.com/walmart-distributor-shtf/

光の勢力より、この地球の状況を安定化させるために、参加のお気持ちがある方はフラワーオブライフ瞑想を強化して4時間ごとに行っていただきたいと依頼がありました。

https://www.welovemassmeditation.com/2019/09/flower-of-life-meditation-every-4-hours.html?m=1
日本語訳:地球周囲のエネルギーグリッドの安定化支援のために、4時間おきに実施しているフラワーオブライフ瞑想に参加してください!


また光の勢力は、この状況を安定化させるために女神のエネルギーを地球のエネルギーグリッドにできるだけ定着させるように伝えてきました。

https://awakeningwomen.com/the-sisterhood-manifesto/

https://goodmenproject.com/featured-content/8-reasons-why-men-should-worship-goddesses-wcz/

アタルガテスは人魚の女神で、シリウス恒星系から何千年もの前に卵型の宇宙船に乗ってユーフラテス側の土手に到着しました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Atargatis

アタルガテスの原型は、その後カバールによって歪められましたが、アタルガテスの元のエネルギーはイベント後の社会への平和な移行にとって鍵となるエネルギーの一つです。

現在の歪んだ文化では、性的エネルギーに対する新鮮な視点が必要となります。

https://amuse.vice.com/en_us/article/bjq3ym/matriarchy-sex-women?utm_source=dmfb

http://www.health-science-spirit.com/saint.html

例えば、足フェチというのは女神崇拝の過去世の記憶だと多くの人から言われています。

https://esoteric-center.org/foot-fetish/

考古学者はついに、初のアルコン侵略の証拠を公開しました。

https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6865741/The-violent-group-people-lived.html


まもなく、新たなコブラのインタビューがネットで公開されます。インタビューで質問していただきたい内容があれば、こちらまでお送りください。info@truthisout.net

最後に、わかる方に対して暗号文を送ります。

http://www.maxima-library.org/mob/b/423978?format=read

Victory of the Light!


翻訳:Terry

転載元:働かなくてもいい社会を実現するには?

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あなたが5次元へ渡ったと分かる8つのサイン

2019-09-27 18:57:33 | 宇宙

あなたが5次元へ渡ったと分かる8つのサイン

5次元へのシフト

スピリチュアル的に見た宇宙は、いくつもの次元から出来ていて、魂は成長に応じて、その間をシフトすると考えられています。次元を移行すると、思考や物事の見方が変わります。新しい次元では新しい思考や視点を獲得し、新しい目で人生を感じられるようになります。

 

3次元的思考では、私たちは死と喪失の恐怖から逃れることは出来ず、社会から見捨てられ、遺棄されることの恐れがつきまといます。マインドの中のエゴの機能が作り出した、幻想の恐怖です。

4次元的思考では、よりハート思考になり、幸福や喜びを感じられるようになります。

5次元的思考では、さらに違った視点から物事を眺められるようになり、私たちはよりスピリチュアルな感情や気付きと一体化します。あなたが5次元へと渡った時に経験するサインには、以下のようなものがあります。

・・・・・・・・・・

あなたが5次元に渡ったことが分かる8つのサイン
1.世界はありのままで素晴らしいと思えるようになる

5次元に入ると、幸福や喜びに理由や条件が必要なくなり、毎日の生活の美しさがあることを感じるようになります。まるで世界を、バラ色のフィルターを通して眺めているようです。

2.高次のガイダンスはいつでも手に出来る

5次元では、神聖な領域と自分を隔てるブロックが、もはや存在しません。あらゆる形で、いつでもメッセージを知ることが出来ます。

3.人生をよりポジティブに考えられるようになる

あなたはこれまで以上に幸せを感じ、よく笑い、ヘルシーで安全であると感じるようになります。悩むという選択肢がなくなり、誰といても心の平和を感じます。

4.恐れから立ち上がることが出来る

自分の力を奪うような思考や状況に留まらず、恐れを深刻に考え過ぎることがなくなります。死や喪失への恐怖も、強い絶望ではなく、3次元と離れてしまうことへのセンチメンタルな感情へと変わります。

5.時間と場所の制約がなくなる

3次元的、物理的な時間と場所は変わらず存在しますが、それによる制約には何の意味もないことに気付きます。いつでもベストのタイミングだし、わざわざ特別の場所に行かなくても、今ここで経験できるようになります。また過去や未来に囚われる必要性も、感じなくなります。

6.ネガティブな経験がなくなる

かつてよりも、自分が人間で、人間としての生活を送ることを、ずっと楽しめるようになります。周りの人々や状況に、以前は感じていたネガティブな感情が、非常に些細なものに思えます。自分にダメージを与えるような思考は、すぐに手放すことが出来るようになるからです。

7.シンクロニシティや兆しと共に生きる

宇宙が送って来る小さな気付きやガイダンスを迷信的に信じ込むのではなく、宇宙のフロウに乗ったり、自分の生活を向上させるために利用することが出来るようになります。

8.時空や次元を旅する感覚が分かる

時間や場所の感覚がなくなると、過去に戻って、新しい視点から記憶を追体験したり、望む未来を、今、手にしているかのように生きることが出来ます。また別の次元に生きている自分とのシンクロニシティも感じます。

関連記事:  あなたが5次元を経験している9つのサイン

If You Experience Any Of These 8 Signs You’ve Crossed To The Fifth Dimension by Simple Capacity

 転載元

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♪ なぜか上海 井上陽水

2019-09-27 15:34:46 | 魂の法則

なぜか上海 井上陽水

♬バックの音楽が抜群です。高中正義のギターでした。


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「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~最初の出会い・神・別れ

2019-09-27 13:00:00 | 魂の法則

♬本文を先に投稿しましたので、著者がこの本を書く経緯は 「始めに」「序文」そして「最初の出会い」「神」「別れ」をご覧ください。

 https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語訳全文)

 「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~最初の出会い・別れ

 P11~P26
 P238~P243

(P11~P22)            

最初の出会い

最初に言葉をかけてくれたのは彼だった。僕の手を取り、向かい合っ て一緒に座るよう勧めてくれてから、こう言った。 良く来たね。君を待っていたのだよ。

*僕を待っていたですって? 僕はあなたを知らないのに。

 私は君を知っているよ。でも、今そんなことは重要ではない。

*ええと、僕は…一体どこにいるんですか? どうやってここに来たんだ ろう。

 それも今は重要ではない。そのうち分かるだろうから。

*では、あなたはどなたですか?

 イザヤと呼んでくれて構わない。君が今私のことを思い出せなくても、 私たちはずっとずっと昔からの知り合いだよ。

*それで、あなたと私とはどういう関係なのですか。

 私が君のお兄さんにあたるとでも思ってくれればいい。

*あなたにお会いしたことを全く覚えていないのですが。

 そのことは今はどうでもいい。もっと大事な事柄について質問するた めに時間を使った方がいいだろう。質問はなかったのかい?

*質問? 何の質問のことですか? 

 覚えていないのかい。ずっと以前から抱き続けていて未だに回答の得 られない君の心の奥底にある質問のことだよ。

*どうしてそのことを知っているのですか。

 君のことを知っていると言ったろう。君の内面を良く知っているのだ よ。だから、恐れないで聞いてもらって構わない。ここでは君は完全に 自由だ。

*僕は混乱しています。ここは本当に素晴らしいところだ! ここでは とても気持ちがいい。 普通の世界とは大違いだ! 平和で、何かに…何 と言えばいいんだろう、何かに 満たされていて...

 愛に満たされているのだ!

*...それは、分かりません。これまでにこんな気分になったことは なかったので。でも、本当に素晴らしい。

 それが普通だ。君にとっては初めてだからね。この人生では初めてこ こに意識的に旅して来たのだから。でも、時間を有効に使っておくれ。 君の深い疑問を取り出してごらん。

*どこから始めたらいいのか分からないのですが、自分が空虚に感じら れ、孤独で理解されていないと思うことがよくあります。どうしてその ように感じるのでしょうか。

 それは特別なことではないし、多くの人も同じように感じている。そ れは、君たちの住む世界に愛が欠如していて、人びとが背を向け合って 暮らしているからだ。 孤独感というものは、愛されていないという思いや理解されていない という思いから生じるので、周りを多くの人に囲まれていても、世の中 で独りということがあり得るのだよ。君たちの世界の大多数の人はこん な風に、何も感じることなく、真実の愛がない内面の孤独の中に生きる ことに慣れてしまった。君たちは、全員が兄弟であり、同じ目的地に向 かっていることも、そこに達するにはお互い同士が必要になることもま だ理解していないから、それで、自分が独りだと信じてしまっているの だ。

*僕たちが到達しなくてはならない目的地とは何ですか。

 真の幸福だ。だがそこには、愛において成長しない限り到達できない。 唯一愛のみが、内面の空虚感を埋めることができる。特に気にかかって いる質問があるかね?

*僕を悩ます最大の質問は、「どうして存在し、何のために存在してい るのか」です。僕は何のために生まれたのでしょうか。 何かをしにや って来たのでしょうか。どうして何をしにやって来たのか、覚えていな いのでしょうか。

 君は進化するために来たのだよ。

*進化するとは、どういう意味ですか。何において進化するのですか?

 エゴを愛に変化させていく過程を、私は進化と呼ぶのだよ。進化とは、 愛について学ぶことだ。

*愛における進化をお話しされるのですね。でも、僕がこの世で目にす るものは愛ではありません。苦しみは何のためなのでしょうか。 どう して、最も美しいものから最も残酷で破壊的なものまでが混在する、こ んなにも矛盾に満ちた世界に住んでいるのでしょう。 憎悪、戦争、飢 餓、貧困、苦悩。僕には、これらの存在理由が分かりません。何らかの 意味があるのですか。 それとも、答えは見出せないのでしょうか。

 もちろん意味はある。進化のためだ。今君が言ったこれらの災いは全 て、愛の欠如、つまりエゴと呼ばれる同一の源から生じたものだ。各人 のエゴが集積すると、現状のようにこの世を完全な地獄にしてしまうが、 それぞれのエゴが愛に変わって合わされば、この世を天国に変えられる。 内面をエゴから愛に変えるのは、各人の意志にかかっている。 内側を変えることができれば、当然の結果として、君たちの周りの外 側を、そして世界全体を変えることが可能だ。君たちを取り囲む外界は、 自己変革を手伝うためにあるのであって、型作りを教わりたい子どもに とっての粘土のようなものなのだ。

*やっぱり分かりません。何のために、どこに向かって進化するのです か。それに最後に結局、全てが死に帰すのだとしたら、そのような努力 に何の意味があるのでしょうか。

 愛や感情や知識の能力を高めながら、より高次の幸福に近づいていく という各人の進化には、決して終わりがない。もし終わるのだとしたら、 意味がない。

*それはどういう意味ですか。

 人が存在しなくなることはない、つまり不死ということだ。

*毎日、何千何百万という人間が死んでいるというのに、どうしてそう 言えるのでしょう。

 死ぬのは、人間が物質界で存在するために使用する乗り物、つまり肉 体に過ぎない。人の本質や意識はそのまま存在しつづける。

*それは、死の後にも生が存在するということですか。

 そうだ。実際に私が言いたいのは、死というものが存在しないという こと、朽ちてしまうものは、魂が物質界に顕現できるように使用する乗 り物に過ぎないということだ。

*魂とは何ですか。

 魂とは、生きて感じることのできる存在のことだ。個人の意志や意識 が宿るところが魂であり、決して破壊されることがない。 君は魂だ。君たち人間は全員が魂で、転生と呼ばれる期間の間だけ、 物理的な肉体に繋がれているのだ。君たちは自分自身を肉体だと思って いるが、肉体は、この物質界で活動するために必要とされる衣服に過ぎ ないのだよ。

*確認したいのですが、それではあなたは、魂が、つまり僕ら自身が、 肉体からは独立して存在できると言いたいのでしょうか。

 その通り。それが死後に起こることなのだ。魂は完全に肉体から離れ て存在し、生き続ける。

*魂が死ぬことはないのですか。

 死ぬことはない。魂は不死なのだ。進化したり改善したり停滞するこ とはあるが、決して破壊されはしない。

*でも、肉体の死を越えて命が存在するという、どんな証拠があるので しょうか。私の知る限り、あちら側から戻って話をしてくれた人は、一 人もいないのですが。

 異議を唱えて申し訳ないが、そう言い切ることが完全に正しいとは言 えないな。臨床学的には死を迎えて、そこから生き返った人の証言は山 ほどある。これらの人びとの多くは、肉体的に死んでいる間に、強烈で 彼らにとってはリアルな体験をしたことを覚えているんだよ。

*それらの体験談は、非常に危機的な状況下での幻覚が生んだ産物だと は考えられませんか。

それならば、皆で同じ幻覚を見ようと同意した、集団的な幻覚だとい うことになる。なぜなら、皆が同じ話をしているんだよ。

*時々自分自身の存在が幻覚ではないのかと疑うことがありますが。

  幻覚を見るためには存在しなければならない。君たちの世界の偉大な る哲学者の一人も言ったろう、「我思う、故に我あり」と。私だったら、 それに「我感じる、故に存在する」と付け加えるがね。 他人の経験は、自分の経験ではないので、疑うことは可能だ。だが、 自分が経験したことには疑いの余地がない。自分の経験とは、その人自 身によって体験されたもので、実際にそれを感じ体験した人にとっては、 紛れもない現実なのだ。

*皆が共通して話しているという話とは、どういうものですか。

 肉体からの分離と、外から自分の身体を見ること。暗いトンネル内を 旅する感覚と、通り抜けた時にまぶしい光を感じること。以前に亡くな った家族や友人との再会。光の存在との会話。自身の人生の回顧。 それに、肉体に戻ってから、その後の人生観が変化したり、死という 現象の捉え方が変わったという経験もある。こういう体験をした人は、 生が継続することを知り、自分が置き去る人生よりもずっといいことが 待っていることを経験したので、死に対する恐怖がなくなるのだ。

*僕にはやはり、主観的な印象に過ぎないように思えますが。

 これらの証言を表面的に個別に分析するなら、正当性を疑うのは簡単 だろう。しかし、国や文化や信念の違いにも関わらず、非常に似通った 特徴を持つ現象が、大人に限らず子どもにも、何度もくりかえされてい る場合には、少なくとも、この件に関する真剣な研究がなされるべきで はないだろうか。 君たちの世界にも、アメリカの精神科医で哲学家であるレイモンド・ ムーディ(Raymond Moody)博士や臨死体験をした子どもたちの調査し た小児科医で神経学研究家のメルヴィン・モース(Melvin Morse)のよ うに、臨死体験を入念に調査することに専念して体験談を取りまとめた、 真面目で著名な研究家が沢山いるだろう。『かいまみた死後の世界/Life after Life 』と『臨死体験光の世界へ/Closer to the light』を読むことを勧 めよう。

*そうだとしても、僕には、死後の生の存在の証拠としては、偶発的で 根拠に欠けるように思えます。亡くなったまま戻らない人たちに比べる と、臨死体験をして生き返ったケースの割合は少ないですから。

君たちが死と呼ぶ、肉体との最終的な分離の過程にいる死にかけてい る人たちからの証言はもっとずっと沢山ある。この過程にいる人の多く が、すでに亡くなった親しい人たちや向こう側への移行を助けてくれる 光の存在を見たり、彼らと話したりした、と断言しているのだよ。でも 普通は、幻覚を見ているのだと思い込む。どうやら死が近づくと、また もや世界中のあらゆるところで、同じ幻覚を見ようと皆が約束でもする らしい。 世界的権威の精神科医であるエリザベス・キューブラー・ロス (Elisabeth Kübler-Ross)のように、このテーマを真剣に研究すること に専念した熱心な研究者も沢山いる。彼女の『死ぬ瞬間/ On Death and Dying』を読んでみたらどうだい。

*でもこれらは全部、臨死体験をしたとは言え、肉体的には生きている 人たちのケースではないですか。

 肉体を持たない存在とコンタクトをしたという証言もある。良くある のが、最近亡くなった親しい人が、はっきりと夢の中やベッドの足元に 現れて、お別れを言うケースだ。これは、研究者によって余り調査はさ れていないが、結構頻繁に起こるケースだ。

*それにしても、生と死の境での出来事に限定されずに、もっと確固た る証拠があってもいいと思いますよ。

霊界とのコンタクトをもっと頻繁に継続して取れる霊媒(敏感な人) もいる。

*それは、なおさら信じられないのですが。

 鵜呑みにしなくてもいい。だが、伝えられるメッセージをよく吟味し て分析してごらん。メッセージの質で発信人が分かるだろう。

*でも、どうしてそれがいかさまではないと分かるんですか。つまり、 自称霊媒師がどうして死者のふりをしていないのだと分かるのですか。

 いかさまは常に可能だよ。しかし、偽札を造る人がいるからといって、 全てのお金が偽物とは限らないように、霊媒だと偽る人がいるからとい って、全ての霊媒師が詐欺師やペテン師だという訳ではない。 詐欺にあわないためには、日常生活において正直で、自己の利益のた めに能力を使ったりしない霊媒師を選ぶことが一番確実だ。 生まれつき何らかの霊媒体質で、子どもの時からこの能力が目覚めて いる人は、君が考えている以上に多いのだよ。しかしながら一般的には、 周囲から拒絶されたり理解されなかったりするので、その力を抑制して しまうのだ。 また、能力を適切に開発できて社会の利益に使おうとするごく小数の 者は、嘲笑の対象になったり日常生活で足を引っ張られたりしないよう に、目立たないようにやるものなのだ。

*どうして霊媒能力のある人とない人がいるのですか。それは何の違い によるのでしょうか。

 それは、各魂の進化の計画による。霊媒になるというのは、転生前に 選んで設定されることなのだ。他の人たちを援助することによってその 能力を正しく使うことができれば、その人がより速く進化するために役 に立つ。これは、魂が前生で行った行為と深く関連している。

*魂が生まれる前から存在していて、他の人生も経験したことがあるの ですか。

その通りだ。魂が現在の人生で遭遇する状況や試練は、過去の人生や、 転生と転生との間の期間に、自分が下した決断と密接な関係があるのだ よ。

*過去生、つまり生まれる以前の人生を証明するどんな根拠があるので しょうか。

過去生の記憶を持った人たちの証言があるよ。これらは自発的(特に 子どもの場合)なものか、退行催眠によって誘発されたものだ。この件 に関してはかなりの文献が揃っている。 子どもたちの記憶に関しては、「前世」を「覚えている」小さな子ど もたちを対象に輪廻転生と思われる事例を研究しているカナダの精神医、 スティーヴンソン(Stevenson)の研究論文を読んでみるといい。現に、 輪廻と思われる二千五百以上のケースを世界中で調査してきた。彼は本 も二十冊以上著しているし、心理学と精神学の専門雑誌にも色々な論文 を発表している。『Twenty Cases Suggestive of Reincarnation』はお勧め だ。

