羅保派

信頼を取り戻す

494. 奈良見聞録 南都西大寺

2021年01月19日 | Weblog
南都七大寺(なんとしちだいじ)とは、奈良時代に平城京や、その周辺に存在して、朝廷の保護を受けた7つの大寺院である。西大寺もその一つだが、一時期衰微した。鎌倉時代(1239)年1月16日、叡尊上人が西大寺復興のお礼に八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来する茶儀が「大茶盛式(おおちゃもりしき)」であり、直径約30cm、重さ約7kgの大茶碗と、長さ35cmの大茶筌の道具を用いて行われる。「戒律復興」をめざした叡尊上人が不飲酒戒(ふおんじゅかい)の実践として酒盛(さかもり)の代わりに茶盛(ちゃもり)とした。750年以上続いたこの行事も、コロナ禍の為、中止となっている。
 
The unique "Ochamori" ceremony dates back more than 750 years. It's believed to have started after priest Eison (1201-1290), who restored Saidaiji in the Kamakura period (1185-1333), treated people to tea, then a precious commodity, using oversized rice bowls and stone water basins.
 












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