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情報機器 パソコン 携帯電話は尸位素餐(しいそさん)思考能力の劣化、高齢者層が若年層の時代に激変

2022-03-19 21:51:50 | 社会の動き 国際問題 外交論

情報機器化の波は、デジタル化から短期間で小学生にIpadの無料交付されまでになった。教える側の教師より教わる生徒・児童の方が、操作習熟度勝り

年配経験者の先生の博識ぶりの証が年少者の知識習得の意欲を阻害する。

 嘗ては父母が子供に勉強を教え家庭敬老の社会生活将来性人生哲学を教えた。

そして子供達は高齢者、両親への感謝への心根が醸成された。あらゆる生活の基本、近隣家庭と友達の交友、親が子を教育し、そのまた子供が親になり教わったことを我が子に教える伝統的・年齢的な階層教育が伝統的にあった。いまはこの知識の軽重・深度が逆転しつつある。

即ち携帯電話やパソコンの知識操作は子供や孫に教わる時代になった。都会の孫子を北海道や九州にいながら動画写真で見ることが出来る。孫子の写真姿、成長を見たくメール話がしたくスマホ教室で受講しても、孫のような講師の説明は専門用語が多くて理解できず、自宅に帰ればラインやメッセイジがフリーズ固定して操作できなくなっても電源を切ることも知らず、かろうじて写真の交信が出来るようになっても、後は身周りにお教わる人もいない高齢者は宝の持ち腐れ放置することに。 

かっつて日本は年配者が若者に教える長い時代から、いまや大きく逆転して年少の児童生徒が両親や爺婆に情報機器の操作を教える時代なった。現代の子供達は親や周囲の大人から教わらなくても、語学さえ習得していれば携帯電話で世界中の博物館や資料館を検索できる。年配者達の教養常識を尊敬する必要としない時代になった。その典型的な例が乗り物の座席で分かる高齢者優先席に、周囲の状況を考慮せずに着席してすぐ携帯を開く。杖を突いた老人が前に立っても気が付かない。若者より公共機関の利用率は高齢者の方が多い。混雑する電車の出入り口で携帯電話を操作して動かない。年配高齢者が自宅に置き去りにされる時代になった

この時代の大きな変化は、アメリカから電卓・パソコンが導入され日本のソロバンと計算能力の競争が行われた。結果はソロバンの勝ち、しかし銀行業務の処理能力の記録性、経過保存性の問題では、NECは米国のIBMに先陣を越された。当時の日本人の如何なる知識人がこれを考察しただろうか。

米国の半導体の構想に敗れて、A面は熱があり、B面は冷たいレコード盤これで「氷」を入れる冷蔵庫の時代は終わった。日本にも高齢者の教養から若者の知識が優先する時代に激変しつつある。         2022.03.19

 


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