*これらは全部、想像が生み出したものではないのですか。

想像や精神的な混乱やその他の要素が原因となるケースがあることは 認めるが、過去の人生の詳細を具体的に覚えていて、しかも歴史的な裏 づけが取られた事例は、もっと沢山存在しているのだ。彼らは、地名や 事件や名前などを詳細に覚えているのだが、その多くが、今生では一度 も行ったことない国々でのものなのだ。 特筆すべきなのは、幼い子どもにみられるのだが、今生では聞いたこ ともない前世で話していた言語を、急にしゃべり出すことさえあること だ。彼らは大抵の場合、二歳から四歳までの子どもたちで、別の場所や 別の時代に生きた過去生のことを両親や兄弟に話し出す。こういう子ど もは前の人生で経験した事柄に強く興味を惹かれ、しばしば前に暮らし ていたという家族の元に返して欲しいと頼むのだ。

*まあ、子どもというものは、想像力が豊かですからね。これらの証言 に確証を与えるのは難しいでしょう。

だが、「想像」した事が現実だと証明できたとしたなら、それは天才 的な想像力ということだね。一方で、退行催眠術によって、前世の記憶 を取り戻す大人のケースも沢山ある。

*退行催眠術で想像力が膨らんだために、前世を思い出したと錯覚した のではないですか。 

 もう一度同じことを言おう。想像力や他の要因の産物であるケースが 存在するのは認めるが、歴史的に裏づけされた過去生の詳細を具体的に 覚えている人たちの事例は、もっと沢山存在しているのだ。また、多く の人が、輪廻を認めない宗教的信仰を持っているにも関わらず、退行催 眠にかかると前世に起こった事柄を思い出すことも注目に値する。しか し、暗示によるかもしれないものと、前世の記憶かもしれないものとを 区別するために、これらは全て真剣かつ入念に調査されなければならな い。  

 心理医学者で『Life Before Life』の著者であるヘレン・ウォンバック (Helen Wambach)や『未来世療法/ Same soul many bodies』を著した精 神病医ブライアン・ワイス(Brian Weiss)、または前述のレイモンド・ ムーディ(Raymond Moody)の『Coming back』にみられるように、退 行催眠術にかかった人から得られた返答から、前世の存在の可能性を真 剣に探求した研究者は沢山いる。彼らは何千人もの人に催眠をかけて、 生まれる前に実在したかもしれない過去生に関して質問し、その回答を 調査したところ、これらの経験には一連の共通項があることが分かり、 似通った結論に達したのだ。

*その似通った結論とは何ですか。

 肉体の命というものは、決して終わることのない本物の命の一瞬に過 ぎないということ。肉体の死はおしまいではなく、より自由な存在へと 移行する一段階に過ぎないこと。我々は皆、先に向こうへ渡った愛する 人たちと再び出会えるのだということ。そして愛する人たちとは、別の 転生でもめぐり会えるということ。我々の一人ひとりに、物質界を自由 に探求しながら、自分自身の力で知識や愛において成長していけるよう に用意された計画があること。この人生で出会う状況は偶然の産物など ではなく、前世の行為の結果であること。我々は生まれる前から、今生 で取り組む試練を知っていて、それらを上手く乗り越えようと周到に用 意してきたこと。

*なぜ過去生の体験があるということが言えるのですか。過去生でも今 生と同じような意識状態でしかなかったのですから、今と同じように前 世の存在を自覚できなかったのではありませんか。

 なぜなら、過去生を詳しく覚えているだけではなく、同時にどうして そのような人生や試練を経験しなければならなかったのか、その理由も 覚えている人がかなりいるからだ。つまり、物理的な生と生の間の肉体 を持たない期間に起きた事も覚えているのだ。

 心理学博士のマイケル・ニュートン(Michael Newton)のように転生 と転生の間の記憶を専門的に調べている研究者もいる。ニュートン博士 は、人びとを深い催眠術状態にすることに熟練していて、転生と転生の 間の記憶を思い出させることで、どうして特定な時期に、特定の家族や 環境の下に転生することを決断したのかを思い出させるのだ。『死後の 世界が教える「人生はなんのためにあるのか」/Journey of Souls』と 『死後の世界を知ると、人生は深く癒される/Destiny of Souls』を読んで みればいい。

*各人生で僕らが経験しなければならない試練や環境とは何で、どうし てそうしないといけないのですか。

 そのような試練の多くは、我々が他者にしたことを自分自身で味わっ て、自分が招いた状況結果に直面して、自分の行為が他者に及ぼした苦 悩や喜びを自覚できるようになるためのものだ。本当に種々様々な試練 があるのだが、一般的には、我々がエゴを解き放って愛において成長で きるようにと意図されている。

*自分が肉体ではなく魂であることを自覚するには、実際に死んだり臨 死体験をしてみる必要があるのでしょうか。

 その必要はない。実際、君たちの誰もに一時的に肉体を離れる能力が あるし、実際睡眠中にはそれが無意識に起こるのだ。でも、特定のリラ ックス技法によって、意識的に肉体との分離を誘発させることができる 人もいる。幽体(アストラル体)離脱は、意識が肉体に縛られてはいな いことを実証してくれる。

*幽体(アストラル体)離脱とは何ですか。

 肉体から一時的に分離することだ。しかし、どうしてすでに知ってい ることを質問するのだ? 君はここにその方法で来たのではないのかい?

*僕は、他の人たちが言っていたことを試そうとしていただけなんです。 理論と実践は別物ですから。でも、こんなことが実際に起こるとは思っ てもいなかったんです。

 実際に起こるのさ。君の身体はここにはない。君のベッドの上に横た わっている。だが、君自身はここにいる。

*あなたが言いたいのは、身体がなくても僕たちが生きていられるとい うことだけではなくて、物理的に生きているままで、死んだりせずに身 体から出たり戻ったりできるということですか。

その通りだ。

*具体的に何が肉体から離れるのですか。

説明した通り、魂が、物質界での活動に使用する衣に過ぎない肉体か ら離れるのだ。だが、この分離は一時的なもので、両者の間には常に決 して壊れることのない繋がりが存在し、それによって健康を損なわずに 魂が肉体に戻ることが可能なのだ。それが、シルバーコードと呼ばれる ものだ。

*シルバーコードとは何ですか。

 アストラル体と肉体とを結ぶ絆だ。アストラル体が抜けても、肉体が 生命を維持するために必要となるエネルギーを供給する、臍の緒のよう なものだ。霊能者たちは、この「コード」は銀色がかっていて、アスト ラル体が身体からどれだけ離れようと、必要なだけ伸びることのできる 伸縮自在のひもみたいだと言っている。つまり、魂が肉体を離れて遠く に旅する時には、とても長い距離まで伸びることができるのだ。

*身体から離れて、魂はどこに行くのですか。

各人の思考が導く場所へ。アストラル界へ。これは、人間の成長に必 要なエネルギーの流動に応じて自然に起こるのだ。睡眠中のこのような 旅ではエネルギーが供給され、霊的にもっとレベルの高い存在たちが助 言をくれたり導いてくれるので、後の実生活が容易になる経験も与えら れる。 このことに関してもっと知りたければ、オリバー・フォックス (Oliver Fox)の『幽体離脱/Astral Projection』を読むようアドバイスし よう。

*アストラル体? アストラル界? 霊的存在? 駄目だ! 少し待ってく ださい! もう、ついていけません。

 私はただ君が質問したことについて答えようとしただけだ。だが、話 題が色々飛ぶので、どれも深く掘り下げることができないでいる。もし 良ければ、君も身体に戻る時間だし、これで一旦打ち切ろう。 独りになって、探求したり思いを巡らさなければならない事柄が、今 はかなりあるだろう。君に推薦した本を探して読むようにしてごらん。 この体験が、君の頭が作り出した幻覚ではなく、本当に現実だったと自 信が得られるような確証を与えてくれるだろう。

*その全部を覚えてられるか自信がないのですが...

 心配しないでもいい。その気になれば、本を見つけ出すために必要な ことを思い出すだろう。君がまた私に出会えるのを望んでいるとしてだ が、次に会った時に私に質問ができるように、それまで新たな疑問を集 めておくといい。

*いつまた会えるのですか。

 それは君次第だ。私たちが表面的に取りかかり始めたテーマについて、 君がどれだけ掘り下げたいのか、あるいは、このままにしておきたいの かによる。

*あなたと話すにつれて、進化についてや霊魂の不死性のようなことに 関して、もっと質問が沸いてきたのですが。

 それはまた別の機会にとっておきなさい。今見たように、他のテーマ には触れずにある話題の一面を掘り下げるのは不可能に近いのだが、テ ーマ毎に質問に取り組んでみることとしよう。それらの回答も、さらに 詳しい説明が要求される別の質問へと発展していくことだろう。

*今のところは、まだあなたのお話を懐疑的に聞いているということを 分かって下さい。

理解できるよ。君が心から答えを求めていて、聞く耳を持っているこ とは知っている。そうでなければ、私はここにはいないだろう。君は慎 重に話を聞いたと思うし、私たちが話した内容を反芻するのに時間が必 要なのも分かっている。私にはそれで充分だ。弟よ、また会おう。

*イザヤ、さようなら。

 そして、ほとんど別れを言う間もないまま、グイっと引っ張られると、 外にはじき出された時に感じたのと同じ勢いで、光の速度で落下する感 覚があり、自分の身体に突入した。身体に戻るのは、しんどいことだっ た。あの夢のような場所で、甘く穏やかな波動を感じながら身体の外に いる身軽さと比べたら、なんという違いだろう! 寒さを感じた。酔った ように吐き気がして、百キロもある鉛の鎧を着せられたかのように重た く感じた。しばらくは身動きすることも話すこともできなかった。自分 に起こったことを自覚し始めたのはこの時だった。強い衝撃を受けて、 感動の余りに泣いた。

 それは、僕の人生の中で最も不思議な出来事だった。それに続く数ヶ 月、僕は通常に戻ろうとしたが、どんなに頑張ってみても、もう物事を 同じようには見られなくなっていた。ほとんど全てのことが世俗的に思 えた。日常の心配事や仕事も。自分の周りで起きている出来事を見も聞 きもせず、その体験のことばかりを考えながら、ボーッとすることが多 かった。家族や友人など誰かにこの事を話したいと思ったが、僕の常識 が、頭が少しおかしいと思われるだろうし、理解してもらえないだろう から止めておけ、と言った。エイリアンみたいによそ者の気がした。

 一 体どれだけの人がこれと同じ体験をしたのだろうかと考えてみた。 そして、時間が経つにつれて疑惑がもたげてきた。もし全部が幻覚で、 僕の想像力が生み出したものだったとしたら? その考えに逆らおうとし て、イザヤが僕に言ったことを思い出した。「君に推薦した本を探して 読むようにしてごらん。この体験が、君の頭が作り出した幻覚ではなか ったと自信が得られるような確証を与えてくれるだろう」 そこで、インターネットで本を探し始めた。著者もタイトルも思い出 せなかったけれど、僕たちの会話を思い出せるキーワードは覚えていた。 グーグルに「輪廻転生、過去生、死後の生」と入力してみると、本の著 者の名前や題名が現れてきて、その中でイザヤが教えてくれた名を見つ けることができた。

 彼が僕に言ったことを一点一点確認しながら、それ らを入念に読んでみた。もしあれがただの幻覚だったとしたら、かなり いい線をいっていた。 もう一度イザヤに会いたくなった。彼の優しい目に癒されたかった。 もう一度平和を感じたかった。本を読んだことで、僕と同じ質問に答え ようとしている人たちがいて、彼らが答えを見出だそうと取り組んでい ることが分かった。だけど一方で、もっとずっと沢山の疑問も出てきて しまったので、それらをノートに書き留めて、またイザヤに会える機会 があったらと、時々頭の中で反復して思い出せるようにした。そう認め たくはなかったが、イザヤに、僕の疑問を晴らしながら教えて欲しかっ た。僕の質問に対する誰かの答えが胸の奥にまで達したのは、あの老人 が初めてだったからだ。

 おまけに、とても愛されている気持ちにさせて くれて、居心地が良かった! まだ懐疑的ではあったけれど、僕の内の何 かが、正しい道を進んでいると教えてくれた。 それで、イザヤに再会する希望を持って、またもやリラックスの練習 を始めた。

 そして、再び身体から抜け出たのだ。今回はそれほど努力を 必要としなかった。たった5回やってみただけで外に出られた。同じ旅 をして、同じ感覚を味わった。そして、彼はそこにいた。満面の笑みを 浮かべて、最初の時と同じ癒しのまなざしで再び僕を待っていた。

 (P11~P22)


 

(P23~P26)

神 やあ、弟よ! 遅かったじゃないか! 待ちくたびれて年を取ってしま ったよ! 髪まで白くなってしまっただろう!

*何ですって? あなたの髪はもう白かったではありませんか!

 怒りなさんな。冗談だよ! こんな上の方ではユーモアのセンスもない、 とでも思っていたのかい? さて、地上に戻ってからどうだったかい? 私を懐かしんでくれたかい?

*ええ、とてもあなたに会いたかったです。もう一度ここに来て平和を 感じたいと思いました。あなたが教えてくれた本を見つけ出して読んで みました。とても参考になりましたが、質問がもっと増えてしまいまし た。

 喜ばしいことだ。さあ、言ってごらん。自由に質問を始めていいよ。

*信じている訳ではないんですが、霊性進化についてあなたが言ったこ とや本に書いてあることから推測すると、かなり複雑な組織化された計 画のようなものがあるみたいなのですが。

 そうだよ。全宇宙の全ての生き物と全存在物を網羅する計画だ。もち ろん、それぞれの魂には進化の具体的な計画があるがね。万物の生命は どれも愛され幸せになるように定められているのだ。この個人的な進化 の計画には、様々な進化段階にいる多数の存在が関与していて、進むべ き道をたどれるように各々の魂を支援しているのだ。

*どういう意味ですか。

 君たちには霊的な家族がいるということだ。 君たちは誰もが、多数の霊的存在から愛されているのだ。先ず初めに 神に、それから決して君たちを見捨てることのない君たち自身の守護神 に、そして他の多くの霊魂たち。その多くは、すでに故人となっている 今生や前生での友人や家族だ。しかも、それでも足りないかと言わんば かりに、君たちには全員に、伴侶とも言える自分に完全に似通った双子 の魂が存在していて、それは本当の愛を感じ始める対象としては最適な 相手なのだ。彼らの中には、君たちと同時期に転生している者もいて、 肉体上の家族の一員であったりなかったり、または単に仲のよい人だっ たりする。

*そんなに愛されているのに、多くの場合に独りぼっちだと感じてしま うのは、どうしてでしょう。

 それは君たちが、同じ時期に転生していたり霊界から支えてくれてい る存在などの仲間との繋がりを知らずに、霊的世界から隔離されて暮ら しているからだ。頭や五感の要求を聞くのに一生懸命で、心で感じる思 いとはかけ離れてしまい、地上での使命を自覚できないからだ。 一つはっきりさせておこう。物質界で独りだと感じられたとしても、 霊的世界においては、決して独りになることなどない。この繋がりを発 見し、その繊細な扉の向こう側に本当の生を発見するのは、一人ひとり にかかっている。だがその扉を開くことができる鍵は、愛情だけなのだ。 真心を込めて願えば、君たちの感受性を目覚めさせ、君たちの苦悩を癒 してくれる助けが得られるだろう。だが、それを受け取るためには愛を 阻む鎧を自分で脱がなくてはならない。一人で孤立していたいと願う者 には、その意思が尊重されるからだ。

*先ほど神に言及されたので告白するのですが、僕は神の存在をすごく 疑問視しているのです。神に会ったことのある人などいるのですか。

 神の作品を見たことがないのか? 宇宙、生命、君自身だ。神はこれ以 上君に近づけないほど近いところにいる。だが神は、自分を認めろとか 心を開けとかを強制しない。君自身が神を感じたい、気づきたいと思わ なくてはならない。 しかし、もし君が、君ぐらいの大きさの、目や顔や腕や脚を持った自 分に似た人に会うことを期待しているのだとしたら、絶対に神が分から ないであろう。

 神はそれよりずっとすごいものなのだ。 身体の細胞の一つが「どこに私がいるという身体があるのかい? 見え ないんだけれど」と言うようなものだ。「君はその中にいるんだよ。気 がつかないかい?」と答えても、細胞は言うだろう、「私が見えるのは 細胞だけだよ。細胞! そこらじゅう私みたいな細胞だらけだ」と。「そ れでは、自分自身の性質や機能や他の細胞と築いている関係を良く見て ごらん。全体を形成するのにどれほど素晴らしい連携をしているか、他 の細胞同士との関係も調べて、その全体が作るものを観察してごらん。 そうすれば、細胞よ、自分が一部となっている身体に気づいて、それを 認識することができるだろう」

*では、どこに神が存在するという確証を求めることができるのでしょ う。

 細胞での例のように、先ず最 初に自分の存在、次に自分の周りの存在 の中に、それは見出せる。 自分自身の存在を自覚していて、感じたり考えたりできる人はどこか らやって来たのか? 完璧に全ての歯車が噛み合い調和がとれた宇宙の起 源とは? それが、無ということなどあり得ない。なぜなら、無は、こんなにも 複雑かつ美しいものを創造することなどできないからだ。成り行きに任 せて鍵盤を叩いて美しいシンフォニーを作曲できると信じる人がいるだ ろうか? それと同様に、宇宙や生命や人間のように美しく複雑なものが、 因果の結果としてではなく、偶然の産物だということはあり得ない。

*でもこれら全てを創造したのが、なぜ神でなければならないのですか。 自然そのものには、創造する能力がないとでも言うのでしょうか。

 それなら、自然の創造能力はどこから生まれるのだ? 宇宙を司る法則 はどこで出来た? 君たちは、自然や宇宙に創造する力があることや、そ の力を組織して秩序化する物理的・化学的・生物的な法則が存在するこ とは認めているようだ。だから、科学者たちは、知らない現象を発見す ると、無から生じたとは言わずに、それを生じさせた原因を探そうとす る。つまり、君たちは日々の生活の中で、原因なくして結果なしという 法則を認めている訳だ。 それなのに、宇宙の起源は何か、つまり最初の原因は何か、という問 いに答える時には、いつもは有効だと認めている原因-結果の法則に反 して、「無から生まれた!」という原因なしの帰結を公言することをい とわない。これは、矛盾極まりないことだ! だから、全てに最初の原因 がある筈で、それが神なのだ。

