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「出雲大社・日本神話」
旧暦10月は「神無月(出雲地方では、神有月)」と呼ばれ、全国の神様が会議
の為出雲に集まるので、日本中の神様が居なくなる事からつけられた名称です。
この会議は、旧暦の10月11日から17日の間(新暦11月25~12月1日)に
先ず出雲大社で開かれ、次に佐汰大社に移動して会議の続きが行われます。
出雲大社の中には、東十九社、西十九社、と呼ばれる長屋状の長い社があり、
ここが全国の神様のホテルです。
会議を終えた神様たちは、万九千社から全国自分の社へお帰りになります。
出雲近辺でこの日の夜、トイレに行くと神様が悪戯してお尻をなでると言う
言い伝えがあり「つまり神様がお帰りの時は清潔にして、トイレぐらいは我慢」
の意味でしょう。




















神様の会議が行われるのは、大国主神は日本国土を開発し、自分の息子や娘を
管理者として各地に置き、子供たちは年に一度出雲に戻り、父親である大国主神
に一年の報告をし来年の予定を打つ合わせするようになった。後には大国主神系
以外の天照系の神様たちも、一緒に出雲へ来る様になりました。
のちの会議で、大国主神は天照大神に日本の国の支配権を譲り、代わりに幽界を
得、その為、物理的な物事に付いては天照大神とその子孫である天皇家が管理し
精神的な物事に付いては大国主神とその子孫達の管轄になり、ここの会議では
全国の人間の運命、中でも誰と誰を結婚させるかなどの会議がなされ、出雲大社
は縁結びの神様として信仰されています。




















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