日本においては、
涙は肯定的に捉えられることは多いですね。
12日から始まる有料版第三部で、
検証してみました。
ノンフィクション作家の百田尚樹氏の作品は、
「ウソばかり」だと言われ、
実際に、「殉愛」裁判では、
「ウソばかり」と認定され、
2度、名誉毀損で敗訴している。
その他、「海賊とよばれた男」「永遠の0」も、
「ウソだらけ」という人は多い。
ただ「永遠の0」は、戦死した方に敬意を表して、
余り悪くは言いたくはないものの、
「海賊とよばれた男」はウソが多いので、
彼は、映画の宣伝から外されている。
確かに、司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」もウソだらけであるが、
悪意は感じられない。
しかし、百田氏の場合は、
現実に生存している人たちを、
傷つけているわけだから、
相当な悪意があり、罪は重いと言わざるを得ない。
彼の本の感動は、誰かを勝手に「悪者」に仕立て上げて、
捏造されたものです。
昔のプロレス中継で、
アメリカ人レスラーを悪役に仕立て上げたのと似ている。
彼は、「ノンフィクションを破壊した男」と呼んでも、
いいだろう。
あるいは「日本の恥」と言ってもいいでしょう。
裁判結果がそれを証明している。
それにしても、彼の本を買う人も、
罪は重いのかもしれません。
まず真実に従順でありたいものです。
その真実をどのように解釈するかは、
100%個人の自由です。