激務の一週間

医療、介護、交通事業の従事者、スーパーや食品小売では感染防止に通常業務にと、緊張を強いられる状態が続いているのだろう。

昨日、リモートワークの一週間を終えて、

次のリモートワークの人にパソコンを手渡すため、業務を早めに切り上げ、受け渡し場所へ向かった。

家で使用の個人のパソコンはノートパソコンなのだが、会社から貸与されたノートパソコンは、ダブルフリックが出来ないようだった。画面を２本の指でドラッグ操作できないのだ。

テンキーで操作できる会社のアプリケーションでは、ノートパソコンの上の数字キーは全角で入力されてしまい、何度も絶叫した。

始終イライラしてた。

客からの転送電話を受けるのが結構堪（こた）えた。

ま、些細な不幸でしかないけど。

移動する際の感染の危険を考えれば、

対面で見知らぬ人の相手をしなくてはならない緊張に比べれば、何ほどのこともない。

お店を閉めるかどうか悩むこともなく、

明日のバイトさん達のシフトどうしようと心配することもなく。

家から電車で半時ほどで行かれる吉祥寺は、噂では、住みたい街ランキング上位だからか、お買い物のために通常より賑わっている様子だそうだが、とても気に入っている喫茶店のメルマガで、週末はお休みの連絡をみた。お客さんを想定して仕入れたものは、どうするんだろう？

私たちはまだ何とでもなる。

今ならまだコンビニやスーパーでお弁当や惣菜、カップラーメンを買ったっていいのだ。でも喫茶店や居酒屋には、今は行けない。あの美味しいジンジャーカレーや居心地のいい空間で味わうコーヒーを思えば、行きたいのだけど。

受け渡しはほんの数十分で済んだ。

受け渡し場所への往復の交通は小一時間ほど。

家の中の数倍のリスクを感じながら帰ってきた。電車の中で咳をしている人がいて、気になった。

身体は慣れない椅子に座ってずっとパソコンに向かっていたことでガチガチだった。

昨夜はこんこんと寝て、それでも足りず今日の夕方またぐっすりと寝た。

夕食後、一年以上とっておいた青森のお酒の栓を開けた。

程よく身体が緩んでまた眠くなってきている。

体温は高めで、36.9、微妙な感じもする。ともかく、手洗いうがい、よく寝る、検温の毎日で粛々と繁忙期を過ごす。