羅保派

信頼を取り戻す

埼玉見聞録 蕨市最大の寺院

2018年09月21日 | Weblog
埼玉県蕨市北町にも荘厳な寺院があった。金亀山三学院という。京都の真言宗智山派智積院の末寺であり、埼玉県蕨市にある最も大きな寺院である。板橋区の乗蓮寺(じょうれんじ)と同じく、天正19年(1591年)に徳川家康から朱印地を寄進され、その後も歴代の将軍から朱印地が与えられ格式をあげていき、立派な寺院となっていった。1591年は家康が関東の諸寺院、諸神社に領地を寄進し、関東支配を確実にしていた時代である。前年の天正18年(1590)に徳川家康は江戸城に入城し、家康による関東支配がスタートしていたが、江戸城はまだまだ、粗末なつくりであり、家康50代にして、江戸政権への足固めが始まっていた。

This temple seems to be a rather prestigious temple.







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東京見聞録 板橋区赤塚 東京大仏

2018年09月20日 | Weblog
東京都板橋区赤塚五丁目に「東京大仏」がある。青銅製の鋳造大仏であり、16.0mの高さがある。寺院は「乗蓮寺(じょうれんじ)」という浄土宗の寺院であり。天正19年(1591年)に徳川家康から朱印地を寄進され、その後も歴代の将軍から朱印地が与えられ格式をあげていき、立派な寺院となっていった。八代将軍・徳川吉宗の鷹狩の際の休憩所にもなり、将軍家との関わりを深めさらに重要度を高めていったようである。乗蓮寺は駅からは遠く、新高島平から徒歩で20分かかる。比較的のどかな地にあり、板橋区立郷土資料館(板橋区赤塚)内には板橋区登録有形文化財の古民家が周りの風景に溶け込むように存在している。


















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296. 埼玉見聞録 小江戸川越

2018年09月04日 | Weblog
Clay-walled warehouse-styled buildings provides a nostalgic scene from the Edo Period. 

今も江戸時代の面影を残す、小江戸川越にきた。川越駅東口に出る。このオブジェは「時世(ときよ)」といい、地下駐車場の排気筒としての機能があるが、川越のシンボルの「時の鐘」がある町歩きのスタートを感じさせる。時代は多面的であるとのメッセージか。



川越景観百選に選ばれている「脇田歩道橋」



さて商店街を通って行こう。


倉敷も、蔵屋敷の町、古い町並みが多いが、川越の家屋の重厚感、豪奢な造りはなんということだろう。巨大な飾り屋根があり漆黒の蔵造りの町家の重厚感には圧倒される。水運によって江戸と密接に結ばれて、栄華を極めたことが推察される。やはり、地方都市の倉敷、金沢とは違い、江戸という大消費地に近い恩恵は大きかったのだろう。


















































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