夫を伴って実家に帰省した!
そらもう、せっかくだから、旨いもん食おうぜ!ってことで。
東京駅から始まるグルメストーリー。
まずはエキュート東京。
中央線先頭車両から降りて、ホームから長いエスカレータを下りてくると、東北新幹線乗り場へ出るためにはここを通ることになる。
この中には本当に選りすぐりのお店が並んでいて、サンドイッチの「メルヘン」なんて、結構買ってるな。
今回は、朝、軽くフルーツくらいしか食べずに7時ごろ出てきたので、「串くら京都・御池」の焼き鳥弁当1,280円を購入。焼き鳥はご飯の上に串から外されて並んでいる。
熱々じゃないのに、美味しい。京都のお店らしく、ただ焼き鳥だけじゃなく、生麩が入っていたのが嬉しい。
メルヘンのロースカツサンド。650円くらい。(忘れたけど、結構するなぁーって思った。)すっごく美味しい。衣はカリカリ、お肉しっとり。それらがパンに馴染んでる。
ご当地グルメ。
八食センターに行けばなんでもありだ。
様々な中から選んだのは、6~7月が旬のウニ。
生うに丼を食べると散々言っていたので、夫はおとなしく私についてくるしかない。
「米はち」というおにぎりと丼もののお店。イートインでお茶とお味噌汁、とろろ芋の小鉢が付いて1,600円台からある。
生ウニ・ホタテ丼のミニサイズと、マグロ爆盛丼をお願いすると、さほど待たずにいただけて、お味噌汁は醤油ベースのせんべい汁か、海藻のお味噌汁を選べる。
マグロ爆盛は本当に爆盛!マグロの刺身をめくっても、すぐにはシャリがみえない。
生ウニ・ホタテ丼は、量はすごく多いわけじゃないが、旅行中はこれぐらいセーブしておきたいので、私はミニでOK。普通のご飯茶碗に軽めに一杯的な量だ。
ウニのおいしさは言わずもがなである。甘い、旨い。
ホタテ!ホタテはこれまで食してきた中でぴか一の新鮮さ。驚いた。味もよし。
(今切ったでしょ、ほんと今切ったでしょ!)
そして冷え切っていない寿司飯が旨い。温度にはこだわってるのかも?
せんべい汁は私が知っている奴より上品な味。鶏肉にゴボウ、キノコが定番の具だが、出汁がいいのか、田舎臭くない。旨い。
海藻のお味噌汁は身に染みる味であった。
メンチカツやら唐揚げやらのにおいが漂う中、かわいらしいカフェもあり、ホットコーヒー、カフェオレを注文。紙コップに注がれて最近のコンビニの店頭並みのライトさで実にチープだが、すぐそこでハンドドリップを目の当たりにしているし、さほど悪いと思えない。香り良く、大満足。清算時に、ホットコーヒー250円の掲示はあるが、カフェラテはいくらなんだろう?とひとまず500円玉をつかんだら、ハンドドリップしてくれた若者が「500円です」っていうので、私恐がられたのかな?とも思った。カフェラテも同じ250円なんだ。また寄りたい。
夕食というか、お腹いっぱいなので、実家でイカ刺しつまみにビールを飲む。
まだ旬には少し早いがイカの腑はいい味だった。
父が漬けたという蕪とキュウリの漬物、七味と塩味のバランスが良かった。
アミタケというキノコのみぞれ和えは、父の自慢の一品である。久しぶりに食べた。
美味しかった。
ホテルに戻ってスイーツが食べたいというのでローソンでヨーグルト(リンゴ入り)とミニロールケーキを購入。
特に、東京と変わらない。
ホテルの朝食(ブッフェ形式)は、ご当地食はせんべい汁くらいか。
スクランブルエッグはあまりにも油脂がきつく、私が取ったところだけこんな味ではあるまいに、、とお代わりもせず。
夫は少し嬉しそうに唐揚げを取ってきていた。カレーライスも食べてみたがちょっとしょっぱい。東北仕様か? 小さな丸いパンは美味しかった。
眠さを堪えて天然芝の海岸、種差海岸で散策したのち、波光食堂(はこうしょくどう)へ。同郷のいとこが帰省した折、お葬式で出た仕出しが「うに、アワビ、毛ガニ!すごい美味しかった!」と手放しでべた褒め。その仕出し屋である。
種差海岸駅から2分のところにお店があり、ウニや北寄貝やエビが入った磯ラーメンが人気らしい。
磯ラーメンとミニ生うに丼を食べたくて、前日の生うに丼とかぶるのも厭わず、である。夫は私の希望を聞き届けてくれて、アワビの入った刺し盛定食。
私は夫に磯ラーメンや生うにを分け、代わりにアワビやマグロなどをもらう。
(私だけ得してる?)うま~い!! 生うには昨日のより甘い! ラーメンの出汁旨い!!まるでご当地のお吸い物イチゴ煮のよう。
焼きアワビ(2000円ちょっと)とかも食べてみたい。。
帰りの新幹線では、アルパジョンのチーズケーキ八甲田(冷凍されていて改札前で1個250円でばら売りもあり。)と、陸奥八仙の純米吟醸(冷え冷え!)を。
陸奥八仙のおかげか、よく眠れた。
帰りのエキュート東京。息子のために三元豚ロースカツ弁当を1つ買う。
食疲れの私たちは平切り肉(豚)と豆腐とミョウガでさっぱりと。
沸かした出汁に豆腐を入れ、豚肉はしゃぶしゃぶと火を通す。朝市で購入した「ツノマタ」という海藻(トロンとした食感)を入れて豚肉入りの海藻スープに。
炊き立てご飯と刻んだミョウガに梅肉を合えて。
余談。
ロースカツ弁当を先にペロリと食べた息子、お留守番の間に食器や調理器具など、ちゃんと洗っておいてくれたことに感謝し、豚肉入りの海藻スープの味見でもいかが?と声を掛けた。
弁当だけでは足りなかったらしい。いつもなら返事もないのだが、部屋からそそくさを出てきた。豚肉入り海藻スープは味見どころか、がっつりお代わりされた。(夫の分の肉がなくなってしまうのでは!?とハラハラ。)
たったの一泊だが、どうやら、用意したものでは足りず、自分でそうめんを茹でて食べたようだ。きれいに洗ってあった鍋のそばに、そうめんの切れ端が落ちていたのだ。自分で作ろうとしたことが進歩だなと思わずちょっと感動した。
私たちが帰宅したのは20時過ぎ。お腹が空いて、私たちを待っていたようだ。
先に一人弁当を食べた後、私があたふたとキッチンでやっていること、出汁(粉末のいりこだしです。)を沸かして豆腐を入れて…の下りをチラ見していたらしい。
「出汁ってどこにあるの」など聞かれたことも、さらなる進化を予見させ、ちょっと嬉しかった。お土産の、クリーム大福(餅菓子)を買ってきたのも目ざとく見つけていた。要求されて、仕方ないから開けたけど(実は私が一番食べてしまった)。息子も寂しかったのかしらねぇ?
夫にまた食べたいと思うものがあったかどうか、聞いてみたいけど恐くて聞けな~い(><)
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