*何度もしつこく申し訳ないのですが、なぜ全てを創造したのが必ずし も神でなければならないのですか。僕たち人間には美しく複雑なものは 創れないとでも言うのですか。たとえば、音楽やコンピューターなど…

 君たちにも創造の能力があるというのは確かだが、その能力があるの だとしたら、何に起因するのだろう? 宇宙には、様々な進化段階にいる多くの存在がいて、その進歩の度合 いによって君たちよりも能力が高かったり低かったりする。しかし、彼 らに始まりがあったとするなら、原因と結果の法則において、それ以前 の何かの工程によって創造されたと認めるべきだろう。したがって、実 際には、被創造者の創造力というものは、すでに存在している法則に従 って、他の創造物に対して発揮されるに過ぎない、と認めるべきだ。

 よって、我々は、創造されたのではなく悠久の時から存在し、今後も 永遠に存在する、全存在物の法則と規範を定めた最初の創造主を認めな ければならないこととなるのだが、それが神なのだ。

*では、神が存在するという可能性だけは認めましょう。神の存在を仮 定した場合、僕は、その掴みどころがなく、姿を見せない神とされるも のが誰で、どんな様子なのかということに興味があるのですが。

 作品を見れば作者が分かるだろう。自分自身や自分を囲む世界を知れ ば、神が分かり始める。生き物は創造主の潜在能力を秘めているので、 人間の善良なる資質の全てをできる限り完璧に想像すれば、今の君の力 ではたいそう不完全なものだとはいえ、それが神のイメージには一番近 く、神の輪郭を描き始めたことになるのだ。「神とはどのようなもの か?」という問いに「その存在になれた時の君のようだよ」と答えるも のがあるが、それが的を得ている。

*善良なる資質とはどういうものですか。

愛、叡智、正義、真実、謙虚、寛大、誠実、繊細、理解、慈悲…。

*神の資質で僕たちが持てないものがありますか。

 あるとも。創造主は、不変で全能で創られることがなく、いつも存在 する。 創造物は、終わりはないが初めはある。常に改善しようとしているの で変移するし、絶えず拡大させている進歩の能力には制限こそないが、 それは無限ではない。

*もし、神という存在がそんなにも完璧であるのなら、どうして、この 世界に悪が存在することを許すのですか。

神は、生き物が自由に体験し、間違いから学べるのを容認している。 この世の悪は、神から生じたものではなく、霊的法則を知らないために 他の被創造物を傷つける、進化の途上の人間が生んだものだ。

*それなら、それらの法則がどんなものなのか、教えて下さらなければ なりません。僕にはまだ納得のいく答えが得られていない疑問が山ほど あり、この世界の非常に理不尽な出来事が理解できないので、その法則 できちんとした説明が得られるのか疑問ですが。

喜んで。用意はいいかい。話すことが山ほどあるよ。

 (P23~P26)

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    別れ


 

(P238~P243)             

「今日は君をびっくりさせてあげよう」と、イザヤはある日、僕を見 るなり言った。 「へぇ、何でしょうか?」

「今まで君がここにやって来た時は、いつも私しかいなかったね。 我々は、そのほうが、君がもっと気楽に質問をし易いと思って、そうし ていたのだ。だが、ここが、誰も住んでいない孤独な場所だとは思って 欲しくない。君はもう、私を信頼してくれているし、この世界にも馴染 めたので、他の者を紹介してもいい頃だと思うのだ。ついておいで。皆 に紹介して、君に会いたがっていた友人と少し話をしよう」 そしてどうやったのか分からないが、僕たちは、その景色の上を飛び 始めた。

 上空から、その素晴らしい景色を眺めることができた。 緑の美しい谷に点在した、半球体の小さな建物が見えた。何だろうと 質問しようとして口を開く前に、イザヤが「我々の家だよ」と答えた。 集落の中心には、ガラス張りに見えるもっと大きなピラミッド型の建 物があって、そこから輝くばかりの白い光が出ていた。「あそこが、瞑 想をするために集まる場所だ。我々は、霊的な教えを授かるために高次 の惑星とテレパシーで通信し、後進の惑星とも、全人類に愛の教えを伝 えるために交信するのだ」と、イザヤが言った。

 そして、その内部に入ると、完全に透明な壁を通して、中の様子を見 ることができた。壇上に、輪を描いて座っている三十人ぐらいの人がい て、とても集中しているのが見えた。その瞑想では、各人がそれぞれの 役割を担っているようだった。そのうちに、輪の真ん中に、二人の人の 姿が形を現し始めた。一人は男性で、もう一人は女性だったが、非常に 美しく、大変穏やかで心地の良い光のオーラに包まれていた。

 二人は、そこにいる人たちと熱のこもった挨拶をし、何らかの言葉を 交わした後、僕たちに近づいて来た。以前、イザヤのまなざしは透き通 り、深い平和と愛の感覚を伝えてくれると言ったが、この二人のまなざ しはそれ以上に深く、天使のように思えた。 「こんにちは。私はベスタよ」と、女性の方が言った。

「やあ、僕はジュノーだよ」、男性が言った。「もう一度君に会いた いと思っていたんだよ」 「もう一度だって? 二人のことなど知らないのに。前に会ったことが あったとしたら、忘れる筈がないし」と、僕は思った。

 べスタ: 覚えてなくても、知らない訳じゃないのよ。

 イザヤ: イエスのことが知りたかったんだろ? 二人は、イエスを良く 知っているんだよ。知りたいことを聞いてごらん。二人は、私たちとは 長くいられないだろうから、時間を無駄にしないことだ。

イザヤ: 何も聞かないのかね? 恥ずかしがらないことだ。友達ではな いか。

ベスタ: 思い切って質問ができないのなら、私が手伝ってあげるわ。イ エスに、性関係も含めた全てを分かち合える女性の伴侶、つまり双子の 魂がいたのか、を知りたいのよね。 なぜ分かったのですか? と、僕は顔を赤らめながら答えた。

イザヤ: この期に及んでも、我々が思考を読めることに気づけないのか ね。だが、心配するに及ばん。誰にも言わんからね、はっはっは。

ベスタ: 私が答えてあげるわ。質問の答えは、はい、よ。イエスには、 性も含めて全ての愛を共有できる女性がいたし、もちろん今でも、その 完全に似通った相手がいるのよ。それにそれは、イエスだけではないわ。 彼と同じか、それ以上のレベルの人間だけが住む世界も存在していて、 そこでもパートナーや子ども、そして性関係があるのよ。これが、霊的 に進歩すると異性愛を放棄することになるのか、というあなたの質問へ の回答になったかしら? はい、とてもはっきりしました。

ジュノー: イエスが地上で、人生を共にする相手と巡り会えなかったと したら、それは彼の双子の魂が、別の惑星で似たような任務を果たして いたから、その時期に一緒にいられなかったからなのだ。でも、その別 離は一時的なものだった。イエスは、彼より進化が劣った女性とは、一緒になる約束ができなか った。そうしても、その女性には彼の使命が理解できず、執着によって あらゆる手段で彼の任務の妨害をしたであろうし、彼を失うことで非常 に苦しむ結果になったであろうからだ。 だがそれでも、彼が相手を探そうとしなかった訳ではない。若い時分 は、まだ自己の使命を良く自覚していなかったので、イエスも大半の人 と同様に、愛せる女性を見つけ、一緒になりたいと願ったことがあった のだ。

イザヤ: もっと質問をするかね、それとも、もう二人に帰ってもらって もいいのかい? はい、いつも知りたいと思っていたのですが、イエスは、彼の後にで きたキリスト教や教会について、どう思っているのでしょうか。

ジュノー: イエスがここにいたとしたら、次のように言っただろう。 教会や宗教を創る意図など全くなかった。まして、私の名・言葉・行 いを使って創り上げた、私個人への信仰に基づく宗教など、なおのこと だ。 キリスト教は、人間の感情や自由を非常に抑圧しているので、愛の手 本を示すどころか、それと最もかけ離れたものになってしまった。 私を賛美し称賛してくれるように、と教えたことも頼んだことも決し てない。神も、称賛を求めていない。神は、神自身が君たちを愛すよう に、君たちもお互い同士を愛して、幸せになって欲しいだけだ。 私は、単に愛の教えを伝えるためにやって来た。私の生き方でそれを 実践してみせて、君たちがそれを手本にして教えを取り入れて、幸福へ の道を見出せるようにしたのだ。 この愛の教えは、私個人のものではなく、霊的世界のもので、神から 全人類への普遍的な教えだ。それを伝道したのが私であったことは、重 要ではない。愛の叡智のある別の兄弟であったとしても、同じことなの だ。 私の名や神の名において、どれほどの非道・殺人・拷問・辱めが人類 に行われたことだろう! 互いに愛し合いなさい、敵を愛しなさい、と何 百回となく言わなかっただろうか? 私の信奉者だと名乗る者たちは、一 体私のどこに、そのような愛に反する行為の口実を見つけたのだろう か?

 愛の教えを世に示すふさわしい者になりたければ、祭壇や十字架や宗 教遺物の前で、ひざまずくのは止めなさい。偶像を崇拝するのも、祈り をくりかえし唱えるのも、無意味な儀式も止めなさい。そのようなこと をしても、愛ではないからだ。見返りを全く期待せず、威張らず、改宗 させようとせず、謙虚に、苦しんでいる同胞に手を差し伸べるのだ。そ うすれば、愛の使徒と呼ばれることだろう。 私が示した愛の教えの手本に従わない者には、誰一人として、私の名 や神の名を語る権利がないし、私や神の信徒であると名乗ることもでき ない。そういうものは、自分のエゴに追随しているだけなのだ。

イエスが再び地上に生まれ変わったとしたら、人類になんと言うでし ょう。

ベスタ: 最後に言ったことと、それ以前にやって来た時に言ったことと 同じように「愛しなさい。お互いに愛し合うのだ。それだけが幸せにな れるのだ。その他のことは、どれも重要ではないのだ」と言うでしょう。 僕の人生でずっと疑問に思っていたことの答えを知る機会が持てて、 とても恵まれていると思います。お陰様で、僕は、心を開いて感情を表 すことができるようになり、自分自身の鎧と抑圧から解放されました。 助けていただいたお礼に、何かしたいのですが。

イザヤ: 何も感謝する必要はないよ。逆に、時間を割いて熱心に話を聞 いてくれた君に、我々が感謝しているよ。愛において成長したいと思っ ている弟を手助けできたことを、幸せに思うよ。

それでも、お礼に何かしたいのですが。何がいいでしょうか。

ベスタ: 自分に、何がしたいのか聞いてみてごらんなさい。

あなた方から教わったことを他の人にも伝えて、皆で共有する必要が あるように感じているのですが。もしかしたら、僕に役立ったと同じよ うに、皆の役にも立てるのかもしれません。

イザヤ: それなら、君自身が自分の質問に答えているよ。君が知り得た こと、経験したこと、感じたことの全てを集めて、君の兄弟たちに見せ てあげなさい。彼らに、無条件の愛の教えと、霊的世界の真相を教えて あげられるようにするのだ。 

でも、耳を傾けてくれる人がいると思いますか。

ジュノー: やろうと思うことを心からやってみること自体に、価値があ るのだ。もし百万人に一人、このメッセージに耳を傾けてくれる人がい て、その人が感情を目覚めさせ愛の経験に心を開くことができたのなら、 その価値はあったということなのだ。 霊性に目覚めたいとは思っているのに、まだ眠ったままの人が、この 世には沢山いる。内面で感じていることが、空想の産物ではなく現実な のだよと、同意してあげるだけで充分なのだ。君たちの世界では、霊性 に関する真実と虚偽とがまだ混乱を極めているので、外部の世界には、 その真相がなかなか反映されないからだ。

でも、それをする能力が僕にあるでしょうか。

ベスタ: その能力があるのか、と問うのは止めなさい。全員に愛す力が あるのだから、多くの人にその能力があるわ。 だけど、自分の日常生活での支障をいとわず、気楽さを放棄してまで そうしようと思う人は僅かよ。自分自身に、やりたいのか、やりたくな いのかを聞いたほうがいいわ。したいと思うこと自体、すごい力なのよ。 あなたにできないことは、私たちが手伝ってあげるわ。いつも、あなた と一緒にいるわ。

メッセージの内容で、不快になって、僕に仕返しをしようと思うよう な人はいないでしょうか。

イザヤ: それは冒さなければならないリスクだ。誰も簡単だとは言って いない。皆が自分自身で覚醒できるなら、誰もこんな仕事をしなくても いいだろう。 だから、君自身の中でどちらの思いが強いのかを、はかりにかけて見 なければならない。他者を助けたいという思いなのか、君への否定的な 反応を恐れる気持ちなのか。したくないことで義務づけられることなど ない。することは全て、自分のためにするのだ。君が自由にそうするの であり、我々に借りがあるからとは思わないことだ。

ジュノー: かつては、愛の伝道者は、火刑にされたり磔にされたりした のだよ。でもそんなことは君には起こらない。 誰かが君の言うことで不愉快になるのなら、喜びたまえ。君の言った ことの何かが、その人の内面に触れたということだからだ。魂と感情が  目覚めて抹殺されてしまうのが嫌な、その人のエゴに、火がついたのだ よ。

イザヤ: さて、もう二人は家に帰るためにここを去らねばならない。君 も、肉体に宿る者の世界に戻らなければならない。

ジュノーとベスタ: 友よ、また会う日まで。それまで、私たちの愛の全 てをこめて。 そして、皆で溶け合うように抱擁し合って別れたが、それは余りにも 鮮烈な感覚を伴う体験だったので、僕は決して忘れることはないだろう。

イザヤ: では弟よ、また会う時まで。直ぐに再会できて、対話を続けら れるといいのだが。我々の家族に、よろしく伝えてくれたまえ。

どの家族のことでしょうか。

イザヤ: どれだと思うのかね。全人類の家族にだよ。

         ・・・・・終わり・・・・・

(P238~P243)

 

(作者あとがきをご覧ください)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/d644c9fe4a68408429a35f4b1e30b3ea

♬著者ヴィセント・ギリェム氏は、広めることを希望していますので、抜粋して投稿しています。氏および翻訳者のご厚意に感謝いたします。


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「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著 「はじめに」「序文」 

2019-09-25 23:06:18 | 魂の法則

♬「魂の法則」の本の最初の部分です。本文を先に投稿しましたから、著者はどのような人かしら?と思いますよね。ではどうぞ。

 


 https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語訳全文)

「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著



はじめに

 本書は、全世界の人びとに贈る愛のメッセージだ。 メッセージがどのようにしてもたらされたのか、また誰から伝えられ たのかということは、重要ではない。問われるのはその内容だろう。 これをどう扱うかは、各人の自由だ。無視しても、批判しても、検証 しても、あるいは君自身の人生に適用してもらっても構わない。

 僕自身 は、色々な経緯の後に、人生に応用するということを選んだ。 したがって、対話相手であり本書の主人公であるイザヤが架空の人物 なのか実在するのか、彼との会話が本物なのか、それがどのような状況 下で起きたのか、などを判断するのは君に委ねたいと思う。

 いずれにせ よ、これが君の心に届くように、真心をこめて書いたことに偽りはない。 僕の役に立ったように、君にとっても有意義なものとなってくれるこ とを願う。 君が自分自身を知り、感情を目覚めさせてエゴを解き放つと共に、人 生の目的を知り、自分に起きたことや今後起こる出来事を理解するため に役立てて欲しい。

 希望を持ち続け、他の人びとへの理解を深め、いつかは皆を愛せるよ うに。また、自分が生きる世界を理解し、最も悲惨な状況からも最大の 恩恵を引き出し、愛において成長できるように。 つまり、君が本来の自分になれて、自由で、自覚しながら真実の愛・ 無条件の愛を体験でき、そしてそれによって、さらに幸せになってくれ ることを願う。

全ての愛をこめて。

 

序文

僕は、長い間いつも多くの疑問を抱えてきた。 それらは、存在の根源に関するものだった。いつも、自分の人生の目 的や、皆の存在理由を知りたがっていた。 「僕は何者か」「なぜ存在しているのか」「他者はなぜ存在するの か」「僕らはここで何をしているのか」「何か特別なことをするために やって来たのか」「人はなぜ生まれ、死ぬのだろうか」「僕らはどこか らやって来て、どこに向かうのか」「死後にも、何かがあるのだろう か」

 そして、それでおしまいではなかった。時には、世界中で目にするお びただしい不正に対する答えを求めた。 「人生は、なぜこれほど不公平なのか」「誰にも危害を加えたことの ない小さな子どもが、生まれた時から誰からも愛されずに飢餓・戦争・ 貧困・病気・搾取・虐待で残酷なまでに苦しむその一方で、健康に生ま れつき、幸せな環境で愛される子どもがいるのはどうしてか」「なぜ病 気になる人とならない人がいるのか」「長生きする人がいる一方で、生 まれた途端に死んでしまう人がいるのはなぜか」「苦悩と悪意は何のた めなのか」「善人と悪人、幸福な人と不幸な人がいるのはなぜか」「僕 はどうしてこの家族の下に生まれ、他の家ではなかったのか」「どうし て他の人ではなく、この僕に、こんな災難が降りかかるのか」「他の人 に起こる不幸が、自分に起こらないのはなぜか」「これらの違いは一体 何によるのだろうか」

 また、ある時は感情面でのものだった。 「なぜ僕は幸せでないのか」「なぜ幸せになりたいのか」「どうした ら幸せになれるのか」「僕を幸せにしてくれる愛の対象を見つけられる だろうか」「愛とは何で、感情とは何だろう」「この気持ちは何なの か」「愛す価値があるのか」「愛す方が苦しむのか、それとも愛さない 方だろうか」 おそらく君も、人生のある時点で、同じような質問をしたことがある だろうし、今でも時々そのように考えることがあるのではないだろうか。

 でも僕たちは、日常生活の一日一日に追われているので、意識してこ のような問題を提起する機会も、答えを見つけようと努力する時間も余 りない。僕たちには、色んな義務や気を逸らされる雑事が多過ぎるのだ。 そして、答えは簡単には見つからないし、探求すると自分が不安になる ので、疑問は心の片隅に押し込めておくのだ。そうすれば、苦しみが軽 減されるとでも思うのかもしれない。

 これらの疑問の一つ一つに答えはあるのだろうか? ありきたりな答え を求めているのではなく、本当のことが知りたいんだ。真実は存在する のか? 何が真実なのだろう。どこに真理を求めるべきか。そしてそれが 本物だと、どうして分かるのだろうか。

