とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

このコロナ禍の夏を乗り切る体力を

2021-08-02 23:51:24 | 丘の上(認知症・入院)
夫の母は、今の特養に入所して1年ちょっとだ。

安定してきた感じも受けるが、全介助の状態だろうし、いつも眠そうだし、身体の機能がどんどん回復している、という感じじゃない。

去年は、まだ施設に慣れないのかも、と思ったが。

新型コロナウイルス感染予防のため、たった月に1度のWEBでの面会でも、意欲的に回復に努めている、という雰囲気ではなく、いかに安定した日々を過ごすかに重点を置いているとわかる。入所時に書いた方針、目標もそうだった。

施設の方針やサービスが悪いのではない。

「食べない」から始まった姑とこの介護は、食べさせる戦い。
そして、一旦極限まで痩せてしまった体は、筋肉がないので、食べてもそれを保てないようだ。
そんな身体には、急な暑さは、きついのだと思う。
先日、発熱していることを告げられ、入院が必要だというので、夫が手続きのため施設へと向かった。
原因は横になっている状態が多いのでできたお尻の褥瘡からばい菌が入った、ということらしい。

もちろん、夫が施設に赴いたからといって本人に会うことは出来ないのだが、必要書類を記入しないと、同じ経営母体の、同じ敷地内にある病院であっても、入院することができない。

心配な気持ちで、数日が経ち、今日、夫が病院へ尋ねたところ、熱は下がったが、ゼリーを食べたらムセたので、点滴を受けているという。
本人が食べられるというのでゼリーをお出しした、と聞いた。介護職員が日ごろどのようにしているのか、私たちも目の当たりにしていないし、看護師がどこまでやってくれるのか、分からないけれど。

ムセたから点滴、それを聞いて思ったのは、ああ、病院での対応はこうなってしまうのだ、ということ。そして、私たちが、姑とこが、嫌がっていたもの、点滴。

病院の対応のうち、食事の介助が、どうしても、最初に入院した病院と同じ反応。

家族が見ているところでは、多少は丁寧にやるのだろうが、いなければ時間優先。「食べてくださいね」「食べたくない」のやり取りの果てに、おそらく当の患者たちは「なんだったら食べられますか?」なんて尋ねられれば、いろいろな無茶なことを言うだろう。
認知力が低下しているから、子供みたいなことも言うだろうし。ほんとにそれを聞き届けていいかもよく分からない。嚥下がうまく出来なきゃ責任問題になってしまう。
つまり、すでに、人としての尊厳はない。

人さまにしていただいていて、あれこれ言う権利はない、そうは思う。

そして、例えば、たんぱく質を摂取したらその後、少しでも身体を動かす、とか姿勢を保つ時間を持つ、なんてことが病院で行えるわけがない。
姿勢も保つことができない体に、何を栄養摂取しても、あまり効果もないかもしれない。けれども姿勢を保つような筋力をつけないと、嚥下ができなくなっていく。顎から喉にかけてのだらりとした肉のひだが、嚥下の力がないことを思わせる。

回復しなくても、施設や病院には、おそらくなんの責任もないものね。

だって、老人だもん。

私がもっとできることが、あったのでは、と思ってはいけない気がする。
けれども、そう思ってしまう。

補足しておくが、当人の状態は、今の施設に移ってから、あまり意欲的じゃなかった。いい意味で、怒り(からくる怯え)は消えたと思った。

あまりの絶食のため2年間入院していた時は、怒りの感情、それと、罰を受けているから仕方ないという諦め、怯えの状態だった。レビー小体型の認知症だと言われたりしていた。
自分では動けるのでは、と思うのか、ベッドから落ちていることがあり、拘束されてた。

今の施設ではベッドから落ちてたなんてことは聞かない。
なんでも介助してくれる印象だ。ベッドで横になっていることは変わらないけど、食事の際は車いすに載せられ、他の人たちの様子も見られる場所に移動し、自分の選んだ場所で食事の介助を受けているとのことだった。身支度や食後の歯磨きなどは時々「ご自分でなさいますか?」と委ねられるようなので、頑張るようだが、最近のレポートでは、磨き残しがあるので歯磨きをお手伝いすることが増えたとあった。
施設はよくしてくれていると思う。ただ、姑とこの状態は、衰えが進んできていると見える。心配だった。でも何も、何もできない。もっとこうなる前に、出来ることがあったはずなのだ。。

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