タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

にいがた給食レシピ

2025年01月19日 | 食いしん坊バンザイ

蔦屋で美味しそうな料理のレシピ本を見つけ、思わず衝動買いをしてしまいました。

「笑顔あふれる にいがた給食レシピ」(新潟日報メディアネット:税別1500円)です。「子どもに大人気!学校の給食メニュー211品」という副題と、子どもたちの笑顔&美味しそうな給食の写真がボクを誘惑し、ボクはそれに抗うことができず思わず買ってしまいました。

オールカラー127ページからなるこのレシピ本。編集&執筆をしたのは「新潟県学校栄養士協議会」なんですよ。つまり、新潟県の小中学校の給食のメニューを実際に作る学校栄養士さんたち(最近は栄養教諭という職名の方も少なくないみたいですね)が、子どもたちのために考え給食のメニューとして提供してきた料理のレシピ本なんです。

つまり掲載されているのは、子どもたちに人気の給食メニューばかりのわけですよ。今の子どもたちの舌は肥えていますからね。掲載されている料理は間違いなく美味しいものばかりです。しかも給食のメニューですから、1食あたりの単価は(たぶん)300円程度に抑えられたメニューばかりです。つまりこのレシピ本に掲載されているのは、「安くて美味いメニュー」ばかりなわけですよ。ねっ?皆さんもこの本、欲しくなったでしょう?

しかも、「青じそDEガパオライス」や「とうもろこしごはん」などのご飯もの、「鯖サンド」や「きなこトースト」などのパンもの、「大麦めんすき焼き汁」や「豆乳担々麺」などの麺メニューと、主食もバラエティに富んでいるんです。

さらに、「肉料理」「魚料理」「豆製品」「汁・スープ」「いも料理」「野菜料理」「デザート」と、それぞれのジャンル別にも美味しそうな料理のレシピが満載なんですよ。ボクらが子どもの頃の「学校給食の(マイナスな)イメージ」は完全に払拭されますぜ!さらに嬉しいことに、給食メニューの中には、「新潟県ならでは」のメニューもあるんですよ。

掲載されているメニューの中には、こんなオレンジ色の「アルビ応援給食」があったり、

「新潟県5大ラーメン」の中から、「三条カレーラーメン」と「長岡生姜醤油ラーメン」のレシピが紹介されていたりと、いやぁ〜!感動でしたよ。今の学校給食って、こんなメニューも出るんですね。すばらしい!妻は「今度いろいろ挑戦してみるわ」と言っておりますので(ボクもやってみようかな?)、メニューがわが家の食卓に上るのを楽しみに待ちたいと思います。

あ〜あ。でも、もう一度、学校で本物の給食を食べてみたいなぁ。孫が小学校に入学すると、祖父母参観で「子どもたちと一緒に給食」なんていう企画はありませんかね?まぁ先生方の多忙化に拍車をかけるような行事は、このご時世では無理でしょうなぁ。

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「入船亭扇辰」独演会

2025年01月18日 | 読みました!見ました!

地元のアオーレ長岡で開かれた、入船亭扇辰の独演会に行ってきました。

さすがに一昨日に38℃の発熱があった時には、「せっかく前売りチケットを手に入れたのに、キャンセルかなぁ…」と半ばあきらめていたのですが、昨日の午前中に熱が平熱に戻り、しかも抗体検査でインフルエンザもコロナも陰性。「こりゃぁ神様が『独演会に行け』と言っている!」って思いましたよ。さすがにマスクはしていきましたけど、おかげさまで咳も出ませんでした。

入船亭扇辰さんは長岡市出身の落語家で、ボクの高校の後輩でもあります。彼は今年、還暦かな?61歳かな?まぁそんな年代です。ボクと高校生活は被っていないけど、落語好きのボクは、昔から「同窓生に噺家がいるのか…」って興味をもっていました。同窓会総会なんかで一席披露してもらったこともあったしね。彼の生落語を聴くのは、これで何回目かな?5回目くらいかな?

