『ひかりのあめふるしま屋久島』田口ランディ著。
私が屋久島に行くと知って、親しいYさんが貸してくれた本でした。
行く前に読み始めてみたのですが、すぐに
著者の思い入れの先入観を持ちたくないと思い、事前に読むのはやめたのでした。
帰宅して改めて読んでみたら面白い。やはり、帰ってからで良かった!
田口氏の引用した永瀬清子さんの詩集(『あけがたにくる人よ』の「苔について」より)
についてのコメントがその時の私の気持ちを丁度あらわしていました。
下記引用
「読み終わって溜息をついた。
太古の地球、植物の誕生から始まっていまこの現在へと、詩は一気に時を駆け抜ける。
どきどきした。この詩は、私がコケの森を見た、そのときの気持ち、そのときの印象を、
たぐいまれなる美しい言葉で再現している。
読んでいると、あの清冽な辻峠のコケの森が目の前に浮かび上がってくるようだった。
10年前の私はこの詩から何ひとつ読み取ろうとしなかった。
興味がなかったのか、それとも読んですらいなかったのか、それすらも思い出せない。
でも、いま私はコケを知っている。
コケを知った私はこの詩から無限大のイメージと空想を読み取ることができる。
おもしろいなあ、「経験」はこぼしてきた記憶をこうして甦らせ命を吹き込む。
人生のさまざまな出来事に新しい光を差し込む。」以上。
よくわかるなぁと思いました。
自然との触れ合いはもとより、いろいろな人との触れ合いの場面も面白いです。
歌うことを怖れていた女性が再び歌おうと思い始めた話、
男から二股かけられていた女が自分を発見した話、
三人の若い美女ライダーとの出会いとその内の一人が自分のすることを見つけた話・・・
どれも旅の良い出会いのエピソードでした。
私が屋久島に行くと知って、親しいYさんが貸してくれた本でした。
行く前に読み始めてみたのですが、すぐに
著者の思い入れの先入観を持ちたくないと思い、事前に読むのはやめたのでした。
帰宅して改めて読んでみたら面白い。やはり、帰ってからで良かった!
田口氏の引用した永瀬清子さんの詩集(『あけがたにくる人よ』の「苔について」より)
についてのコメントがその時の私の気持ちを丁度あらわしていました。
下記引用
「読み終わって溜息をついた。
太古の地球、植物の誕生から始まっていまこの現在へと、詩は一気に時を駆け抜ける。
どきどきした。この詩は、私がコケの森を見た、そのときの気持ち、そのときの印象を、
たぐいまれなる美しい言葉で再現している。
読んでいると、あの清冽な辻峠のコケの森が目の前に浮かび上がってくるようだった。
10年前の私はこの詩から何ひとつ読み取ろうとしなかった。
興味がなかったのか、それとも読んですらいなかったのか、それすらも思い出せない。
でも、いま私はコケを知っている。
コケを知った私はこの詩から無限大のイメージと空想を読み取ることができる。
おもしろいなあ、「経験」はこぼしてきた記憶をこうして甦らせ命を吹き込む。
人生のさまざまな出来事に新しい光を差し込む。」以上。
よくわかるなぁと思いました。
自然との触れ合いはもとより、いろいろな人との触れ合いの場面も面白いです。
歌うことを怖れていた女性が再び歌おうと思い始めた話、
男から二股かけられていた女が自分を発見した話、
三人の若い美女ライダーとの出会いとその内の一人が自分のすることを見つけた話・・・
どれも旅の良い出会いのエピソードでした。
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