 僕は、常に懐疑的で疑い深い人間だったが、探求心も旺盛だった。い つも自分自身で物事を確かめるのが好きだった。だから、小さい頃から 教えられた宗教・哲学・科学の中に答えを見出そうと、ずっと長い間探 し求めてきたのだと自信を持って言える。 そしてどの分野にも、世の中の理解が深まる独自の宇宙観があったが、 自分の現実をありのままに説明するには、宗教にも科学にも限界がある ように思えた。

 いつも現実からかけ離れた、中途半端で矛盾し合う答え しか得られずに、僕の疑問が解消することはなかった。深く追求しよう とどんなに努力を重ねても、最後には破ることのできない壁 ―質問を続 ける気が損なわれてしまう最終回答― に突き当たった。 宗教から得られた最終回答は、「神の御心です。神のみが知るのです。 私たちには計り知れません」というものだった。

 つまり、人の生まれ出る環境にどうして優劣があるのかや、病気にな る人とならない人がいることや、寿命の長さの違いなどは、僕たちには 理解できないということだ。死後に起きることや、他でもなくこの家族 の下に生まれた訳や、なぜこんな世界なのかとか、神がこの世の不正を 許容する理由などは、僕たちには、到底理解できないということなのだ。

 そして科学から得られた最終回答は、大体次のものだった。「全ての 事象は物理的な説明が可能だが、哲学的な観点から言えば、ほとんどは 『偶然の産物』か『それが存在するかどうかは、科学的には証明できな い』ということになる」 つまり、君が存在するに足る理由はないし、生きるに値する特別な目 的もないということだ。もし概ね恵まれた環境の下に生まれたのだとし たら、それは偶然だ。生まれつき病気だったり健康なのも、どの家族に 生まれるかや寿命の長短なども、偶然だ。科学的には、生まれる以前の 生や死後の生の存在などは証明できない。科学的には、神が存在するこ とも証明できない、などなど。

 大抵の人は、このように教わったことを真に受けているので、誰かと 話をしても、宗教を信じている人であれば、概ね、「神の御心です。神 のみが知るのです。私たちには計り知れません」と答えるだろう。 一方、科学を信奉する科学者の立場を取る人たちは、宗教を信じるグ ループよりも知識があると信じ込んでいて、「それは偶然の賜物だ」ま たは「科学的には証明できない」と答えるだろう。

 僕にこんな風に答える第三のグループの人たちもいた。「さあ、知ら ないな。君の質問に対する答えが何かは分からない。でも、そういうこ とを自問するのにも、答えるのにも興味がないんだ」 そして、僕が彼らに「悪いけれど、その答えは役に立たないよ。僕の 質問に答えてくれていないのだから」と言うと、最初のグループの人な ら、「それは、信仰心がないからだよ。信仰心さえあれば、知る必要な んかないよ」と言う。 二番目のグループなら「君には必要な知識が欠けてるからね。科学は 答えをくれるさ。それが僕の言うところの『科学では証明できないって ことが、科学的に証明されている』ことなんだよ」と返答する。 第三グループは、「払わなければならないローンがあるし、食わせな いとならない家族がいるし、分割払いの車がある。週末には旅行に行く ことになっているし、もう充分忙しいんだから、こんなことでこれ以上 僕を煩わせないでくれよ」と言う。

 最初のグループには、僕自身の疑問に答えることを放棄することなど できないと答えよう。放棄できるとしたら、自分の意志に背くことにな るし、僕にはそうする気がないからだ。 第二グループには、知識の欠如によるものではないと答えたい。その ような知識は学んだ。僕は化学博士だし、物事の探求に限界を設ける必 要がある、という結論に達したことは一度もない。計測する道具がない からといって、踏み込めない分野があるとは思わない。僕には僕自身が いるし、自分が自分の計器となればいい。僕は、自分が知覚したことは、 精密な計器で測定できたも同様に見なしているで、他者もそれぞれが感 知器であることを認めよう。だから、僕自身の計器で感知できないこと があったら、他の人たちに、その人たちの感知器では何を捉えたのかを 聞いて、役に立つのか見てみようと思う。

 第三のグループには何も言わないでおこう。彼らは僕の話を聞きに来 ているのではないから。 こう言ってはいても、答えの探求において、役に立ったり注目するよ うな事柄に出会えなかった訳ではない。だけど、より多くのヒントに出 会えたのは、正規の道筋から外れたところでだった。

 中でも最も興味を惹かれたのは、他の人たちの体験だった。それは、 自分でも試せるものだった。誰かが以前に経験したのだとしたら、僕に も体験できるかもしれないからだ。 特に二つのことに興味を持った。アストラル体(幽体)での旅とナザ レのイエスの生涯だ。この名前には聞き覚えがあるだろう? 僕は、教会 が彼についてどう言っているかを問題にしているんじゃない。公式なも の非公式なもの、宗教上のものも世俗的なものも様々な起源の、随分沢 山の資料を研究してみたが、ほとんどのものが二つの点で共通していた。 それは、この人物が実際に存在したということと、話したり行ったりし たことが人類史上に多大な影響を与えた、ということだ。

 一体何が僕の注意を引いたのだろう。それは「汝の敵を愛せよ、誰で も愛せよ」という彼のメッセージだった。全ての宗教の神々が征服や戦 争を正当化するために利用され、人びとや民族がありとあらゆる口実で 絶えず戦い合っているような世の中(現状と同じく)で、それと全く反 対のメッセージを携えた人物が現れたことが、目立たない筈はないだろ う。そしてそれだけでなく、自分を手本として実践してみせたのだ。

 つ まり、過大な約束しておきながら、後では言ったことと反対のことをす るお馴染みの政治家のように、口先だけではなかったのだ。 けれど、イエスについては、死後に彼以外の人 ―中には彼と出会いも しなかった人たち― によって書かれたものが余りにも多すぎて、一体ど うしたら本当に起きたことが分かるのだろう? 彼が実際に言ったこと、 または言わなかったことは何だったのか? 僕にはそれが気になった。

 イエスのテーマは、後ほど本書で取り扱うので一旦置いて、今度はア ストラル旅行(幽体離脱)について話したいと思う。

 僕は、様々な著者の色々な本の中でその事象を知った。彼らは、身体 をリラックスさせるあるテクニックによって、自分の身体から離れるこ とが可能だとしていた。これが幽体(アストラル体)離脱である。信じ られないだろう?

 自分自身の身体から離れられるということに、興味を持っただけでは なかった。この人たちは、その状態で、物体の中を通過したり、考えた だけで一瞬にして好きな場所に移動するというような、驚くべきことを やれると断言していたのだ。しかも、それだけではなかった。その状態 では意識が拡大するため、人生の目的やこの世でするべきことがはっき りと理解できるというのだ。 僕は、この事に関心を持った。もしかしたら、疑問に対する答えを得 られるかもしれない。失うものは何もない。「最悪でも、何も起こらな いだけだ」、と考えた。

 そして、実際に取り組んでみることにした。 毎晩寝る前には、リラックス体操を行ってみた。一月ほどは何も起こ らなかった。つまり、身体から離れることには成功しなかった。だけど、 リラックスすることで何も感じられない訳ではなかった。これは、なか なか気に入った。通常感じられたのは足の裏の振動で、これは脚まで上 昇してきて目で見えるほどだった。

 ある日、この振動は脚よりも上に、胴体へ首へ、そして頭へと登って いって、とうとう身体の感覚がなくなった。激しいながらも心地よい振 動だけとなり、そして、それは起こった。突然スポッ! と、超スピード でトンネルの中に発射されるような感覚を味わった。それは本当に信じ 難い感覚で、言葉でどう表現していいのか分からない。目が回るような 速度で一瞬のうちに何億キロメートルも旅したようだったが、不快な目 眩も酔いも感じられなかった。そしてスピードが少しずつ減速していっ て、自分のいる場所を見てみることができた。

 それは、おとぎ話から抜き出したような信じられないところだった。 表現する言葉もないほど美しい自然に囲まれた湖があった。全てが、光 も色も香りも音も本当に何もかもが、うっとりするようだった。そして、 僕自身がその場に溶け込んだかのように、全てを活き活きと感じた。言 い表せないほどの平和が息づいていた。僕は体験していること全てに余りにも驚いていたので、何も考えられないでいた。と、その時、一人で いるのではないことに気づいた。

 水辺近くの石の上に座っている人がいた。自分でもどうやったのか分 からないが、近づきたいと思っただけで、直ぐにその人がいる所に行き つくことができた。どうやら、そこでは、したいと心の中で思ったり考 えたりするだけで実現できるようだった。彼は僕のことを待っていたよ うで、僕を見ても全く驚かなかった。年をとっていて、髪の毛も長いひ げも完全に白髪ではあったけれど、老人につきものの疲労や苦悩の跡は 見られなかった。白い祭服のようなものを着て、紐で腰を締めていた。 でも、それが一番目を引く点ではなかった。 僕が惹きつけられたのは、彼のまなざしだった。あのような素晴らし い瞳は、この世では絶対に見ることができないだろう。優しく、人を見 通すように透き通り、例えようがないほど落ち着いた平和な気分にして くれた。変に聞こえるかもしれないけれど、その見知らぬ老人がまなざ しで僕に愛を送ってくれているような気がして、自分が置かれたその居 心地のいい状況を、大して奇妙だとも思わなかった。

 ここからは、イザヤという名を語ったその素晴らしい老人との対話を、 この最初の出会いとその後の巡り会いを思い出して、再現してみたいと 思う。彼との対話は、僕の人生をより良いものへ、いや、はるかにいい ものへと根本から変えるほどのものだったので、それをできる限り忠実 に再現して、君たちと共有したいと思う。僕の解釈や印象に捉われるこ となく、彼の言葉を直接聞いて、君たち自身が自分なりの結論を引き出 してくれればと思う。 さあ、寛いで座ってもらおう。幕が上がるから。

目次

はじめに 4 項

序文 5 項

最初の出会い 11 項

神 23 項

「魂の 法則」 第一の法則: 「進化の法則」 28 項

霊的世界 29 項

進化の構図 39 項

人間の構成形態 47 項

人間の転生とそれが霊性進化に果たす役割 50 項

霊界との交信 56 項

転生のプロセス 67 項

他世界での生 74 項

第二の法則: 「自由意志の法則」 86 項

第三の法則: 「霊的裁きの法則」 93 項

第四の法則: 「愛の法則」 110 項

愛VS我欲 113 項

虚栄心・自尊心・尊大 118 項

「エゴ的感情」 146 項

人間関係と「愛の法則」 176 項

「愛の法則」から見た病気 187 項

イエスの地上での使命 202 項

別れ 238 項

作者のあとがき 244 項

https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語全文)

 

(作者あとがきをご覧ください)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/d644c9fe4a68408429a35f4b1e30b3ea

♬著者ヴィセント・ギリェム氏は、広めることを希望していますので、抜粋して投稿しています。氏および翻訳者のご厚意に感謝いたします。


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「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~イエスの地上での使命 part 2

2019-09-25 22:28:03 | 魂の法則

 https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語訳全文)

「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~イエスの地上での使命

part 2  P222~P237


 

(P222~P237)       イエスの地上での使命

*教会や司祭が地上での神の仲介者である、という信仰は正しくない、 とも言われましたね。

そうだ。

*何を根拠にそう言われるのですか。

 イエスと当時の司祭層との関係を正しく読み取るのなら、イエスには、 司祭という身分を創る意図も、カトリック教会が創ったような階層制度 を設ける意志も、絶対になかったという結論に至る。カトリックのヒエ ラルキーは、その時代のユダヤ教会をかなり忠実に模倣したものだ。 イエスは、一人ひとりが神と繋がっていると教え、司祭を介してのみ 神と交信できるという誤った考えを覆しに来たのだ。 実際、イエスは、公の説教のかなりの部分で、ユダヤ聖職者たちに応 酬している。イエスのやることの全てが彼らを逆なですることだったので、聖職者たちはイエスを手強い競争相手だと見なしたのだが、それは 誤りではなかった。

 イエスは、次のメッセージを形を変えて何度となく くりかえしたからだ。 「聞きなさい。彼らは神の仲介者などではない。なぜなら、適切な霊 的援助を差し伸べることよりも、君たちを犠牲にして経済力を失わない ことの方に一生懸命だ。馬鹿げた法律で君たちを混乱させてしまったが、 そんなものは必要ない。天の国に入るために唯一必要とされることは、 愛すことだ」 このメッセージが聖職者階層の目に留まり、人びとが覚醒してしまえ ば自分の仕事がなくなってしまうと考えて、イエスを殺してしまったの だ。

*カトリック教会は、なぜそれほどユダヤ教に似てしまったのでしょう。

 最初はそうではなかった。なぜなら、キリスト教徒は、初めはユダヤ 人、後にはローマ人から絶えず迫害され、常に危険に身がさらされてい たので、イエスの愛の教えの信奉者となるには、大変な覚悟が必要だっ たからだ。 しかし権力者たちは、私益に有害な思想の支持者を抹殺しようとした にも関わらず、信徒が増え続けるのを見て、「敵をやっつけられないの なら、取り込んでしまえ」という戦略に切り替えたのだ。

 全ローマ帝国をキリスト教に改宗すると布告したコンスタンティヌス 皇帝以後は、多くの者が信仰によってではなく、キリスト教徒にさせら れた。そして、大半が強いられたものであったために、全てを台なしに した。隣人愛は、そこでおしまいになったのだ。 それ以前の宗教の高位神官と信者たちは鞍替えをし、何の霊的改変も ないままキリスト教に移り、重要な職に就き始めるようになった。宗教 の元最高神官が、キリスト教の一信者で我慢するなどとは、君たちでも 思わないだろう。彼らは、権力の持ち分を維持したかったのだ。そこで、 神官の帽子を、教会の司教の帽子に変えたのだ。

 いや、実は帽子でさえ も変えはしなかった。法王と司教のかぶるミトラさえ、別の宗教に由来 しているのだ。ミトラと呼ばれるのは、ローマ人が崇めていた神々の一 つ、ミトラへの古代信仰の神官たちがかぶっていた物だからだ。 キリスト教にはそれ以前の宗教儀式が沢山取り入れられ、元来の隣人 愛のメッセージは、それに反する概念で侵されてしまった。カトリック 教会とは、このようにして生まれたのだ。神と金とに兼ね仕えることは できない、とイエスは言っただろうが、カトリック教会は、二千余年も 前のユダヤ教会のように、ほぼ最初からお金の方に加勢したのだ。 

 

*でしたら、法王の絶対的権威と地上における神の代表という...

 もちろん全て嘘だ。法王も普通の人間と同じように間違えることがあ る。法王と霊界との繋がりは、他の人のものと比べて何も特別なもので はない。 高次の霊性との繋がりは、無条件の愛を努力することによって段々と 強くなるもので、どれほど立派な肩書きを授けられようと、それで繋が りが深まる訳ではない。

*では、どこからそんな考えになったのですか。

 先に言った通り、教会の首長自身がそう言っている。通常それは、権 力や富への野望にそそのかされた行為を、誰にも見破られないように正 当化するための手段なのだ。 救済には彼らが不可欠だ、と人びとに確信させることができれば、教 区民を犠牲にして、誰にも咎められずに暮らせる筈だからだ。「神の任 命した者たち」に従わなければ「永遠の罰」だぞ、と言っていつでも脅 すことができた。それは「神の代理人」の命令に従わないのであれば、 という意味で、つまり、彼ら自身のことを指していたのだ。

*悪業を清算するには告白が欠かせず、司祭から免罪されればそれを解 消できる信念に関しては、どうですか。

 霊的に改善する第一歩が、罪悪の自覚であるのは明らかだが、後悔す るだけでは不十分だ。霊界では、「愛の法則」に反する行為は、犯した 罪業を償うことによってのみ、解消可能だからだ。 そしてそれは、我々自身でするしかない。乗り切るための支援を受け るのは構わないが、どれほど高次の者であろうと、誰にもこの仕事を代 わってもらうことができない。 司祭に免罪権を与えているのは、救済されるには教会の代理人が不可 欠なので、経済的に支えてあげなければならない、と人に思わせる戦略 の一部なのだ。 初めに言った通り、霊的な進化は、個人の努力によってのみ達成でき るものであり、高次の存在との「コネ」によるものではないのだ。

*それでは、十字架上で死ぬことで、イエスが人類の罪をあがなったと いう信念と、彼が後に復活したことについてはどうですか。

 これも正しくはない。イエスが霊性進化の道筋を教えにやって来て、 彼の隣人愛の手本に従った者が決定的な変化を遂げたため、宗教上では 「罪」とされた過ちを犯すことがなくその道を真っ直ぐに進んで行けた、というのは本当だ。だがそれで、前世での犯罪行為の償いに対処しなく て済むようになる訳ではない。イエスは誰の罪も払拭した訳ではなく、 各人にそれぞれの罪をどうやってあがなうかを教えたのだ。

 大学入試の途中で、何人かの生徒の先生がやって来て、「私の生徒は 答案用紙を提出しなくてよろしい。全員合格だ。試験官を知っていて合 格にしてもらえるから大丈夫だ」と言ったとしたら、とても不公平だろ う。頑張って勉強して自力で合格できる生徒を退けて、準備不足の生徒 が値しないのに受かってしまえば、それは、各生徒の努力が公平に評価 されていないのだ。良い先生がすべきこととは、生徒がきちんと試験準 備ができるように、尽力することであろう。

 イエスが試みたことはまさにそれで、各転生での霊的な試験に合格で きるように、我々にきちんと準備をさせたかったのだ。霊界には「コネ クション」は存在しないからだ。 我々には、犯した過ちを改める無数の機会が与えられる。だが、それ をすべきなのは我々自身で、イエスや聖母やその他の聖人にすがるべき ではないのだ。

*では、このことをキリスト教徒に納得させられますか。これは、カト リックの教えの主要な教義の一つですよ。

 次の新約聖書のマルコの福音書(10, 35-40)でも同じことを言ってい るよ。 さて、ゼベダイの子のヤコブとヨハネとがイエスのもとに来て言った、 「先生、わたしたちの頼み事を、かなえて下さるようお願いします」 イエスは彼らに「何をして欲しいと、願うのか」と言われた。 彼らは 答えた、「先生が栄光の王座に就くとき、一人をあなたの右に、一人を 左に座らせて下さい」 イエスは言われた、「あなたがたは自分が何を 求めているのか、わかっていない。あなたがたは、わたしが飲む杯を飲 み、わたしが受ける洗礼を受けることができるか」 彼らは「できます とも」と答えた。するとイエスは言われた、「あなたがたは、わたしが 飲む杯を飲み、わたしが受ける洗礼を受けるであろう。しかし、わたし の右、左に座らせることは、わたしが決めることではなく、準備のでき ている者だけに許されるのである」

