世界はWORLDではない、SOCIETY COMMUNITYである。

地球は動物植物及び人間が住む球体。地球に海水空気及陸地がある。
人間は地球から資源を求め宇宙脱出に挑む。


 

デジタル田園都市国家構想実現会議より食糧事情

2022-01-10 16:42:11 | 社会の動き 国際問題 外交論

デジタル庁が発足した。ほとんどの人は携帯電話かパソコンの操作で情報機器を理解したような錯覚に陥っている。国民に見えるのはマイナンバーカードの登録申請である。最近の大学生の入学の目的も冷暖房完備の都会のオフイス電子機器を操作できれば自分の周りの社会は動いているように認識している。

 今の労働環境は大きく分けて二つの道がある。一つは頭脳労働者、他方は肉体労働者である。分り易い例は船舶である、操舵室で先方と安全を確かめる船長や航海士の情報管理者、しかし、他方は船の底のエンジンルームで油だらけで、電気の下での船の動力を守っている肉体労働者。この二者の関係が円滑に連携した時に、船は目的の港に到着できる。

 今の若者は都会へと都会へと、大都市に頭脳労働者と移住しようとしている。しかし汗を流すに肉体労働者存在なしには人間社会は成り立たない。太陽の下に農業をし、荒波の大海原で肉体を酷使することによって食料品、米麦、野菜、牛乳・魚介類を確保している情報機器は肉体労働者には猫に小判である。

今 問題なのは日本人の食生活の大幅な変化パン・スパゲッテイ・ピザである多くの材料の大半は小麦粉である。日本の農地の作付け面積に小麦の生産地がどれだけあるだろうか。国民の多くは知らない、世界の気候変動が起これば。今日本が予定している輸入国は米国、カナダ、中国、オオストリア等々であるが、これらの国が自国の食糧事情がひっ迫すれば自国優先である。必然的に他国への輸出は制限される日本も食糧難が遭遇する。今の休耕田や遊休の農地を食料生産への転換を図らなければならない。これは脱炭素経済の1950年度の目標より早い時期の解決が必要であると日本人全員が気が付かなければならない。2022.01.10


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