代わりに行きたいくらい。

先日の日曜、父母を対象とした、大学の懇親会に出席した。

就職実績や大学院進学の情報についての説明や、個人面談もあり。

このお暑い中、遠方よりおいで頂き、とばかりに、へたな上場企業の株主総会以上の丁寧さ。父母から会費を集めている後援会と、校友会という卒業生の会も協賛し、教授陣も参加の懇親会を開催してくれる。
懇親会は立食ながら、ビールにワイン、軽食を提供してくれる。

個人面談の合間に、学生さんのボランティアなのだろう、自由参加の学内ツアーをしてくれるのも至れり尽くせりだと感じた。
図書館が一番素晴らしかった。司書の方々の熱意を感じられる掲示物や展示、管理の行き届いたことがよくわかるカウンター回り。
ちょっとした名物だというスカイウォークなる渡り廊下も涼しい風が吹き渡り、景観もいい。
大学ってやっぱり楽しいなぁと感じて帰って来た。

あんな図書館あったら、毎日行くわ。

留学や国際学会への発表などを大学側としては推奨していて、補助金もあるとのPRに、私が代わりに行きたいくらいに思った。
本当、恵まれているなぁと。

個人面談では、担当してくださった教授が、成績表をプリントアウトして、単位取得の進捗について、コメントをくださった。
どの父母も、当の学生は一緒に参加していないので、なんだかへんな感じもする。
個人面談というより、見学会といった雰囲気だ。

教授の立場でみれば、今時の大学教授はこういう父母の対応もさらっとこなさなければいけないんだなぁと思う。
昔のような、とても偉くて話しかけるのも躊躇われるイメージとは全く異なる。
みな、にこやか、弁舌さわやか。
懇親会は複数名の教授と会話することもでき、お土産？にテーブルのお花も貰ってしまった。お花は今うちのリビングのテーブルで、まだきれいに咲いていてくれている。懇親会の様子は息子にも早速話した。
教授がたの様子は彼にとっても新鮮なようだったり、にやりとさせられたりの様子。

息子には大学生活を大いに楽しんでもらいたいものだ。