*でも、「あなたの罪は赦された」と言っていたのは、イエス自身では なかったですか。

  イエスが言いたかったことは、過去に「愛の法則」に反する行為をし ても、永遠に有罪になる訳ではなく、何をしたかを問わず誰でも改悛し、 いつでも好きな時に新しくやり始めるチャンスがあるということだ。

*でも、どうして病人を治した直後にそう言ったのですか。

 イエスが病人の治療をする時は、肉体の毒素のみならず、肉体レベル での病気の原因となるアストラル体の毒素も綺麗にしていたからだ。こ れらは、感情や思考に由来する精神的な毒や、当時は「罪」と呼ばれた、 今生や前世での「愛の法則」への違反行為による毒が蓄積したことが原 因だ。 イエスが手をかざして行った癒しを、日頃の手入れを怠って汚れてし まったじゅうたん(身体)を綺麗にする、掃除機だと考えてみてごらん。 徹底して掃除をしたとしても、人が「汚い」習慣を全く変えようとしな ければ、少し時間が経てば、じゅうたんはまた元のように汚くなってし まう。 実際、イエスに治してもらった後で、内面を改革するようにとの助言 も聞かず、霊的な悪癖を続けたために、再びメンタル体で精神的な毒素 が生じて、それがアストラル体と肉体に転移して、またもや病気になっ てしまった人もいる。

*それでは、病人を治癒して感謝された時に、なぜ「あなたの信仰があ なたを救ったのだ」と言ったのでしょうか。

 それはイエスが、レイキやプラーナ、その他どう呼ぼうと構わないが、 癒しのエネルギーが効果を発揮するには、送り手が上手なだけではなく、 良い受け手も必要なこと、つまり、チャクラを開いてエネルギーを受け る心づもりが要ることを知っていたからだ。 癒しが起こるためには、エネルギーを受ける人が送り手を信頼(信 仰)していなければならない。信頼していないと、チャクラは閉じたま まで、送り手にどんなに能力があろうと、エネルギーは流入しないし、 治療効果も出ないのだ。

*でも、病人が意識不明や重病で、治そうと努力しているのが分からな い場合などには、本人に対してではなく、その家族にそう言っていたよ うですが、これはどういうことでしょうか。

 イエスが、その愛と慈悲の力によって高度な治癒力を持つ高振動のエ ネルギーを伝達できたように、それを信じ必要な人を助けたいと願う者 は、元の波動を「反響させる者」となって、エネルギーを高める力があるからだ。その場合は、彼ら自身も、癒しのエネルギーを流すパイプと なるのだ。 それと同じように、否定的な思いや懐疑心があるために、治癒エネル ギーが周囲に上手く伝わることの邪魔をしてしまう人たちもいる。イエ スや彼の教えを信じなかった人の事例は沢山ある。そのような場合には、 イエスがいつものように病人に手をかざしても、癒しはほとんど見られ なかった。このような状況は、福音書自体にも記載されている。 

 そしてイエスは郷里に行き、会堂で人びとを教えられたところ、彼ら は驚いて言った、「この人は、こんな知恵と不思議な力を、どこで習っ てきたのか」 他の者は言った、「この人は大工のヨセフの子ではない か。母はマリヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダで はないか。またその姉妹たちもみな、まだここで暮らしているではない か。ならば、なぜこんなに多くを知り、奇跡を起こせるのだろうか」 こうして人びとは、イエスの教えを認めようとしなかった。 しかし、 イエスは言われた、「預言者はどこででも尊敬されるが、自分の郷里と 家族の間では敬われない」 そしてイエスは、彼らの不信仰のゆえに、 そこでは多くの奇跡をなさらなかった。(マタイ 13, 54-58)

*ついでですので、復活についても話して下さい。

 いいだろう。これについては非常に混乱をきたしているので、なるべ く分かり易く説明しようと思う。イエスの復活について言われている多 くは、完全に間違っている。 復活という言葉を、肉体の死後にも魂が存続することだと理解するの なら、それは正しい。だが、死後も生き続けるという事態は、何も特別 なことではない。魂が生き残ったのは、何もイエスが最初ではないし、 もう充分話した筈だが、これは宇宙の法則であるので、いつもずっと起 きていたことだった。 しかし、魂が存続するには必ず身体が必要があり、しかも生存中と同 じ身体でなければならない、というような信仰は全て、正しくはないの だ。

*キリスト教会の分派の中には、生命は肉体がなければ成り立たないと 信じ、肉体の死後の魂の生を認めないものもありますが、それについて はどう思われますか。

 肉体の死後、魂が、置き残した身体に戻るまでずっと眠った状態にあ り続ける、ということは正しくない。これが、蘇りに関する信仰の誤り の一つだ。肉体の死が生じた時点から体が腐敗し始め、しまいには消滅するということは、明白ではないのだろうか? 物質界に戻る日がやって 来た時に、何世紀も前になくなった肉体に戻れるのだと、どうしてそう 信じることができるのだろうか? 亡くなった魂は転生によって肉体生に戻るのだ、と説明する方が、簡 単ではなかろうか? つまり、昨日まで地上に生きた魂は、明日には新し く生まれ出る子どもとなって帰って来る、ということだ。 したがって、自然な物質の分解過程で失われた肉体を魔法で再構成し て、死者が肉体生に戻る、というのは誤った信仰なのだ。 亡くなった者は絶えず物質界に戻っているのだが、自然の法則を侵す ことなく、新しい子どもとして誕生することで、そうしているのだ。 魂や霊が生き続けるために肉体が必要だ、というのも正しくない。魂 は、再び物質界に転生するまで、ずっと眠った状態でいるのではなく、 すでに話した通りに、物質から解放されて、霊界で各自の暮らしと進化 の工程を続けるのだ。 イエスが死後に復活した、という場合には、彼の肉体が再び生を得た のではなく、彼の魂が生き続けたことを意味しているのだ。

*でも信者であれば、「福音書には“イエスはラサロを蘇らせ”ラサロ はその体でしばらく生き永らえたと書いてある」、と言うことでしょう。 これは、「肉体の蘇生」を証明するものではありませんか。  

 イエスはラサロを蘇らせたのではなく、ラサロが実際にはまだ死んで いなかったのだ。本当のところは、イエスは彼の意識を蘇らせたのであ り、これは君たちにとっては何の不思議でもない。 今日では心肺蘇生の技術で、臨床的に死んだと見なされる人を、医師 が「蘇らせる」ことが可能だ。遺体安置所に何時間も放置された後で、 死んだと思われていた人が突然目を覚まして生き返った、という特異な ケースを耳にしたことがないのかい? それというのも、心肺停止が起こっても、一瞬で肉体から離れる訳で はないのだ。そうでなければ、心臓蘇生など不可能だろう。

 魂の離脱のプロセスは、物質への執着心や肉体自体の生命力によって、 ある程度の時間を要するものだが、銀の臍の緒が完全に切れるまでには、 最低二・三日はかかるものだ。イエスがエネルギーの力でラサロを蘇生 させたとしたら、それは単に、ラサロが肉体との分離プロセスをまだ完 了していなかったからで、現在の医師と同じように、彼を生き返らすこ とができたのである。

 

*でも、イエスの死後三日目に親族たちが墓に行くと、彼の体がなくな っていたではありませんか。

 君たちの場合はそうはならないが、イエスのケースは特別で、魂が肉 体との最後の絆を断ち切ると、非常に振動の強いアストラル体が分離し たために、肉体が瞬時のうちに分解し、それで遺体が墓の中で見つから なかったのだ。この解体の工程が、遺体を覆っていた布に、体跡を残す こととなった。だから、遺体が墓の中になかったからといって、イエス が生存中と同じ肉体で生き続けたということにはならない。

*でしたら、聖骸布とそこに見出された姿形は本物なのですか。

 そういうことだ。

*ではなぜ、炭素14法年代測定の結果が、その時代と一致しないのです か。

 その件に関して言えるのは、年代測定の手順において不確かなことを 確実視してしまっていて、それで年代が一致しない、ということだけだ。 でもこれでは、話が脱線してしまう。聖骸布が本当に、死後にイエスの 肉体を覆った布であったか否かというのは、彼の肉体が皆のように時間 をかけてゆっくり分解または腐敗したかどうかということのように、私 たちが話していることとは関係がないのだ。これらは、イエスを受胎し た時に聖母マリアが処女であったかどうかということのように、霊的な 教えとは無関係だ。 君たちは奇異に思える出来事は良く覚えているが、それらは霊的な観 点からは実のないもので、イエスが布教した真に重要なことに意識を向 けるのを忘れてしまったのだ。

*では、イエスはどのようにして使徒の前に現れたのですか。

 死後、本 当に彼らの前に出現したのだとしたらですが。 死後、一緒に暮らした使徒や他の人たちの前に現れた時には、生存中 に使用した肉体を伴ったのではなく、アストラル体で顕れたのだ。多く の死者が、亡くなった場所やお棺の中に動かない肉体を置いたまま、愛 する人の枕元にお別れをしに顕れるのと同じだ。 というのも、アストラル体は特別な状況下では「凝縮する」のであり、 肉体とほとんど同じ形に固まることも可能なのだ。しかも、イエスのよ うな能力を持つ魂を相手にした場合にはなお更なのだが、これは、君た ちが「超常現象」と呼び、多くの研究家に知られる現象だ

 

*「最後の時には死者が復活する」という類の予言は、何か意味がある のですか。

 すでに亡くなった人の魂は、転生によって絶えず物質界に戻って来て いるのだ。つまり、復活するために「最後の時」と呼ばれるような時代 を待ちはしないのだ。人類が物的な惑星に存在する以上、魂の輪廻転生 というプロセスは絶えず作動し続けるだろう。 ただ、本当に言えることは、現在は人口爆発により、歴史上の他の時 代よりも大量の魂が同時に生まれ変わっているということだ。こうして サイクルの終了時に合わせて、こうした魂も進化の最も重要な時期に転 生する機会を得るのだ。これが「最後の時には死者が復活する」という 一文を解釈し得る唯一のものだ。

*それでは、原罪に対する信仰はどうですか。つまり、人類の先祖だと される者(アダムとエバ)が罪を犯したので、子孫がその行為の結果を 償わねばならないということですが。

 それについては、例を示して答えるとしよう。 ある男が銀行を襲い、逃亡時に車にはねられ死亡したとしよう。彼を 裁くことが不可能なので、裁判官が強盗犯の息子に父親の罪を償わせる 決断をし、親の代わりに監獄に入れようとしたとする。君たちは、この ような決断を下した裁判官を公平だと見なすのだろうか?

*もちろん公平だとは思いませんよ。それに、文明化した国ならどこの 裁判所だって、そんな決断はしないと思いますよ。

 

 人間の正義観から見て、父親の罪を息子に着せるのが異常なのなら、 どうして神の裁きが人間のもの以下になり得るのだろうか? 霊界では、各自が自分の行為に責任を取らねばならず、他者のしたこ とには問われない。したがって、原罪や先祖から「継承した」罪などの 信念は不公正なもので、何の根拠も存在しない。

*それでは、先祖から受け継いだ罪という信念は、何に基づいているの ですか。

 確かなことは、各人が自身の行為に責任を取らねばならないことで、 それは過去生のものであるかもしれないので、先祖の中に過去に転生し ていた自分自身がいた可能性はある。 これが、そのような信念を正しく解釈し得る唯一のもので、転生の存 在を認めることで、初めて理解することができる。

 

*性が罪深く、性関係を慎む者がその他よりも清純で高潔だと信じるの は誤りだ、とも言われましたよね。

 その通りだ。司祭であろうと僧侶や修道士であろうと、宗教家たちに 貞潔を誓わせたそのような概念を、どこから引き出して来たのか知りた いものだ。

*イエスが示した手本によるのだと思いますが。

 君たちはイエスに性関係がなかったと断言できるほど、イエスの私生 活を知らないではないか! 性関係を自制すれば神に近づいたりより純潔 になれるなどと、イエスが公言したことは一度もない。 たとえ本当であっても、全人類が生涯にわたって性関係を控える決意 をしたとしたら、百二十年以内にこの地球から人間の命は絶えてしまう であろう! 「生めよふやせよ」ということと矛盾してしまう、と思わん かね? もし君たちが、性関係以外の増殖法を知っているとしたら、お教 え願いたいものだ。過去の時代には、試験管で受精させるなど不可能だ ったのだよ!

*あなたのお話から、性関係はいつも繁殖のためでなければならないと 理解するべきでしょうか。

 もちろん違う。もうそれについては充分話しただろうに。進歩した魂 にとっては、性関係は親密な愛の表現方法だ。 それと全く異なるのは、性欲を満たすために、あらゆる手段を用いて 自由意志が侵害される場合だ。特に女性や子どもといった最も弱い者が 性商売(売春や小児性犯罪のことだ)に従事させられたり、君たちの世 界では良くあることだが、実際には愛してもいないのに愛していると言 ったりして、セックスのために、あらゆる方法で人を操り嘘をつく場合 だ。

 イエスはこのようなことを全て、告発したのだ。その時代には女性は、 性も含めた全ての面において、奴隷に毛が生えた程度に見なされ、実質 的には何の権利も持っていなかったのだよ。男どもは、誰にも文句を言 われずに好き放題で、女性は、男性の権力の乱用を、宗教の加護にすが って耐えねばならなかった。たとえば、離縁され、他に生き延びる手段 がないために、売春を強いられた。 イエスは女性の権利を守るために、大いに闘った。女性を性奴隷と見 なすことを止めさせ、彼女たちを咎める者を叱責し、その惨めな状況は 男性のせいなのだと分からせようとした。しかし、教会がそれら全てを、 性を卑しむ抗弁にすり変えてしまったのだ。

 

*教会は、イエスの母親の聖母マリアを例に挙げて、純潔と貞潔を掲げ てきたのではないですか。

 イエスの受胎については一旦置いておくが、マリアは大半の女性がそ うであるように、伴侶であるヨセフと性関係を持ち始めるまでが処女で あった。ヨセフとは複数の息子と娘を得たのだが、彼らはイエスの兄弟 に当たる。 特筆すべきなのは、これがキリスト教徒の福音書に記載されており、 著者たちがイエスに兄弟がいたことを多くの者のように問題視せず、現 在の教会のようにそれを隠そうともしなかった点だ。

 マリアに他にも子 どもがいて、彼らに名と姓があったことは、福音書の様々な節(マルコ 6, 3; マタイ 13,55; マタイ 12, 46-47; ルカ 8,19-20)に反映されている。 幾つか例を示してみよう。 イエスがまだ群衆に話しておられるとき、その母と兄弟たちとが、イ エスに話そうと思って外に立っていた。それで、ある人がイエスに言っ た、「ごらんなさい。あなたの母上と兄弟がたが、あなたに話そうと思 って、外に立っておられます」 「マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセフ、シモンとユダの兄弟ではない か。またその姉妹たちも、ここに私たちと一緒にいるではないか」 他の者は言った、「この人は大工のヨセフの子ではないか。母はマリ ヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。ま たその姉妹たちもみな、まだここで暮らしているではないか。ならば、 なぜこんなに多くを知り、奇跡を起こせるのだろうか」 福音書の著者が、イエスに兄弟がいたことを何も問題とせず、恥ずか しがらずにそれを記載しているのに、なぜその後継者たちが問題視する のだろうか?

*今生での行いで未来が永久的に決定され、悪者や異教徒には永遠の処 罰と地獄が待ち受け、キリスト教徒と信者のみが救われて永遠の栄光を 手にする、という信心についてはどのようなご意見ですか。

 それに関しては、魂の「進化の法則」と霊界でどのように物事が作用 するかについて説明した時に、時間をかけて広く話した筈だ。 だが、まだ充分明らかでないのなら、もう一度くりかえそう。実に全 ての魂は不死であり、魂の目標は、霊性進化のより高次の段階に達することだ。したがって、宗教的・政治的信心や人種やその他の資質を問わ ずどんな人間でも、進化の計画から締め出される者は一人もいない。

 す なわち、神やイエスや教会などを信じようが信じまいが、または人間的 には大失敗であろうと、不死だという性質や、霊的に改善できる可能性 を失うことなど絶対にない。よって、誰にとっても死は存在しないし、 永遠に罰せられることもない。 それに、皆の魂の過去を一人ひとりじっくり回顧したならば、過去生 のどれかで、誰もが殺人者や人食い人種、またはその両方であったと分 かるのだ。もし今、それを異常だと思うのであれば、それは霊的に成長 できたからであり、自分の能力を試すためにくりかえし転生したことで、 犯した誤ちを修正する無数の機会を得たからである。もし、改悛の機会 がなくただ一度の人生の行いで、将来が未来永劫にわたって決められる のなら、「地獄」はもう満杯で入れる者などいないだろうし、「天国」 はサハラ砂漠よりも閑散としていることだろう。

*それでは、司祭の前での最期の告解が罪を緩和すると考えられている ことに関しては...

