歩道の幅が相当広いのなら別だけど。
家の玄関の真ん前というのは、いくら何でもないのでは?
でも、敷地に面して電柱が一本くらいはありますよね。
これが、家を建てる前にあったのならば、そんなものかとも思うかもしれないけれど、それでも、移動はお願いできますよ。
移動料金が発生することがあるのかないのかは分かりませんが。
私が仕事上で経験したのでは、広い更地に面して、電柱を立てさせてほしいという申し出があったお宅があるんです。
電柱を立てたい会社は、邪魔なときはすぐに撤去するので、という条件を言いました。
そしたら、敷地の持ち主が、じゃあ、今すぐその申し出に従って、撤去! と言ったのです。
更地だったその土地、これからどんな形で利用するかもしれないから、電柱は邪魔なのです。
邪魔なときはすぐに移動させますから、という申し出は、文書にでもしていない限り、係りの者が転勤しただのなんだのと言われて揉めるだけでしょう。
で、これは、電柱は立てないことになりました。
もう一つの電柱設置問題は、うちのことです。
うちの敷地に面した歩道に電柱を立てさせてほしいというお願いが来ました。
裏だし、大丈夫だろうと踏んだ電力会社がやってきたのですが、私は拒否!
(何故、電柱が必要かという理由も、ここには書けないけれど、うちにとっては反対運動したいくらいの問題な建造物でしたから)
この辺の電柱は、うちとは反対側の林に沿って立っています。
北海道は冬は除雪車が走ります。
電柱を傷つけないようにと走らなきゃならないから、あちこちジグザグに電柱があるよりは、一方向に並んであったほうがいいのです。
それに、うちだって、建て替えて玄関の向きを変えることだってあるのです。
そしたら、電柱が邪魔になることもあるやもしれません。
それでなくたって、別の電柱が一本あって、それをめぐって、隣りのお宅とのやっさもっさが起きていたときでしたし。
なので、新たな電柱をうちの敷地のそばに立てることを承服できなかったのです。
というわけで、拒否したら、その電力会社のオッサン、
でも、電柱を立てる場所は歩道で、市の敷地だから立てられても仕方ないみたいなことを言いましたのよ。
これには私もムッとして、
じゃあ、アナタは市に申し出てください、私も市と交渉しますから、そういうことなら、今、こうして、アナタと話していることが無駄です、
と返しました。
そういうやり取りを繰り返して、結局、電柱は、それまで立っていた電柱たちと同じ林の縁に並べて立てることになり、落着!
私にとって、電柱があるメリットなんてないですね。
今だけしかないリンゴ。
酸っぱいけど、香りが猛烈に良いんです!!