山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『火城』=高橋克彦著

2014-02-15 16:50:39 | 読書

今朝から降り続いている雪のおかげで読書に集中できた。午後に予定されていた行事も大雪で中止になったので、読みかけの小説『火城』=高橋克彦著を一気に読み終えた。この物語に主人公は佐野栄寿(さのえいじゅ)後の佐野常民、日本赤十字の生みの親である。時は幕末。徳川幕府の体制が揺らぎ始める中で、佐賀の鍋島藩は「二重鎖国」ともいえる体制をとって、国内に西洋の技術を取り入れようとしていた。そのあっせん役になったのが佐野栄寿である。彼は、自らが技術や科学を身につけるより、そういう人物を藩に勧誘する役割を担おうとした、そしていち早く蒸気機関の実験にまでこぎつけるのである。面白いのは、幸田真音の『あきんど』で登場した、井伊直弼や.長野主馬も登場してくることである。いったいあの幕末の騒動が、わが国に何をもたらしたのか?佐野栄寿らの目指した技術確保がうまくいったらどうなっていたのか?変革の時代の大きな荒波の中での人間たちを描いた作品であった。この作品は、「歴史街道」に1990年4月号~1992年2月号から連載となり、1992年5月にPHP研究所から単行本として出版された。読んだのは洋野町立大野図書館の蔵書である。


またまたポテトサラダ

2014-02-15 06:59:48 | グルメ

おはようがんす。今朝は配達はないので5時に起床。スマホでラジルラジルを起動してNHK第1を聞くと、羽生がフィギアの個人で金メダルを獲得と報じていた。ショーツプログラムの出来から、ほぼ間違いはないとは思っていたが、金メダルを獲得できて本当に良かったと思う。当地では、明け方から細かい雪が降り出した。これでは雨には変わりそうもない。経験則から言って相当に積もるタイプの雪なのである。昨日までで3か所の屋根の雪を下し、下した雪を川に運んで投棄したのだが、もう1回除排雪に取り組まないとならないだろう。油圧計のホースの破損で修理に行っていたトラクターが修理を終えて帰ってきた。請求がいくら来るのか心配だ。

今朝の山賊食堂は、またまたポテトサラダをつくった。今回はジャガイモの生地にヨーグルトを入れてみた。なかなか良い。あとは塩サバ(八戸沖産)を焼いて、山東菜とホウレンソウが少しずつ残っていたのでおひたしに、最後はこれまた1玉残っていた焼きそばを野菜をたっぷりいれてつくった。味噌汁は、ニンジン、エノキ、豆腐と油あげで具がたっぷりに仕上げた。

さて、今日は雪が降らなければ庭にある屋根付き流し場と、薪小屋の屋根の雪を下そうと思っていたのだが、降雪の中でやるのは気が重い。とりあえず読みかけの小説(高橋克彦の『火城』でも読もうかと思っている。晴耕雨読ではないが、雪読でも良いのかと思う。積雪の状況によっては昼に一度雪をかかないとならない。また、午後から共産党久慈地区委員会の「新春のつどい」があり出席する予定だが、帰ってきた時車が入れない場合も想定しないとならない。予報で40㌢位といっていたが、前回は20㌢という予報で、けっこく60㌢位になったので油断はできないのだ!