独演会はもちろん撮影・録音禁止なので、始まる前の会場をちょっと撮影しました。今日は昼の部・夜の部の二部構成だったそうですが、チケットは前売り完売だったとか。さすが、毎年恒例で行われる故郷での凱旋独演会です

そして、やはりさすが「名人・扇辰」です。マクラで地元ネタを取り入れてボクらの心をぐっと引き付け、メリハリのある迫力ある演目でボクらを唸らせました。いやぁ〜!楽しかった!魅せられました!笑いました!演じた演目は「道灌(どうかん)」と「小間物屋政談」の二席です。

「道灌」は以前に(たぶん)上野の鈴本演芸場で、別の落語家の噺で聞いたことがあった演目でしたが、扇辰さんの話芸にはすっかり引き込まれましたね。


八五郎が隠居の家にある太田道灌の掛け軸の絵の説明を聞く。道灌が狩に出かけにわか雨に遭い、雨具を借りにあばらやに入ると娘が山吹の枝を捧げる。「七重八重、花は咲けども山吹の みのひとつだになきぞ悲しき」という古歌のように、実と箕をかけて雨具のないことを断ったのだが、道灌は分からず家来から説明される。道灌は歌道に暗いことを嘆き、のちに大歌人になったという故事です。

八五郎は隠居に歌を書いてもらい、誰かが雨具を借りに来たらこの歌で断ろうと家に帰る。都合よく雨が降ってきたが、友達が雨具ではなく提灯を借りに来る。無理やり友達に「雨具を借りに来た」と言わせ、「七重八重・・・」の歌を見せる。→ここで最後のオチです。


「小間物屋政談」は、ボクは初めて聞いた噺でした。いやぁ〜扇辰さんの話芸(って言うか、もはや演劇でした)は芸術です。名人芸です。もう手に汗を握るストーリーの展開に、固唾を飲んで…っていうか、感情移入して…っていうか、すっかり引き込まれてしまいましたよ。ストーリーはこんな感じ。


小四郎という小間物屋が江戸から仕事で上方に向かう途中で、強盗に遭って身ぐるみを剥がれた江戸で大きな小間物屋を営む若狭屋仁兵衛を助ける。ところが仁兵衛は江戸に戻る途中に宿屋で急死。仁兵衛の身元を探るものは、小四郎の住所と名前が書かれた書き付けだけだった。間違えて小四郎が死んだと連絡を受けた女房や大家は葬式をあげ、大家の強い勧めで女房は新しい亭主と新たな幸せな人生を歩み始めた。そこに上方から小四郎が帰って来る。そこで巻き起こる大騒動…。


まぁこんな感じの噺でした。いやぁ〜面白かった!さすが!名人!入船亭扇辰です。生の落語は面白い!最高!でも、こうして地元で開催される独演会もいいけど、たまには上野の鈴本演芸場か浅草演芸ホールあたりで、何も考えずにボーっとしながら半日過ごして落語を楽しみたいなぁ…と思いました。コロナ禍以降、寄席にも行っていないからなぁ。

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謎の発熱15時間!

2025年01月17日 | 健康・スポーツ・生涯学習

昨日の夕方のこと。保育園帰りの孫がわが家にやってくる時間帯に、なんかボクの身体の節々が痛いような気がします。やばい!熱が出てきたかもしれません。世間ではインフルエンザも流行しているし、孫にうつしては大変です。保育園に孫を迎えに行った妻に連絡をし、急遽自宅(娘たちの家)に直接帰るように手配しました。

結局、ボクの熱は上がりました。夕食時には38℃台に突入し、解熱剤を服用しましたが、夜中には39℃近くまで熱は上昇しました。いやぁ〜久しぶりに苦しかったです。「こりゃぁ絶対にインフルエンザだ!」「明日、かかりつけ医に行ってくるよ!」と妻に伝える言葉にも、元気がありません。

結局、12時間くらい眠ったでしょうか。途中で苦しくて目が覚めて、お茶を飲んだりミカンを食べたりしましたが、朝6時の時点で熱はまだ38℃ありました。朝食を食べて(ボク、発熱しても食欲はあるタイプなんです)再び解熱剤を飲み、9時の診療開始の時間を待ちました。すると、あれ?なんか身体が楽です。熱を測ってみると36℃台の平熱になっていました。

8時半過ぎに自宅を出発し、かかりつけ医の駐車場へ。そこから医院に電話をして(発熱外来なのでね)指示を受け、寒い玄関内にパーテーションで囲まれた検査場に移動。インフルエンザとコロナの抗体検査を受けました。

車の中で検査結果を待つこと30分。連絡を受けて今度は診察室に行き、先生の診察を受けました。先生から「八百政さん、インフルエンザもコロナも陰性ですよ」と告げられ、ひと安心。ですが、「じゃぁいったいこの熱は何だったんですかね?」「風邪ってことですかね?」って疑問も残ります。とりあえず、葛根湯と咳止めと解熱剤を処方されて自宅に帰ってきました。

まぁこのところ、ちょっとハードなスケジュールをこなしていましたのでね。ボクの身体がSOSを発したのかもしれませんね。とりあえずインフルエンザでもコロナでもなかったわけなので、孫たちとも接することもできます。ひと安心。ホッとしております。でも発熱していたのはジャスト15時間。風邪にしてもちょっと不思議です。

とりあえず今日の予定は全部キャンセルしたのですが、明日はどうしようかなぁ。外出の予定があるのですが、思案中であります。

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エレジーは流れない(三浦しをん)

2025年01月16日 | 読みました!見ました!