 肉体を離脱した後の魂の行方は、生存中の行為でのみ決まるのだが、 進化し改善する機会はいつでもあるので、そう決意した瞬間から「救わ れる」チャンスがある。だが、それは一朝一夕にはなされず、魂の心底 からの変化を伴うものなので、反省し自覚して、否定的な態度を修正す る時間が必要となる。 また、霊的な負債や「愛の法則」に反する行為を清算するためには、 自分の罪業を修復しなければならず、これには強い意志と時間とが必要 とされる。 このことから、司祭によって最期の瞬間に免罪されても、肉体の死後 の魂の行方を変えることにはならないだろうと推察できるだろう。

*しつこくて申し訳ないですが、キリスト教徒と信者のみが救われると いう信心に関しては、イエス自身が「わたしを信じる者には永遠の命が 与えられる」と言って、救済されるのは信奉者だという信仰のきっかけ を作ったのではないですか。

 イエスはそういう意味で言ったのではない。 彼は、各人に霊的な変革を起こさせる秘訣を教え、命は永遠であり、 それぞれが自らの運命の創作家であることを自覚させたのだ。現在の言 葉に置き換えるのなら、「わたしの言うことと教えを信じる者は、命が永遠であることと、『救済』(進化)は本人次第で、その人自身が自ら の運命の担い手であることを自覚できるだろう」となる。

*では、キリストの信徒だけが永遠の命を手にするという信心は、何に 由来するのでしょう。

 イエスが言ったことが誤って解釈されてしまったためと、教会がさら にそれに、「教会の外に救いはない」と付け加えて改変してしまったた めだ。 この場合ではキリスト教徒のことだが、一般的に、特定の宗派の信者 のみが救われるという信仰は、その宗派の首長自身の考えに過ぎず、信 徒の忠誠を確保するために利用される謳い文句の一つに過ぎない。 もっと証拠が欲しいのかね?「教会の外に救いはない」というのはラ テン語では “extra Ecclesiam nulla salus” と言うのだが、これは、イエス が地上に現れてから千余年も経った、1215-1216年に開催された第4回 ラテラン公会議で、聖キプリアヌスが最初に発言したことを、教義に取 り入れたものなのだ。

*でも、カトリックの信者の多くが、そう確信している筈ですよ。つま り、キリスト教徒だけが永遠の命を手にできるのであり、善い信者であ り救済されるためには、教会の規則に従わなくてはならない、というこ とですが。

 いいかね、カトリック教会や他の多くの宗教が、善人とは従順である ことに等しい、と君たちに信じ込ませたのだ。特に、教会の規則に従順 になることだと思い込ませ、意のままに信者を扱えるようにしたのだ。 しかし、慈悲深いのと従順なのとは全く異なることだ。規則に従順で、 社会的に表面上は情け深い人であっても、個人的には我欲に完全支配さ れた真の「悪魔」であるかもしれないのだ。

 規則や儀式をひどく愛好し たのに隣人を全く愛そうとしなかったパリサイ人を、イエス自身も「白 く塗った墓」と評し、そういう偽善を批判した。 反対に、正直者で偽善を嫌う善人なのに、決められた規則に従わない がために、人から良く思われない者も沢山いる。そういう正直で誠実な 人がいると、そうでない者との違いが歴然となるので、危険で蔑むべき だと見なされるのだ。

 ここにイエスの手本がある。イエスはユダヤ教会の権威者の命令には 従順ではなく、勇敢で、自己の霊的な信念に首尾一貫していた。自分の 考えを公に布教すれば山ほど問題を引き起こすと知っていたが、暴力を 用いず真実と愛の力で、彼を黙らせようとした輩に立ち向かったのだ。 多くの人もこれに追随した。 歴史上には、支配者に「従順」でなかったために、ローマの競技場で ライオンに貪られたり、異端や黒魔術の宣告を受けて焚き火で焼かれる など、死に至る拷問を受けた正直者や善人の事例は山ほどある。

 しかし それでも、彼らは、自由で愛すことができたのだから、幸せ者だと見な されるべきだ。進化の劣った同胞から苦しめられたので、きっとそれに 見合う償いを受けたであろう。 奴隷のような規則に従い、心と感受性を抑圧し、苦々しい無意味な人 生を送って自己を嫌悪し、その上宗教に洗脳されて、不毛な苦悩自体が 善人にさせてくれるのだ、という幻覚を信じる者の状況の方が、ずっと 悲惨だ。内面では、自由で本当に幸せな者を羨んでいるのだ。中には嫉 妬により、他者の罪悪感を弄んで、嫌な思いをさせようとする者もいる。 罪悪感を利用することは、意志放棄をさせるために教会が良く使った手 口なので、彼らも充分心得ているのだ。

*罪悪感を弄ぶ、とはどういう意味でしょう。

自分の不快感を他人のせいにする、ということだ。

*弄ばれる人を助けるためにはどうしたらいいでしょうか。

 その人は最初に、その問題、つまり信条とする観念によって自分の意 志と感情が実質的に失われてしまったこと、を自覚する必要がある。 これは、それ自体がもう凄い進歩だ。それというのも、普通はこのよ うな人は、自分が他者より上だと思っていて、自分の宗派で信用のない 人の言うことなどを聞こうとしないからだ。それは、教会が、規則に従 わない者は「罪人」で信じてはならない悪い仲間だと、思い込ませたせ いでもある。 次に、内面を見つめる努力をし始める必要がある。

 本当にしたいと思 ってすることは何か、したいのに規則で禁じられてしないことは何か、 したくないのに規則に強いられてすることは何か、などを自覚すること から始める。 その次のステップは、自由意志という自己の意志力を行使し始めるこ とだ。つまり、定められた規則に逆らう必要があろうと、自分の気持ち に従って行動し始めるのだ。 

 

*これまでの長い説明からは、全ての宗教は茶番であり、神の御心など 全く反映されていない、と結論づけるべきでしょうか。

 そこまで極端なのは良くない。 宗教の問題は、霊的に高次な教えを幾つか取り入れてはいても、全て を「神の御言葉」だと、一連の信念や規則をパッケージのように、論拠 のないまま教義として受容することを信者に要請することだ。 そこには思考の自由も、本当に心に響くことを選ぶ自由も、自分にと って嘘や的外れなことを除外する自由も、何を信じ何を信じないかを選 択する自由もない。 宗教の指導者たちは、随分長い間、隣人愛などの高次の教えを呼び水 として、人を惹き付けてきた。

 魂の成長を阻む、その他の馬鹿げた付け 足しの規則には、関心がない人がいたからだ。信徒になり、教会の権力 者の叱責を怖れて、「神の御言葉」だとされるものを問いただす勇気の ないまま、自称「神の代理人」に導かれてゆくと、少しずつ自分の意志 を放棄するようになり、いつしか古書の規則に従って生きるようになる のだ。 だが、それらの規則は、自己体験に充分な意味づけと満足のゆく答え を与えてくれるには時代遅れなので、信者はコルセットをきつく締めら れて、自由な自己表現を阻まれてしまう。意志を放棄をすると、神の御 言葉の代弁者として勝手に立候補した者の意のままになるので、狂信に 向かって進むのだ。

 現存するほとんど全ての宗教・哲学・イデオロギーには、嘘に混じっ て真実がある。自分の心が真実だと見なし進化に役立ちそうなものを、 こっちから少し、あっちからも少し、と選び取って、自分自身の真実を 見つけていくことは、各人の仕事なのだ。


*困難な状況にいる時に、生身の人間を信頼して助言がもらえないので あれば、その方法にはリスクがありはしませんか。

 霊的な真相の広い知識を有し、多くの転生と内面改善の努力によって 愛の能力をさらに発達させたために、霊性において他者を導いて助言で きる人が君たちの中にいることは確かだ。でも、それらの人は仰々しい やり方を取らない。司教や聖人だなどと自分で名乗ったりはしないし、 特別な衣装をまとうこともない。 彼らは表面的には普通の生活を送っているが、内面を改善したいとい う強い意志と、他者を助けたいという強い思いがある。自己顕示も目立 ちもせずに、無私で行動し、手本となって教える。そして彼らとの比較によって、道徳性がそれほど高くないことが明らかになってしまった者 たちからの、多大な侮辱と中傷とに耐えなくてはならないのだ。

 霊的世界からの影響は、無神論者であろうと不可知論者であろうと別 の宗派の信者であろうと、君たち全員の一人ひとりに感じ取られるもの だ。だが、自分自身で決断するようにと、それはとても精妙になされる のだ。先ず一人ひとりが、それぞれの最良のガイドである良心の声を聴 き、それから進みたい道を選び取るのだ

 

(P222~P237)

 

(作者あとがきをご覧ください)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/d644c9fe4a68408429a35f4b1e30b3ea

♬著者ヴィセント・ギリェム氏は、広めることを希望していますので、抜粋して投稿しています。氏および翻訳者のご厚意に感謝いたします。



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「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~イエスの地上での使命 part 1

2019-09-25 01:15:30 | 魂の法則

 

 https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf (日本語訳全文)

「魂の法則」 ヴィセント・ギリェム著~イエスの地上での使命

part 1   P202~P222

(P202~P222)

イエスの地上での使命 part 1


*イエスが言ったとされる言葉と関連させて物事を説明されることがあ ることに気づきましたが、どうしてそうするのですか。

 その場を借りて、ついでに君のもう一つの質問にも答えようとしてい るのだ。ナザレのイエスの真相について知りたいと思っていたのは、君 ではなかったかね?

*そんなことも知っているのですか。

もちろんだ。

*この話が出たので、ナザレのイエスについて、聞きたいことを言いま す。彼が本当のところ誰だったのか、地上での使命があったのだとした ら、それが何だったのか知りたいのです。

  良かろう。生まれてから二千年も経つのに、彼のメッセージはまだ正 しく理解されてはいないのだ。

*どういう意味ですか。

 彼の死後、あたかも彼のものであるかのように、無数の付け足しが盛 り込まれていって、携えられた教えの本来の意味が徐々に歪めてられて しまったのだ。 イエスの使命を理解するには、彼が言ったように、「麦粒」と「麦 殻」、つまり真実と偽りとを区別する必要があるのだ。

*それで、彼の任務は何だったのですか。何をしに来たのですか。

 霊的進化の道を教えに来た。「魂の法則」を教えに来たのだ。 中でも「愛の法則」の伝道に力を注ぎ、「汝の隣人を自分のごとく愛 しなさい、汝の敵を愛しなさい」という無条件の愛のメッセージをもた らした。

*ナザレのイエスは、神自身の生まれ変わりだったのですか、それとも 神の子だったのですか。

ナザレのイエスは、非常に進化した魂が転生したものだった。

*では、神の生まれ変わりではなかったのですね。

 そう、神の生まれ変わりではなかった。だが彼は、自分が神であるな どとは、一度も言ったことがなかった。そう断定したのは、イエスの後 にやって来た、別の者たちだ。

*少なくとも、神の子ではあったのですね。

 そう、君たちと同じように真の神の子だ。違いと言えば、彼はそれを 自覚していたが、その他の人たちには自覚がない、ということだけだ。

*それなら、イエスはそれほど超自然的でも神聖な存在でもなく、僕た ちのようにただの人間だったのですか。

 君たちのように正真正銘の人間だったが、もっと高度に進化していた。 進化することで段々と神に近づけると理解するなら、イエスは君たちよ りも神に近かったと言えよう。

*でしたら、僕たちも進化すれば、イエスが転生した時の進化レベルに 到達できるのでしょうか。

 そうだ。しかも、同じレベルに限らず、もっとずっと高いレベルに達 することも可能だ。霊的進化の工程は、止まるところがないのだ。 だが、それがただ一度の肉体生では無理なのは明らかだ。イエスと同 じ域に至るには、君たちも多数の転生をして、無数の体験をする必要が あろう。それに、君たちがそこに達する頃には、イエスも他の全ての魂 と同じように進化を続けているので、さらに高いレベルに進んでいるで あろう。

*イエスも進化するために、輪廻のサイクルを経験しなければならなか った、とほのめかしているのですか。それは、かつては僕たちのように 全くの未熟者だった、という意味ですか。

 そう示唆しているのではなく、断定しているのだ。イエスも君たちと 同じように、物的界での経験を通して改善せねばならなかった。そして、 自分の意志力と個人的な努力によって、地上で果たした任務を遂行する 上で求められた進化のレベルに至ったのだ。 君たちはイエスが行ったことに強い衝撃を受けたが、それをほとんど 理解することができなかった。

*イエスは、進化を続けるために、肉体に宿って十字架上で死ぬ必要が あったのでしょうか。

 いや、すでに何のカルマも負債も背負っていなかったので、その必要 はなかった。あれほど酷な最期を迎える必要もなく、自己進化を継続で きたであろう。だが、それがどんな影響をもたらすかを知っていたので、 好んでそうしたのだ。 イエスが偉大なのは、カトリック教会があれほど強調してきたように、 十字架にかかって死んだことではない。もしもそれがイエスの功績なの だとしたら、その時代にはそれが罪人の処刑法だったので、同じ形で死 んだ何十万人の人びとにも、功績を認めなければならないだろう。 イエスの最大の功績は、携えてきた愛のメッセージを布教した果敢さ と勇気にあるのだ。そうすることで、多大な苦悩や死さえも被ることを 知っていたにも関わらず、誰の脅しにも屈せず、自分の考えを変えるこ とがなかった。

*では、何のためにそうしたのですか。

 後進の同胞への愛のためだ。イエスのように無条件の愛を知った魂は、 償いの必要性のためではなく、遂行せねばならぬ任務のために行動する のだ。通常それは、どのように愛をもって生きるかの手本を示すことと 関係している。 魂は、ある段階からは、愛だけを動機として行動する。多くの魂が、 発展の遅れた世界への転生を希望し、後輩を支援して愛に生きることで、 もっと速く幸福に到達できるようにする。 この場合に遭遇するネガティブな状況は、贖罪のためではなく、霊的 に劣った世界自体に元来備わっているものだ。だが彼らは、苦痛も死も 怖れていないので、そのような苦悩を味わうことや殺されることすらい とわない。高次に進化しているので、死が存在しないことを知っており、 肉体の命は魂の命のほんの一瞬に過ぎない、と分かっているのだ。

*では、劣った世界に転生する高次の魂が、学ぶためにではなく、教え るためにだけやって来るのだとしたら、その人生では余り進化できない のでしょうね。

 いや、そうではなく、人生のいかなる試練からも学び取ることができ るので、教えるためだけではなく学ぶためにもやって来るのだ。そして、 自己の愛と理解の度量を常に試されることになるので、自分と同等レベ ルの世界にいるよりも、速く進化できるようになるのだ。 さらに、愛に満ちた環境では露呈せず、極限状況でなければ表面化し ないような、奥深く隠れた自分の欠点を浮き立たせてくれる。こうして、 欠点を改善する機会が得られるので、我欲を除去する面で前進できるの だ。 

 

*イエスの話に戻りますが、彼はどこからも援助を受けずに、独りで仕 事をしたのですか。

 人が愛に突き動かされて尽くす時には、さらに進化した霊的存在から の影響を受けるにふさわしくなる。イエスの場合は、その中でもロゴ ス・キリストに影響された。

*ロゴス・キリストとは誰ですか。

君たちの惑星の進化の最高責任者となる霊的な存在だ。

*でしたら、聖なる三位一体の三人とは、神とキリストとイエスなので すか。

 それは分からない。そう言い出した人たちでさえ、それが何を意味し ているのか知りはしないと思うからだ。 断言できるのは、神が唯一であることと、キリストとイエスが、神と は異なる別々の存在であることだ。それゆえ、彼らは神でも神の顕現で もないが、御心と調和しているので、神の代理人とか神の使者、などと 捉えることは可能だろう。つまり、彼らは「愛の法則」を遵守する者で、 進化の計画に自主的に参加しているのだ。

*キリストはイエスを通してどのように行動したのですか。

 イエスはある時点から人生の最後の数年間は、ロゴス・キリストにイ ンスピレーションを与えられ、励まされて、行動した。実際、イエスが 任務を完了できるためには、その必要があったのだ。

*でしたら、話していたのはイエスですか、それともキリストですか。

 二人で行動していたと言っておこう。キリストから閃きを与えられて、 イエスが話していたのだ。だが、イエスは決して自分の意識や個別性を 失わなかったし、自由意志を失いもしなかった。

*イエスは、地上に再び生まれ変わるでしょうか。

 キリストは必要とあらば、人間の進化段階にいる魂を転生させて、い つでもそれに顕現するだろう。イエスの前にもそうしたことはあるし、 地球の霊的進化が求めるなら、今後も再び、そうするであろう。転生す るのがイエスであるか、別の似たような進化程度の者であるかは重要で はない。 予め言っておけるのは、新たな救世主・預言者・アバターなどとして 生まれ変わる際には、キリスト教徒が待ち望むように、茨の冠に十字架 を背負ったナザレ人としてではないし、釘で血にまみれた手もしてはい ないということだ。

 外見的には、普通の人であろうが、通常の域を超え る、愛と霊的叡智の能力を備えていることだろう。だがそれは、隣人愛 のメッセージと霊性進化と同調できる者にしか感知されないのだ。 またイエスが現代に転生した場合に、最初に彼を攻撃して布教させま いとあらゆる手段を講じるのは、イエスを旗印にしている教会そのもの のお偉いさん方だろう。なぜなら、彼の教えが地球の人類の心に浸透し てしまえば、彼らが宗教的貴族でいられる日々も数えるほどとなり、凡 人に帰してしまうからだ。

*イエスについて最初に話された時に、彼の本来のメッセージには多く の付け加えがされて、伝えたかったことを歪めてしまった、と言われま したね。当初の教えと、後世の追加事項とを、どう見分けるのですか。

 ごく単純に、「魂の法則」に反する信念はどれもイエスの教えではな い、ということになる。イエスはこれらの法則を熟知しており、聞く耳 を持つ者に伝達しようとしたのだ。

*イエスの真の教えの中で、最も大切なものを幾つか挙げていただけま すか。

もちろんだ。

1.全ての人間は、人種を問わず、性別や宗教を問わず、同じ本質であ る。

 すなわち、皆、進化途上の魂であり、それゆえ、兄弟である。 この根本的な教えは、以下の金言に収められている。 「神の御言を聞いて行う者こそ、わたしの母、わたしの兄弟なのであ る」(ルカ 8,21) 「誰でも天におられるわたしの父の御心を行なう者が、わたしの兄弟、 姉妹、また母である」(マタイ 12,50) このことから、魂の進化の工程から除外される者など一人もいないこ とが分かる。どんなに酷い罪業を犯したにせよ、決して見捨てられはせ ず、永遠に有罪とされることもない。改悛して、真の幸福に到達する機 会はいつでもあるのだ。そしてこれは、福音書でも次のように表明され ている。 「もしある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、 九十九匹を山に残しておいて、迷った羊を捜しに行かないだろうか。そ してもし見つけられたなら、その人は、迷わずにいた九十九匹のことよ

りも、その一匹のことを喜ぶだろう。そのように、これらの小さな者が 一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない」(マタイ 18,12-14)

2.魂の生命は永遠であり、死は存在しない。

 「 体を殺しても、魂を殺し得ぬ者どもを、恐れるな」(マタイ 10, 28) 「天に昇った者はいないが、天から降りてきた者はいる」(ヨハネ 3,13) 二番目の節の意味については、前にすでに話している。これは、出産 を経て物理的に生まれ変わる全ての人は、霊界(天)からやって来て、 肉体の死後はそこに戻るという意味だ。

3.地上の人間の務めは、無条件に愛すことを学び、我欲から解放され ることだ。

 魂がどれだけ成長したかは、愛の力量だけで量られる。愛が 我々を進化させる、つまり、神へと近づけるのである。 「あなたがたも聞いている通り、『隣人を愛し、敵を憎め』と言われ ている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者の ために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。天の父 は、悪人の上にも善人の上にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない 者にも、雨を降らして下さるからだ。だから、あなたがたの天の父が完 全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい」 (マタイ 5, 43 – 48) 「わたしの戒めは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、 あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ 15,12)

