のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



2018年01月25日 | つれづれ日記
昨夜はしんしんと冷え、なかなか寝付くことができませんでした。

      雪
            三好達治

   
    太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

    二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ


この詩は5年生の国語の教科書に出ていました。
どう読むか、短い詩から想像したことを自由に話し合わせました。

音もなく降り積もる雪なればいかに深い雪国か。
太郎、二郎をどうとらえるか。

文は短ければ短いほど想像が広がります。
懐かしい授業の様子がよみがえりました。

朝目覚めると、一面の雪景色、10cmくらいの積もっていました。
今年初めての本格的な積雪です



      雪の朝         
              草野天平

    水たまり  松の雪が映っている

    ぽとんと雫が落ちて 

    また  松の雪が映っている


青空が出てきて白と青がきれいです。
きらきら輝く雪やぽとんと落ちる雫を見ると詩心がわかるというもの。

晴れても3℃しかありません。冷気が頬を刺します。
案外このきーんという冷たさが心地よいんです。

久々に自転車に乗り、ちょっと遠くのスーパーまで足を延ばしました。
田畑はまだ真っ白です。


雪もなくてはならない自然の恵み、冬の贈り物ととらえて堪能しましょう。