気ままに、ゆっくり、のんびり、、、がテーマのひとり旅のはずでしたが、最後はドタバタな締めくくりとなりました。
実は、ちび姫達が移動教室に出発する前日に、新型インフルエンザを発症したお子さんが出たんです 
もちろん、その子は残念ながら不参加。
そして、出発当日、朝集合したらすぐその場で全員検温し、念入りに体調チェック。
37℃の微熱があった一人のお子さんが、見送りに来たお母さんと帰って行きました。。。。(大きなリュックを背負い、お母さんと帰って行くその様子は寂しそうで、こちらも辛かったです。)
取り合えず、その他の子達は異常なしでしたので、親や先生、そして子供達も、不安を抱え、かなりテンションダウン
しながらの出発でした。
お気楽ひとり旅の夜、夕食の時に飲んだ
でいい気分になり、ウトウトしていた時
、突然、携帯
のコール音が鳴り響きました。
ちょっと寝ぼけ気味で、一瞬何が鳴っているのか分からない私???
発信者は、同じクラスのお友達のママからでした。
「 今、学校から家庭連絡網
が回ってきて、急遽、子供達は明日帰って来るそうよ
(予定は2泊3日) 」
それ以上の詳しい事情は分からないとの事。
私が旅行に行くって事をたまたまそのママさんに言ってあったので、携帯の方に知らせてくれたのです。
という訳で、二日目は、朝風呂
にでも入り、ゆっくりホテルをチェックアウトしてから、ポーラ美術館でのんびりして、夕方の電車で帰って来る計画を立てていたひとり旅でしたが事態は変わり、
朝9時にホテルをチェックアウトして、美術館にいたのは1時間ちょっと。
1時台のロマンスカーに乗り、3時に帰宅、即学校に迎えに行ったのでした 
詳細が分からなかったので、子供達に何が起こったのか色々心配しましたが、
子供達も同行の先生方もみな元気でバスを降りて来ました。
でも、全員、配られたマスクを着用したその姿は物々しく、ちょっぴり可笑しくもありましたが。。。。
校長先生のお話によると、
不参加であったとは言え、一人のインフルエンザ発症者が出て( 朝帰って行った子は、インフルエンザではなかったそうです。 )、先生、子供達、回りの人々がかなりナーバスな状況になり、
頻繁な検温や、 同じ宿の他の学校の子達との完全隔離など、 宿の人達にもかなりの負担かけたり、の状況だったので、日程を繰り上げ早く帰って来たとの事でした。
日程繰上げという、前代未聞のこの決断に至るまでの先生方のご苦労が忍ばれます 
子供達に何事もなかった事が何よりです。
ちび姫の心配していた肝試し
も、 子供達が夜風に当たって風邪などひかせない為か中止されました。
でもちび姫の話によると、肝試しの代わりのお話会で、宿の方々や先生達の優しい(?)演出
で、十分恐い思いをさせて貰ったようです(笑)
お友達と過ごす夜が一日減ってちび姫はがっかりしてましたが、こういう滅多にない経験って、かえってインパクトが強い思い出になるんではないでしょうか?
そして私も教訓を得ました。
ちび姫が不在中の旅行は.....(もう当分ないけれど)
すぐ戻れる近場にすること! ( 今回はクリア
)
お友達のママに知らせておく事! ( これもクリア
)
家庭連絡網は持って行く事! ( 今回は持って行かなかったので、私が回す分をお友達のママにお願いしました
留守番の夫は9時に寝てしまって、留守電に入っている連絡網に気がついたのは朝なので.... )
そんな事情で、この夏のメインイベント、ちび姫の移動教室も、私のお気楽ひとり旅も、大ドンデン返しのバタバタで幕が降りたのでした。
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ガラス越しに撮影したポーラ美術館の庭
シヴェルニーのモネ邸の庭を模しているようです。
池の睡蓮が綺麗でした。