4.霊的進化は、自分自身の努力にかかっている。

人間の死後の運命は、 生存中の「愛の法則」に基づいた行為、あるいは反した行為によっての み、決定される。

「しかし、真理を行なう者は、光の方に来る」(ヨハネ 3, 21)

 「まことに言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、みな天に おいてもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれ るであろう」(マタイ 18, 18)

5.各人は、それぞれ神との独自の繋がりがあるので、仲介者に依存し て霊界と交信すべきではない。

「そこで、あなたがたに言うが、祈って求めるものは何でも、すでに 叶えられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるであろう。また 祈るとき、誰かに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうす れば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの過ちを赦して下さ るだろう」(マルコ 11, 24-25) 「そしてこれが、神に対する私たちの確信だ。すなわち、何事でも神 の御心にかなう願いをするのなら、神はそれを聞きいれて下さるという ことだ」(ヨハネによる第一の手紙5章14節) 「そこで、あなたがたに言う。求めよ、さらば与えられん。捜せよ、さ らば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。すべて求める者は得、捜す 者は見出し、門を叩く者には開かれるであろう。...このように、あ なたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い物を与えることを 知っているのだ。とすれば、あなたがたの天の父はなおのこと、どうし て求める者に聖霊を下さらないことがあろうか」(ルカ 11, 9-13)

6.魂の成長は、ただ一度の肉体生では終わらず、高度な霊性を獲得す るには、多数の転生が必要となる。

 イエスは彼に答えて言った、「よくよくあなたに言っておく。人は誰 でも新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」 ニコデモ は言った、「年をとっているのに、人はどうして生まれることができる のですか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできましょう か」 イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。人は、水 と聖霊とから生まれなければ、神の国に入ることはできない。肉から生 れる者は肉であり、聖霊から生まれる者は霊である。あなたがたは新し く生まれなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思う には及ばない。(...)天に上った者はいないが、天から下った者は いる」(ヨハネ 3, 3-13) 

 

7.「霊的裁きの法則」または原因-結果の法則。自分がまいたものを 収穫する。

「人を裁くな。自分が裁かれないためである。あなたがたが裁く通り に、あなたがたも裁かれ、あなたがたが量る通りに、あなたがたも量ら れるからだ」(マタイ 7,1-2) 「だから、何事でも人びとからして欲しいと望むことは、人びとにも その通りにせよ」(マタイ 7,12) 8.この他にも人が住んでいる世界はあり、ここと同じ目的がある。す なわち、霊性進化の学校として役立つことだ。 「わたしの父の家には、住まいがたくさんある。もしなかったならば、 そうあなたがたに言っておいたであろう」(ヨハネ 14, 2)

*イエスの発言に言及する時に、どうして福音書を引用するのですか。

 福音書に収集されたものに限定されずに、イエスの教えを説明する方 が、私にとっては簡単だ。だがそうしても、イエスが語ったものだと君 たちが認めないであろうから、文献に記載されている彼の言葉を使用す ることに留めるのだ。そうすれば、私が勝手に創作しているのではない ことが、君たちにも分かるだろう。

*霊的な観点からは真実ではなく、イエスの死後に付け加えられたキリ スト教の信念を、幾つか挙げていただけますか。

沢山あるが、霊的進歩に一番悪い影響を及ぼす、最も重要なものを挙 げてみよう。

1)宗教儀式の執り行いに道義的・精神的な何らかの価値があり、死後 に天国での特権的地位の確保に役立つという信心。

2)聖書や他の聖典が神の御言葉であるという信念。

3)教会や聖職者が、地上における神の仲介者だと信じること。

4)悪業を清算するには、告白が必要であり、司祭から免罪されれば解 消されると信じること。

5)最期に後悔すれば罪があがなわれる、という信念。

6)イエスは十字架上で死ぬことで、人類の罪をあがなったと信じるこ と。

7)原罪への信念。

8)性が何か罪深いものだと信じること。 

9)ただ一度の人生で、魂の行く末が永遠に決められる(救われる者に は永遠の天国と栄光が約束され、罪人には永遠の地獄と罰が待ち受け る)と信じること。

10)キリスト教徒と信者だけが救われるという信念。

11)肉体の蘇りを信じること。

*元々のイエスの教えにはこれらの信念がなかった理由を、一点一点、 説明下さいますか。

よし、そうしてみるとしよう。これらの信念に、どうして「魂の法 則」と矛盾する点があるのか、一つずつ順番に説明してみよう。

*最初のものから始めましょう。霊的視点からは、儀式や聖礼には何の 有効性もないと言われましたね。

その通りだ。

*それは、どうしてですか。

霊道に、近道などないのだ。我々を霊的に進化させる、すなわち「救 済する」唯一のものは、自己改善であり、我欲を手放し愛の能力を成長 させることだ。それ以外にはない。

*でも多くの人が、それを最も重要な事柄の一つだと信じていますよ。

自分自身を騙しているか、そのように騙されたいのだ。

*では、救済には儀式が不可欠である、という信念は、何に由来するの ですか。

  様々な教会の指導者たちが、人びとの霊性を監督し、私益に利用しよ うとしてきたからだ。「我々の言うことを聞けば、善人にならずとも、 天国で優遇してやる」、と要請するようなものなのだ。

*でも教会は、善い人にならなくてもいい、などとは言ってませんよ。その上で、戒律も守るようにと、要求しているだけではないですか。

 言葉ではそう言っていないのだろうが、既成事実がそう言っているの だ。 儀式や聖礼や式典 ―派手であれば派手であるほど良い― に従うように あれほど強調するにも関わらず、隣人の支援に力を入れていないのなら、 そう言っているのと同然なのだ。

*それなら、宗教に儀式があるのは、良くないことでしょうか。 

  人びとの霊性進化を操作したり逸脱させるために、儀式を利用するの は、良くないことだ。必要ないのに、どうして儀式を行い続けねばなら ないのだ?

*霊的なメッセージを喚起させる手段として、設けられたのではないで しょうか。

 だが歴史を見ても、儀式や象徴は、メッセージを喚起するために役に 立つ代わりに、代弁していた筈のメッセージ自体に置き換わってしまう ことが多い。そして、それらの儀式や象徴を楯に取り、従うべき信仰に はことごとく反するという、さらに大きな過ちを犯してしまうのだ。 その一例が、十字軍と宗教裁判だ。胸元に目立つ大きな十字の印を付 けた服を着た人たちによる、大量虐殺や殺人だ。彼らは毎日、聖体を受 けていたのだが、手には聖書を握ったまま、死の宣告を行ったのだ。隣 人に対する愛の教えは、一体どこに見出せるのだろうか?

*でも、聖餐式のように、イエス自身によって伝達された儀式もありま せんか。

 いいや、そうではない。イエスが、自分が処刑されるまでに時間が残 されていないと悟り、別れの晩餐に弟子たちを集めたことは本当だ。だ が彼は、聖餐の儀式だけでなく、その他のいかなる儀式・式典・聖礼も 確立しようなどと考えてはいなかった。 さらに言えば、たとえ象徴的であろうと、キリストの肉体や血を口に するのは、カニバリズムを連想させ、イエスはそれと何の関係もない。

*では、聖餐式の儀式は何に由来するのですか。

 それ以前からの宗教儀式が、キリスト教に組み込まれたのだ。実際の ところ、そういう式典は全て、イエスの使徒を指すキリスト教徒の名称 や彼らを象徴する十字の印と共に、後世に導入されたものなのだ。

*でしたら、十字の印もイエスに由来しないのですか。

十字架というものは、イエスの時代には、今の電気椅子と同じように、 人を処刑するために用いられていたのだよ。正常な判断力があれば、自 分の信仰の象徴に十字を使おう、と思いつく者など誰一人としていなか ったろう。イエスが現代に生まれ電気椅子で処刑されていたとしたら、 ペンダントとして電気椅子をぶら下げようとする者がいないのと同じこ とだ。

*このようなお話はかなりショッキングで、キリスト教徒やカトリック 信者には、なかなか受け容れられないのではないかと思います。

 そうかもしれないが、それが真実だ。またこの場では、霊的な真相に 目を開くように、努めているのだ。 イエスの地上での任務が、霊性進化の道を示すことであったと思い出 してごらん。あの時代の宗教組織は、多くの迷信と偽りで人びとを怖れ させ、自らの富と権力への願望を満たすために神の名を利用して、長き にわたって、人びとの霊的な成長を阻止してきたのだ。複雑な儀式制度 で気を逸らし、自分たちの思いのままにお金を巻き上げることに利用し、 人びとを犠牲にして、派手な暮らしをしていたのだ。そして、イエスが その事実を明白にしたので、彼を殺したのだ。

 当時のユダヤ教会は、イエスの人物像を利用して教えを操り、人類の 霊的な成長を阻んで生き永らえてきた今日の教会の姿と、非常によく似 ていたのだ。もういい加減に、きちんと正されるべきだろう。

*儀式に反対なさるあなたの論拠はどれも大変結構なのですが、キリス ト教徒からすると、聖書に記載されていないことは...

それなら、マルコの福音書の第12章(29-34節)を調べてごらん。そ こには、ほぼ同じ教えが収められている。 彼らが論じ合っているのを聞き、一人の律法学者がやって来て、イエ スが巧みに答えられたのを認めて、彼に質問した、「すべての戒めの中 で、どれが第一のものですか」 イエスは答えられた、「第一の戒めは これである、『イスラエルよ、聞け。われらの主なる神は、ただ唯一の 主である。心をつくし、魂をつくし、意志をつくし、力をつくして、主 なるあなたの神を愛せよ』第二はこれである、『自分を愛するようにあ なたの隣人を愛せよ』この二つより大事な戒めは、他にない」 そこで、 律法学者はイエスに言った、「先生、仰せの通りです、『神はひとりで あって、その他に神はない』また『心をつくし、知恵をつくし、力をつ くして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということ は、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」 イエスは、 彼が適切な答をしたのを見て言われた、「あなたは神の国から遠くな い」

*第二点目では、聖書や他の聖典が神の御言葉である、と信じることは 間違いだと言われましたね。

そうだ。

*では、聖書が神の言葉でないのであれば、何だとお思いになっている のですか。

  旧約聖書は何冊かの本がまとまったもので、イスラエルの歴史の一部 が収められているが、指導者たちの征服欲を正当化し、それが「神の意 志」であったと見せかけるために都合がいい修正がされている。 また、平均よりも霊的に進化した存在、つまり預言者たちのかなり正 しい教えも記載されているが、それはすでに、宗教的な信仰が狂信的に 操作されていることを警告しており、真の霊性とはいかなるものかを垣 間見ることができる。

 一方、新約聖書は、イエスの生涯で最も特出した事実、特に最後の数 年間の公での説教、に関する口頭伝承を収録しようと試みたものだ。イ エスが伝えようとした教えを部分的に収めた「福音書」と、以後の使徒 たちの生活「言行録」と、人類の未来に関する著者の一連のヴィジョン を集めた「黙示録」とから成る。

*「文書」に関して余り良い心象がないようですが、論拠を裏付けする ために、折に触れ、新約聖書の文言を引用されていますね。

 全てが偽りだとは言っていない。各々の事柄はそれぞれ正しく評価さ れるべきだ。 山上での説教のようなイエスの公での宣教を著わした章句や喩え話の 多くは、イエスが言ったことをかなり忠実に再現している。それで、私 は引用しているのだ。 イエスが演説に比喩を用いたのは、偶然ではなかったのだよ。そうす ることで、教会に不都合であった多くの部分が改変されてしまうことか ら救ったのだ。人には比喩の意味が良く理解できなかったので、教会の 検閲に引っかからずに済んだのだ。

*例を挙げて下さいますか。

 たとえば、輪廻転生の概念は、新約聖書の二つの章に巧みに収録され ている。初めのヨハネの三章は、もう見た通り、イエスとニコドモの会 話の中でだ。 イエスは彼に答えて言った、「よくよくあなたに言っておく。人は誰 でも新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」 ニコデモは 言った、「年をとっているのに、人はどうして生まれることができるの ですか。もう一度、母の胎に入って生まれることなどできましょうか」 イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。人は、水と聖霊 とから生まれなければ、神の国に入ることはできない。肉から生れる者 は肉であり、聖霊から生まれる者は霊である。あなたがたは新しく生ま れなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思うには及 ばない。(...)天に上った者はいないが、天から下った者はいる」 (ヨハネ 3, 3-13) 二つ目は、マタイの17章、10-13節だ。

 そこで、弟子たちは、イエスに尋ねて言った、「いったい律法学者た ちが、エリヤが先に来るはずだと言っているのは、どうしてですか」 イエスは答えて言われた、「確かに、エリヤが先に来て、万事を元どお り直すのだ。しかし、あなたがたに言っておく。エリヤはすでに来たの だ。ところが人びとは彼を認めず、彼に好き勝手なことをしたのだ。人 の子もまた、彼らから同じように苦しみを受けることになろう」 その とき、弟子たちは、イエスが洗礼者ヨハネのことを言われたのだと悟っ た。

*それなら、聖書自体を読んだり、聖典とされるもの全般を読むことに 関しては、どんな姿勢でいるべきですか。

 いいかね、全ての宗教には、神、または神の使者の手によるとされる 聖典があるのだ。そうしなければ、自分たちの神聖を正当化できないか らだ。 だが、霊的に進化している者や高次の霊に感化されて書かれた可能性 があるものが存在していることは確かだが、現実的には、君たちと同じ ような人間によって書かれたものなのだ。 いずれせよ、著者の名前には惑わされず、常に内容を吟味してみるこ とが、騙されないための一番良い方法だ。

 メッセージの質を見れば、作 者の霊的レベルが分かるであろう。 また、一人の著者のものだとされていても、同じ書物が何人もの手に よることもあるのだ。千余年にもわたって原本が偽造・改変されてきて、 聖なる仲介者だと勝手に名乗り挙げる者の利益となってきたのだ。それ ゆえ、ある段落は霊的に進化した者によって書かれたが、その次のもの は詐欺師の手によるということもあり、偉大な真実のすぐ脇に大嘘が書 かれている可能性もある。そして真実は、徹底的に中味を分析して、 「麦殻」を捨て「麦粒」だけを集めることによってのみ、知る得ること ができるのだ。 

 *地球には多くの宗教がありますが、その多くが一神教で、かなり厳し い戒律を設けています。権威者によるとそれは神の意志だそうですが、 それをどう思われますか。

 魂の「自由意志の法則」を尊重せず、権力者の見解による教義を押し つけて成り立つ学説や宗教は全て本物とは言えないし、神や高次の霊性 からの恩寵だと見なすこともできない。したがって、これらの宗教の権 威者たちを、真の霊道の導き手だとは見なせない。なぜなら、霊性の指 導者は、絶対に力を行使したり操ろうとすることがなく、特定の掟を強 要することもないからだ。

*地上の宗教は、神の意志を代弁してはいないので、本物ではないと言 われるのですか。

 全ての宗教には、高次の存在から閃きを得た真実の一部と、多くの虚 偽とがあるのだが、後者は、地上の利益に左右された者たちが付け加え たのだ。

*例を示して下さいますか。

 よろしい。たとえば、旧約聖書の中の十戒はかなり的を得た規律であ り、霊的に進化した存在の教えに忠実だ。 十戒の一つに「汝殺すなかれ」がある。それなのに同じ旧約聖書の中 には、神と称する者が、仮定上の「約束の地」を征服するために、イス ラエルの民を他民族の攻撃に派遣するくだりがあるのだ。 当然だが、このような戦闘では、人びとはお互いに戦って人を殺す羽 目になるのだ。つまり、そのくだりが本当であるなら、神が民に「殺 せ」と命じたのだと推測できるのである。その場合、この(殺せとい う)メッセージは、最初の「殺すなかれ」と矛盾する。

 それでは、この明らかな逆説をどう解決すべきだろうか? 神が矛盾し たことを言ったのだろうか。でも、けた外れに進化した存在に、それは 認めがたいであろう。それなら、二つの指示はそれぞれ異なる動機を持 った別々の者に由来するのだ、と認める必要があるのではなかろうか。 では、「殺すな」というメッセージと、「殺せ」というメッセージと では、どちらが常識的に見て、霊的に進化したものだと言えるだろうか。

*僕にとっては、「殺すな」の方ですが。

この教えが高次の霊性からであることを認めるのであれば、その反対 のものは、同じ源から生じてはいないのだ。

*では、どこで生まれたのでしょう。

侵略に興味があった者たちによるのだ。

*でも、それは過去の事例ですから。

 現在でも同じことがくりかえされているのだよ。 表向きは熱心な神の信奉徒とされ、いつも「神のご加護がありますよ う」という言葉で演説を終わらせているのに、自国民を他国の侵略に派 遣するのをいとわないリーダーが、現在の地球には沢山いやしないだろ うか?何百万もの死者を出し、何百万もの家庭を何世代にもわたって破 壊しているのに、聖書の詩篇や「神を信じる」・「神は我々と共に!」 などの言葉を、自分たちの行為を正当化するために利用してはいないだ ろうか?

