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落葉の舗道

2022年07月15日 | 徒然なるままに

シンガーソングライターであり政治活動家、白鳳大学名誉教授でもある山本コウタロー氏が逝去されました。享年73歳。死因は脳内出血とのこと。

山本コウタローと言えば、フォークグループ「ソルティー・シュガー」の一員として、自らの名前を競馬馬の名として使った曲「走れコウタロー」で1970年に衝撃的なデビュー。当時中学生だったボクは、友達と一緒に「走れ♪走れ♪コウタロー♪」とよく歌っていた記憶があります。曲の合間の「競馬の実況アナウンス」も一生懸命にコピーしていましたね。

その後は「ウイークエンド」を結成して、名曲「岬めぐり」を発表。当時のフォーク小僧たちはこぞってこの「岬めぐり」で、ギターのスリーフィンガーを練習したものです。もちろんボクもその一人です。

ボクは「岬めぐり」も好きでしたが、同時期にリリースされた「落葉の舗道」という曲が好きでした。「歩道」じゃなくて「舗道」。辞書で意味を調べてその違いを知り、「そうなのか!」と納得したことを思い出します。

今でも秋になって「落ち葉が舗道を敷き詰める光景」に出会うと、この曲を口ずさんでしまいます。「君と二人で歩いた時には…♪」で始まる名曲です。「二度と戻らぬ二人の季節が、あまりにきれいすぎて心が痛い」というフレーズに、当時胸がキュンとした記憶(高校生でしたなぁ…)が蘇ります。

またボクらが青春時代に夢中になった人が亡くなってしまいました。寂しいなぁ。山本コウタローさんのご冥福を、心からお祈りします。合掌。

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2 コメント

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Unknown (toorumo)
2022-07-16 07:01:34
とんちゃん
記憶が定では無いのですが昭和40年代末の頃、東京の新橋当たりを歩いていたらバッタリ山本コータローさんに会いました。
ファンですと挨拶し、「どこへ行くのですか」と聞いた所「これからデモに行く所です」との返事。そのさりげない対応がカッコいいなと感じた事を思い出しました。
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団塊の世代 (八百政)
2022-07-17 05:21:58
>とんちゃんさん
山本コウタローさんは昭和23年生まれの団塊の世代。ボクのちょうど10歳年上。あの学生運動が華やかな頃に学生生活を送った、ど真ん中の世代ですよね。ギターを弾き、あしたのジョーを読み、政治を語る。そんなカッコいい人たちが大勢いる世代でした。
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