一部、表示:
前立腺がんは男性ホルモンで増殖するため、作用を薬で抑えるADTが行われる。イタリア北部ベネト州の前立腺がん患者を調べたところ、ADTを行う患者は行っていない患者に比べ、新型コロナの感染率や重症化率が大幅に低かった。
これは、男性ホルモンがウイルスの感染に重要な役割を果たす酵素にも働いているためと考えられる。この酵素「TMPRSS2」は、ウイルスが人の呼吸器系などの細胞表面に結合した後、細胞膜に侵入するのに利用されている。
コロナが流行り出した頃、アジア人男性が罹りやすいようなウイルスだと書いていた記事がありました。
つまり、Y染色体を狙ったものだというような・・・
この記事が出た頃は、確かに、罹るのは圧倒的に男性が多かったらしいのですが、
まもなくして、ヨーロッパに広がり、感染者だけなら、男女の違いがなくなったような気がしていたのですが、
やっぱり、男性の方が悪化しやすい要因があるんですね。