 はっきり言っておこう。 神や高次の霊性を持つ存在は、紛争の一方の 側を味方することはないし、いかなる侵略も征服も支持することはない のだ。もしそうするのであれば、神自身が、宇宙に設けた諸法則の一つ の「愛の法則」を侵すことになるからだ。 前述のような人たちは、ユダヤ教徒やキリスト教徒が守るべきだとさ れる「主の名をみだりに唱えてはならない」という戒律を侵しているの だ。それなのに、あたかも神が、神の子を蹂躙することに同意したかの ごとく、その名を利用して、自分たちの非道を正当化しようとしている のだ。これが、神の名をみだりに唱えるということで、一部の者が思っ ているように、俗っぽい話の中で「神」という言葉を使用することでは ない。

*それでは、神によって選ばれた民ということについてはどうですか。

 神に優先される民族や人間など存在しない。神や高次の霊性は、他の 者を虐げて特定の民族や人種と特別に結びつくことなどはせず、全ての 人に進化の計画を推し進めるように呼びかけるのであり、それに協力し たいかどうかを決めるのは、各魂である。もちろん、神の法則に従うよ うにと、誰にも強いられることはない。 望みとあれば、各人の意志と能力に応じて、個人や集団での人類の進 化計画で、具体的な役割を果たす約束をすることが可能だ。これが、魂 の選択なのである。 ゆえに「選ばれし者」とは、自分の内面を高次の霊性に開き、「愛の 法則」に従った人生を送る約束をした者に過ぎず、それによって、自分 を成長させるだけでなく、まだこの呼びかけに心を許していない者の手 本となるのである。 

*そのように、霊的な世界からの呼びかけに心を開く人たちは、神秘主 義者や預言者と関係があるのでしょうか。

 霊界との直接的な交信は、ごく一部の人たちだけの特権ではないのだ よ。すでに言ったことだが、全員が個々に、神や高次の霊性や自分のガ イドとの直接的な繋がりを持っていて、それぞれが独自の方法で、それ を体験していくのだ。 大切なのは、誠実に謙虚にコンタクトを求めるということと、魂を成 長させるという目的が、探求の動機づけであることだ。もしそうであれ ば、各人に、それぞれが必要としているものが与えられるであろう。

 体 験の華々しさが重要なのではなく、その経験を、欠点を正当化するため にではなく、愛における進歩のために役立てることが大切なのだ。 不幸なことに、「アセンデッドマスター」やその手の重要な人物だと 思われたいという欲望から、自己暗示による経験を本物だと思い込み、 他の人を騙してしまうような人が沢山いる。また、本当の霊的な交信を した後で、その経験を、自己進化や他者の援助に活かす代わりに、偉ぶ って、自分は優れていると思い込み、他者に神のごとく扱われることを 要求する人もいる。

 自分をどう改善するかを追求するよりも、他者の称賛を求めてしまう のは、虚栄心からの欠点だ。残念だが、これは君たちの世界ではごく頻 繁に見られる現象だ。

*預言者とは何ですか。

 預言者とは、霊界の真実を教え、「愛の法則」に反する行為がもたら す結果を各時代の人びとに忠告するために、高次の霊性から送られて来 る者である。一般的に、転生する惑星の平均よりも進歩した魂だが、そ うでなければ、委託された使命を遂行することができないからだ。 他者を助けると同時に、自己を進化させることができるのだが、それ は一般的には、生まれ出た社会から拒否や拒絶をされ、虐げられたり罵 倒されれたり馬鹿にされたりするからで、そのために、自己の愛の力量 が試されるからである。

 彼らは、通常考えられているように、特別で神 聖な特権を持つ存在などではない。 その霊能力は、輪廻のサイクルの中で ―他世界での転生であったかも しれないが― 自分自身の功績によって獲得されたものだ。あらかた、年 下の生徒を手助けする年上の生徒といったところだが、それと異なるの は、他の人と同じ条件で転生して来るので、肉体的にも年齢からも、彼 らを識別できない点だ。

  いつか、君たちの惑星の住人が充分に進化を遂げる日が来たら、その 中から、進化の遅い人類が住む世界で預言者の役目を果たす者が出るこ とだろう。

*でも、偉大な師匠だと思われていた人が、後から、実は詐欺師で、人 びとの純粋さにつけ込んで大金を貯え込んでいた、と発覚することがよ くありませんか。

 その通りなのだ。多くの者が猫をかぶっているのだ。 だがその一方で、初めは良く、いい線を行っていたので、必要な霊的 援助が与えられた、という者も沢山いる。問題は、その者たちが、人び とに与える効果に目が眩んでしまうことだ。 本当に答えを探し求めている人は、内面を覚醒してくれる人に出会う と、その人にとても感謝して、それを大げさに表現しようとするものだ。 そのため本人も、本当は霊的知識の光を届けているだけの筈なのに、自 分自身がまぶしく輝いているのだと勘違いしてしまう。人びとも間違っ て、その人を神のように奉り始める。 我欲とその顕現形態をまだよく知らず、自分でも克服の努力をしない のであれば、我欲は増大し、自分が全ての者に勝ると思い込むに至るだ ろう。

 そして、他者に奉仕する代わりに、その反対となってしまう。道 義上の家来か奴隷のように仕えてくれることを人に要求し、どんな決断 や願望であっても決して問い正さずに、盲目的に自分に追従することを 求める。 こうして、光は段々と消えて行き、最初の思いは失われ、インスピレ ーションもなくなるのだ。霊的な閃きが消えると、我欲が頭脳を支配し 始め、その時から、受け取るメッセージは混乱し、矛盾したものとなる。 そして、本物になり得たであろうことは、守りきれずに失われてしまっ たものの混沌とした記憶として残り、我欲の高揚を正当化する多くの嘘 で固められるのだ。

*真の預言者と詐欺師とを、どのように見分けるのですか。つまり、真 の預言者・ガイド・霊的な使者に必要とされる条件とは何ですか。

 肉体を持たない霊的なガイドは、何の分け隔てもせずに、全ての魂を 支援する。真の霊性というものには、国境も経済格差も、人種や宗教や その他のいかなる違いも存在しない。それゆえ、富める者と貧しき者、 白人と黒人、信者と非信者とを差別しない。これらの違いは、一時的な 条件や状況に過ぎず、転生から転生で変化するものだからだ。 霊的な教えを普及するにふさわしいと自認する者は、それと同じやり 方で行動しなければならない。肉体を持つ真の霊的指導者は、「魂の法則」に従い、目立たず謙虚に生きようとし、何の見返りもなく、他者を 援助し啓発しようとしている。

 それゆえ、霊的な真実らしきものを公開することで、金銭的な、また はその他の代償を貰おうとする者たちは、全て、真の霊的な指導者だと は見なせない。「会員だけ」の真実というものは存在しないからだ。 真のマスターは、自由意志を尊重する。 

 つまり、絶対に自己の見解を 押しつけず、自分が手本となって宣教し、提供するものを受け取るか取 らないかは、他者の自由に任せるのだ。したがい、権力主義に訴えて正 当化することはなく、絶対に「俺の言う通りにしろ。俺はマスターで、 悟りを得た神の使者だぞ」などと言ったりしない。 心を開いた者を説得するには、メッセージの質が高いだけで充分だ。 それに関心を持たず説得できない人たちがいても、彼らにはそうして独 自の道を歩む自由意志があるのだ。好きでもないものを信じたり同意し たりを、義務づけられることも強要されることもない。

*偽マスターや見せかけの霊性に引っかからないための助言があります か。

 どんなに高次に思える宗教や政治・哲学的思想であろうと、その信仰 のために、絶対に君たちの意志を放棄してはならない。信仰のために意 志の放棄が求められるのであれば、そうするには値しないものだ、と確 信しなさい。 伝達者を偶像化せずに、メッセージを分析なさい。メッセージに納得 できなければ、疑問を表明し説明を求め、それでもその教えと同調でき なければ、それを拒めば良い。理解できなくても信じることを強要する 信仰のドグマによってでは、一切、何も受け容れるべきではない。

 自分自身の経験・感情・理解・分析によってではなく、神聖だとされ る人がそう言ったから、という不可解な外からの押しつけによって同意 してしまうことは、権力主義に従うだけで、進化のためにも幸せになる ためにも役に立たない。魂は自由でいる時だけが幸せなのだ。 したがって、妄信的な信仰も、霊性を管理し操る社会層も必要ない。 答えは自分の内に探しなさい。君たちの内面は、霊的ガイドや高次の霊 性と直接繋がっているので、思っているよりもずっと賢いのだ。

*でも多くの宗教では、霊との交信は、悪魔のすることだと思われてい て、それをしようとするのは、有害で邪悪なことだと考えられています。 聖書がこのような交信を禁じているとのことですが、聖書が神の言葉で あるのでしたら、神自身がこれを禁止したことになるのでしょうか。こ れについてどう思われますか。

 各人が高次の霊性、それを神や霊的ガイドと呼ぶが、と独自の繋がり を持つことを認識してしまえば、教会権威者たちは、主役の地位と権力 を失うこととなり、そうなれば、信者を気の赴くままに操ることができ なくなってしまう。 彼ら自身が矛盾しているのだ。なぜなら、彼らの聖典を、神から閃き を得た人によって書かれた御言葉なのだと見なすのなら、それは、霊界 と霊的な交信を持ったことになるのだ。しかし、信者にはそれと同様な 交信は許さず、彼らが崇める本を書いた過去の著者だけの特権としてい るのだ。

 イエスや他の進化した預言者は、高次の霊性との接触を求め、そこか らインスピレーションを得て任務を支援してもらった訳だが、それは、 肉体に宿った者が肉体を離脱した魂から助言と支援をしてもらうという、 完全なる霊界との交信なのだ。 霊媒力を非難するのなら、イエス自身をも批判することになってしま う。イエスは、霊界の教えを当時の同胞に伝達するという、大変強力な 霊媒として、活動したのだから。

*その通りですね。でも彼らは、「イエスは神の子だったから、閃きを 与えたのは神自身で単なる霊ではなかった」、と言うことでしょう。

 全てを盲信させて教えを分析することも認めていないのに、二千年以 上も前の預言者にインスピレーションを与えたのが、神か、聖霊か、そ れともサタン自身であったのかが、どうして分かるのだね? 実際、教会権威者たちが御言葉だと崇め奉る旧約聖書を書いた、本物 の預言者の一人が今生まれ変わって、前世の業績を解析したり豊かにす る新たなお告げを書いたとしても、昔のようにそれを公言すれば、権威 者たち自身がその人を嘲り、メッセージを吟味することさえ許さず、そ の人が狂っていて悪魔の類と交信しているのだと思わせようとするだろ う。 だから、常識的に判断しよう。相手の能力を知る唯一の手がかりは、 メッセージの質なのだ。

 現在、メッセージで暴力や戦争や他者を憎むことを奨励している人を、 神の使者だと信じられる者などいるであろうか? 同世代の人をそう認め られないのであれば、どうして、いかに古かろうと、過去の著者を神の 使者だと認めなければならないのだろうか? 過去の作家が特別な存在で あるのは、とても古いためだからだろうか? それなら、神々の代わりに恐竜や鮫や蟻を選ぶとしよう。それらは、古代の作家の誰よりも前に、 この世に出現していたのだから。

 イエスのメッセージが人類にこれほど大きな影響を及ぼしたのは、イ エスがそう言ったからではなく、無条件の愛を示すという教え自体が、 偉大であったからだ。しかしこの世の権力者たちは、布教に歯止めをか けることができなかったために、自分たちの特権や搾取が終焉を迎える ことを恐れ、イエスの人物像と教えを手中にし、その内容を著しく侵し てしまったのだ。そして、元のお告げそのものと矛盾し、イエスが一度 も口にしなかった言葉を、特権と権力を維持するために彼が言ったこと にして、教えと反対のことを我々に信じ込ませることにほぼ成功したの だ。

*キリスト教徒にとっては、イエスは神同然か神の子なのですから、イ エスがすることなら何でもいいのではありませんか。一般人が直接霊と 交信することを、認めるつもりがないのでしょう。

 初期のキリスト教徒の間では、慈善的な霊との交信がごく頻繁に行わ れていた、と知ったら驚くであろう。襲いかかる酷い迫害に耐えること ができるように、彼らはこうして霊界から勇気づけられていたのだ。 初期のキリスト教徒は、愛をもって祈れば、高次の聖霊から応援され て近くに来てもらえることを知っていた。新約聖書自体の使徒言行録の 中にその例があるが、イエス自身が肉体を離脱した後に霊となって、使 徒たちの前に随意に現れたり消えたりしたことがうかがえる。

 それ以後、教会自体がこの種の顕現を敵視した。なぜなら、そこから また愛の種が生まれ、再び人びとの心の中で発芽し、当時の人類が宗教 組織によっておかれていた霊的な闇から解放されてしまうことを怖れた のだ。 イエスは戻って来なかったが、霊界と直接交信ができる非常に高度な 魂たちがやって来て、恵まれない者を癒したり面倒を見たり、多くの善 をなしたのだ。だが、その多くの者は、魔術使いや異端の罪状で、宗教 裁判で火刑とされた。

*でも、悪霊を呼び出すために集まって、他者を支配したり、富や権力 を獲得する能力を授けてくれる魔法の力を得ようとした人たちも実在す るようですが。

 そのような交信は行われていたし、我欲に満ち溢れ富と権力を渇望す る魂がこの世に存在する限り、今後も行われることだろう。だが、そう いう意図で行動すると、同レベルの低級霊の都合のいい餌食にされて、 あらゆる手段で彼らの支配下に置かれてしまい、隷属させられて、もっ と酷いことをさせられてしまう。だから、このような接触は非常に危険 で、全く奨励できないものだ。 しかし、他者に害を与えようとして、霊媒力を使って下級霊と通信す る者がいるからといって、霊媒を介した霊界との交信の全てが有害だ、 と結論づけることはできない。

 それとも、悪意のある目的にインターネ ットを使用する人がいるので、ネット上の全ての通信を政府が禁止する ことが理にかなっているのだろうか? 理論的に考えれば、使用を制限す べきなのは、社会の健全性が狙われる時だけで、全体を禁じてしまう必 要はない。

*でしたら、なぜ世間では、霊との交信がこれほど反対されるのでしょ うか。

 それは、この世の宗教権威者やその他の権力者たちの多くが、人が自 力で神や守護霊と交信することを阻むことによって、支配力を維持して いるからだ。 霊界との接触を怖れさせようと、明確に意図して作成された映画は無 数にある。それらは、ダイアリー・オブ・ザ・デッド(Diary of the Dead)、ポルターガイスト(Poltergeist)、エクソシスト(Exorcist) などの恐怖映画で、全ての交信が恐ろしいものになる、と思い込ませる のだ。 こうして、誰もが怖れによって自分自身を異端視し、直感や夢などで あろうと、霊界からのメッセージかもしれないと思う度にそれを抑圧し たり、誤った解釈をしてしまうのだ。

 

(P202~P222)

 

(作者あとがきをご覧ください)

https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/d644c9fe4a68408429a35f4b1e30b3ea

♬著者ヴィセント・ギリェム氏は、広めることを希望していますので、抜粋して投稿しています。氏および翻訳者のご厚意に感謝いたします。



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あちこち拭きたくなるハッカ雑巾

2019-09-24 19:13:11 | 家事全般

♬毎日主婦の家事は大変ですよね。

拭き掃除は、油雑巾だけで済ましてしまう時もありましたが、やはり床拭きをしたり、棚を拭いたり、タンスの面を拭いたり、ドアを拭いたり、仕事はいくらでもあります。

拭き掃除が苦手になってもう10年以上経ちます。その気分が嫌でしたが、ハッカ雑巾を使うことで、なんと拭きたくてたまらない状態になってしまいました。

ハッカ雑巾は、バケツの水に3~4滴を振り入れて、そのバケツに3枚位の雑巾を入れてきつく絞って置きます。汚れたら、水道でよく洗いまたバケツの中にいれてハッカオイルを付着させます。

その雑巾で床をまず拭くと、ハッカの香りが漂いなんともさわやかでいい気分です。

階段も拭きたくなり、手すりも、ついでのように玄関もと、昔の自分に戻ったようにして動いていくではありませんか。笑

そしてテレビの裏がわも、普段はしていない場所も気になって仕方がありません。

台所の吊戸棚の下側は、油のようなシミがありましたが、それもキレイになりました。

明日は冷蔵庫の上をしようとか、壁の上の方もしないとね。とか。やりたくて仕方がないのです。

 

ハッカは、薬局で求めたものです。

こうして、お掃除へのやる気のなさを、自然と払拭しています。

ハッカの香りは、精神にもいいようですね。

それに、雑巾はゆすぐだけで、ほとんど気にならない位にキレイになります。石鹸で洗わないで、しばらく使う雑巾を決めているので、雑巾にオイルが残っていくのかもしれません。

ハッカの香りは時間が経つと、飛んでしまいますが、それがまたハッカの香りをもとめて翌日拭き掃除をしたくなります。笑

面白いでしょう?

 

 


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量子物理学者ミチオ・カク博士が、米海軍のUFOビデオについて語る

2019-09-24 15:34:20 | 黄金時代

量子物理学者ミチオ・カク博士が、米海軍のUFOビデオについて語る

 

― 今回の米海軍の公式発表によって、何が変わると思いますか。

博士: 私たちは今、転換点に立ち会っています。かつてUFOが本物だと証明したいなら、その責任は、UFO信者の側にありました。しかし今や立証責任は、政府と軍の側へと移行しつつあります。UFOが本物でないと証明したいなら、彼らにはその証拠を示す責任があるのです。なぜなら、(それが本物である)圧倒的な証拠があるからです。私たちには今や、指標があります。その物体が、どれほど速く移動し、どれほど上空を飛行しているか測定することが出来るのです。ご存知の通り、科学とは検証可能・再現可能な条件下において成立します。その意味で、私たちには検証可能な情報を手に入れたのです。これはまさにゲームチェンジャーです。

 

― この飛行物体の物理的な性質を考慮に入れたとして、それが人間によって作られた可能性はどれくらいあると思いますか。

博士: 選択肢は、2つあると思います。まず一つ目は、それが超音波ドローンである場合。超音速ドローンは、ロシア、中国、そしてアメリカも研究を行っています。音速の5~20倍の速さで移動することができるものです。もう一つ目の選択肢は、これがゲームチェンジャーの一部である場合です。私たち科学者は、他の星々の周りを4000もの惑星が回っていることを観測しています。今晩、空を見上げてみてください。あなたがそこに見るすべての星が、いいですか、すべての星が惑星を持っているのです。ですから、あなたが星を見上げる時、向こう側で誰かがあなたを見下ろしていても不思議はありませんよね。一瞬のうちにマッハ5~20の速さで移動し、上空2000~6000メートルの高さを飛び、しかも自由自在に移動が可能な乗り物に、仮に人間が乗っていたら、重力に押しつぶされてしまうでしょう。ビデオからは、そのようなことも分かります。

 

― 博士の個人的な意見として、人間によって作られた可能性はあると考えますか。

博士: ここに足りないのは、再現可能な証拠です。ですから、私も友人たちにこう言うのです。「次回、UFOに誘拐されたら、頼むから何か持ち帰って来てください。金属チップでも何でも構いません。地球外文明に対する犯罪については、まだ法律がありません。こっそり何か盗んでも、逮捕されないから大丈夫。私たちには、研究室で再現可能な証拠が必要なのです」と。

Michio Kaku says the burden of proof has shifted to the government to demonstrate UFOs don’t exist by Tucker Carlson Tonight on YouTube

 

(転載元)

https://metaphysicstsushin.tokyo/2019/09/24/%e9%87%8f%e5%ad%90%e7%89%a9%e7%90%86%e5%ad%a6%e8%80%85%e3%83%9f%e3%83%81%e3%82%aa%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%82%af%e5%8d%9a%e5%a3%ab%e3%81%8c%e3%80%81%e7%b1%b3%e6%b5%b7%e8%bb%8d%e3%81%aeufo%e3%83%93/

 
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