・駄菓子屋さんで売っていて
・淡いピンク色で
・もちもちとした食感
・ほかに青りんご味(緑色)やソーダ味(水色)があった
・透明な蓋つきのプラスチックトレイに赤いサクランボの絵と商品名らしき「さくらんぼ」という文字
・3×4に並べられている
・子供のころ、いつもたくさん食べたいと思っていた。
・ちなみに、無果汁。
サクランボの味は、おそらく、しないはずだが、昔はサクランボの味だと信じて疑わなかった。
今日、衝動買いしたのだ。
家電量販店だけじゃなく、100円ショップもね、と乗換の駅で降りて散策した結果、みかけたダイソーに入った。
近くに大学があると、こういう100円ショップは儲かるんだろうか、そこのダイソーは品揃えが良かった。
お目当てのカテゴリ6のLANケーブル1メートルを一つ手に取り、レジに並ぼうとして、店側の戦略にハマる。
レジに並ぶ通路が、…駄菓子コーナーなのだ。
そして、昔の「サクランボ餅」(と、私たちは呼んでいた)とそっくりな、ひらべったい1センチ角くらいの
『餅』が、色とりどり、4つに分けられたトレイにそれぞれ、てんこ盛り!の駄菓子を見つけたのだ。
名前はサクランボ餅じゃない。「キャンディーボックス」だ。
おお! あのサクランボ餅になかった「てんこ盛り感」、キタ――(゚∀゚)――!!
いつもはこんな衝動買いは、しない。お店の子だった私はそんなことはしない。しかし、これは欲しいと思った。
108円でこれが安いかどうか、もう全く考えずに。
ひとつ手にしてレジに並ぶと、まず、私の前に、その駄菓子コーナーを抜けたところから、丸い顔で大柄な男性がぬっとあらわれた。うお、ヨコハイリじゃん!、と思いつつ、まぁ、急いでいるわけでなし、厳密には横入りとも言えなくないかもしれないし、黙って後ろに並ぶことにする。
レジは若い男性と女性の二人で、ふっくら丸顔の女性側の方へ、ヨコハイリが向かったので、前の客の袋詰めを終えた華奢な男性側へ近づくと、「華奢な子」は大きなアクションで、手を横に降り、「お客様、大変申し訳ありません、少々お待ちください」と、いう。
見ると、いっぱいになった小銭をレジから取り出さねばならないらしく、操作が終わるまで待てという。
私の後ろは誰もいない。
ほどなく、操作は終わり、私は別にそんな必要もないが、やや照れつつ、LANケーブルと駄菓子一点を置いた。
すると、はじかれるように、「お客様っ、申し訳ございません、こちら」その駄菓子を少し起こし、手のひらを上にした指先で指ししめし、「二つで一つの商品となってございまして」と言う。
「じゃぁ、同じのもう一つ取ってきます」と言ってすぐ後ろの駄菓子コーナーへ向かう私に、
「お手数おかけしすみません」と、いう。
レジを終えて私が離れると、うしろで「華奢な子」が、顔だけふっくら丸顔の女の子に、「やべー!!今ヤバかった!」みたいな話をしだしたので、うむ、百貨店ではなくって、ここはダイソーなのだな、と思った。
まぁ客も途切れたし、開放的な気分になってもおかしくはないし、私も思いがけずてんこ盛りのサクランボ餅を2つ手に入れたので、気に留めない。おそらく、あのレジの操作はイレギュラーなのだろう。むしろ、私はお得感をかみしめるのに忙しい。
帰宅してすぐ、LANケーブルを試してみて、ルーターに挿そうが、パソコンに挿そうが、特に動作に違和感なかったことに大満足した。
Lenovoには前からある長いLANケーブルをセットして、松田聖子さんのヒット曲を聴きながらサクランボ餅を食べた。
無果汁ながら、オレンジ色のやつは酸味があり、黄色いやつはレモンっぽく酸味がアップされていた。
口の中が甘ったるくなった。
最新の画像[もっと見る]
- 健康オタク??32 2週間前
- 熱海旅行 1ヶ月前
- 南伊豆へ7 3年前
- 南伊豆へ7 3年前
- シラス丼! 5年前
- シラス丼! 5年前
- 都内閉鎖か 5年前
- 神田川沿いの小さな花 5年前
- 神田川沿いの小さな花 5年前
- 神田川沿いの小さな花 5年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます