山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

術後化学療法ハジマリ

2015-09-02 15:58:33 | がん治療日記2015-
 手術後の化学療法に入りました。抵抗力が落ちている為の抗がん治療です。切った段階で終わったと思っていたのですが、これからも油断大敵のようです。健康体でも1日に5000ものがん細胞が生まれており、それと闘うナントカが体内でがん細胞を押さえ込んでいると聞きましたが、実はチンプンカンプンの話です。
 色々と説明してくれるのは良いのですが、何が何して何とやら。餅屋は餅屋。素人が分かったふりをして大口を叩かないようにしなければ!これも大口ですが。
 色々な考えはあるでしょうが、今回のようにガン宣告されて、わたしゃ、現代医学とガプリ向き合おうと決めました。その時点で科学的・化学の立場を選びました。バカを売り物にしている割りには「生きる・命」に対しては大真面目になります。
 これより2週間に一度の通院による治療、全6回になります。その後、人工肛門を閉じて肛門からうんこが出るように手術します。
 肉体?人体は不思議です。腹の皮膚から浮かび上がった小腸の末端の動きを眺めていると「私」の個体は集合体として形付けられているのだと思うようになりました。
 今日は朝9時半より、採血ー主治医の説明ーCTスキャンー人工肛門接着講習ー化学療法の流れで終わるのが午後6時近くになりそうです。
 はっきり言って、「ヒマだ。ヒマヒマ!」。時間を持て余しているのです。その分、イシャや看護師さんたちはバタバタしているのです。