なんとなく雨あがり

管理職にはなったものの、壁にぶち当たりまくりの日々を徒然なるままに‥‥

「そうか、君は、課長になったのか」

2019年08月16日 | 日記
「そうか、君は、課長になったのか」(著者:佐々木常夫)

本の整理をしていると、色んなものが出て来る。
この本、多分、内内示というか「将来的には君が課長になるから」と仲良い当時の担当役員が教えてくれた頃に買った本。
いや、私にも野心はあった。
あったというより、単に「こんなに頑張ってるのだから認められたい」と思っていた。
で、やっぱり上の内示をもらった時は本当に嬉しかった。ただ、将来的に、であってすぐどうこうじゃない、今の上司が役職を外れる時に、という話だった。まあだから、当時は自部署昇格の予定だった。

で、心構えというか、マネジメントとかの勉強をしてみようと思って、この頃は結構色んな本を買って読んでいた。

原文に
「自分がしかるべきポジションに就いたら、絶対変革してやろう」というパッションを持ち続けてください。
という一文がある。
確かに、その当時はやっぱり会社は不合理なことも多いし、変えてやろうと思っていたし、当時の自分の上司みたいにはならないでおこうと思っていた。
思っていたけど、新しい業務・新しい立場にいざ立ってみると、スッキリ忘れていた
多分、当時はそのパッションもあった。
今は余裕がなくて、「変えてやろう」の前に、目の前にあることに気を取られすぎている状態になっている。

ーーー思い出せてよかった。

あと、この本はプレイングマネージャーを推奨していない。
私は他部署昇格のため、「プレイング」の部分が比較的少ない(できない)。でも少ないとはいえ、前任者が過労死レベルの残業をこなす人だったため、人に任せるほどの仕事でもない(要は部下の仕事)が大量にある。ただ、私はその事務作業が嫌いではない。むしろ心が安らぐし、こういうのの効率化は得意なので手放せずに来たけれど、見直す時が来たのかもしれない。

マネージャーに徹すべしというのはその通りだが、上から雑務が降ってくるからなかなか難しい。
でも努力してみよう。
私にも、当時理想としていた姿があったはずなので、、、、
コメント
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