2023年5月30日 06時00分
「妻の実家を片付けていたら、明治神宮外苑を造営した際の地域の献金者名簿が見つかった」。千葉県流山市の元出版社勤務の千葉孝志さん(69)からこんな連絡が「ニュースあなた発」に寄せられた。日本の近代化を進めた明治天皇と昭憲皇太后をしのんでつくられた明治神宮は、社殿のある内苑を国のお金で賄ったのに対し、外苑は国民からの寄付と勤労奉仕を元に造営された。「名簿を見ると全国津々浦々の人々の思いと寄付によって造営されたことを実感します」と話す。(森本智之)
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奉賛会は大正時代、実業家の渋沢栄一を中心に財界人らが立ち上げた民間組織で、外苑造営の献金を国民に募った。「明治神宮外苑志」などによると、奉賛会は現在の都道府県ごとに支部を設置。それぞれ目標額を定めた。当初、全体目標は450万円だったが、最終的に703万3640円に達した。寄付した人は700万人を超えた。
同時に内苑を含め延べ10万人以上の青年が全国から勤労奉仕に参加。献木も行われた巨大事業だった。
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♬大変な資料が見つかりました。全国からの寄付金を集めて神宮外苑が作られていたのです。勤労奉仕もありました。
それを神宮のものとして開発を進めてきたのです。とんでもない話です。