米議員、各国はインフレ税にうんざりし、米ドルを放棄する可能性があると発言
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ワシントン(スプートニク) - トーマス・マッシー米下院議員は月曜日、各国は米ドルにうんざりしており、インフレにより米ドルを放棄する可能性があると述べた。
マッシー氏はグレン・ベックとのインタビューで、 「全世界がドルを保有しているので、ドルの価値を切り下げると、自国民に課税するだけでなく、全世界に課税することになる」と語った。
「世界の他の国々は、そのように使われることにうんざりしつつあります…そして、彼らが取引を行うために別の形式のお金を使用したり、独自のソブリン・ウェルス・ファンドに異なる資産を保有したりし始めたら、私たちはそれを行うことができなくなります」米国国民以外の誰に対してもそのトリックを行うのです。」
マッシー氏は先週、インフレの一因となったとして連邦準備制度理事会の監査と廃止を求める法案を提出した。連邦準備制度理事会はドルの価値を切り下げ、高インフレを引き起こす自由な金融政策を可能にしたとマッシー氏は述べた。
マッシー氏によると、連邦準備制度を廃止する法案には現在下院で20人以上の共同提案者がいるという。