”三浦しをん”さんの「エレジーは流れない」(双葉社)を読了しました。三浦さんの小説を読むのは、本屋大賞を受賞して映画にもなった「舟を編む」以来です。1か月ほど前に新聞に文庫本化された広告が出ていたのを見て、「面白そうだなぁ…」と思って図書館に予約を入れたら、意外に早く番が回ってきました。

「”三浦しをん”による王道ではない青春小説」というキャッチコピーの下、この本のウェブサイトには、こんな紹介が掲載されていました。


海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた温泉街に暮らす高校生の怜は、複雑な家庭の事情や、進路の選択、自由奔放な仲間たちに振り回されながら、悩み多き日々を送っていた。今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていたら、地元の「餅湯博物館」から縄文式土器が盗まれたとのニュースが入り…


この小説は、温泉街で暮らす高校生たちの話です。ぬるま湯に浸かっているみたいに、特に大きな事件もなく、将来への明確な夢もなく、かれらの日常はのんびりと過ぎていきます。私自身、高校生のころなどに「いまが一番いい時期よ」と大人からしばしば言われましたが、まったくピンと来なかったし、いま思い返しても「若い=夢や希望にあふれている=いい時期」だったとはちっとも思えません。ただ退屈で、さきが見えなくてちょっと不安で、でも友だちとおしゃべりしているのが楽しかったという感じです。事件や夢がなくても日常は営まれるよな、という思いをこめて書きました。そんな日常をおバカなノリで、けれど一生懸命に生きる登場人物たちを、応援していただければうれしいです。(三浦氏自身の紹介文)


ハラハラ・ドキドキするスリリングな場面はほとんどなく、青春時代の甘酸っぱい恋のかけひきもない。田舎の温泉街で繰り広げられる平凡な高校生たちの物語は、なんか自分自身の青春時代を思い出すような懐かしさを感じる(ボクの故郷は温泉街ではないけどね)ストーリーでした。お母さんが2人いて、2人とも伶くんのことを大切にしてくれているし、地域の人も友達もみんなが親身になってくれている。ほんわかした作品でした。

ところで表題の「エレジー」ですが、直訳すると「哀歌」ですよね。古賀政男の名曲「湯の町エレジー」が思い出されます。ですが、この小説の舞台「餅湯温泉」に、「エレジーは流れない」のです。エレジーではなく、「もっち もっち もっちゆ〜」の明るいテーマソングをボクも口ずさみながら(メロディーは適当)、この小説を読了しました。

コメント (2)
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骨格の歪みを整える

2025年01月15日 | 健康・スポーツ・生涯学習

年齢を重ねるとともに、身体のあちこちにいろいろと痛みが出てくることが多くなりました。ボクがそのことを顕著に感じ始めたのは、50代前半の頃でしょうかね。まぁ「肩」「膝」「腰」っていうのが、加齢ともに痛めることが多い代表的な身体のパーツですよね。ボクも数年に1回はぎっくり腰をやっちゃいますし、ランニングを始めた数年間は慢性的に膝の「鵞足炎」に悩まされました。まぁ肩については昔からあまり凝らないタイプですけどね。

以前に腰痛で整骨院に通っていた時に、「骨盤矯正」という治療を受けたことがあります。文字通り「骨盤の歪みを調整する」治療で、専用の器具(「トムソンベッド」だったかな?)でその施術を行ってもらうと、劇的に身体の調子が良くなる体験もしました。

ただね。施術を受けた日はとても調子がいいのですが、その後また骨盤の歪みは元に戻っちゃうみたいだし、本当は継続して骨盤の歪みを矯正すればいいんでしょうけど1回の経費も安くはないので、何回が治療を受けて止めてしまいました。

でも人間の身体って、「筋肉をつけたり柔らかくしたり」「瞬発力や持久力をつけたりすること」も大切だけれど、その大元になる「骨格を正しい位置に整える」ってことがとても大切だということを知りました。


さて、昨年3月で常勤の仕事を退職したボクは、昼間にもスポーツクラブに行くことができるようになりました。スポーツクラブの施設を拠点に信濃川の土手を走ったり(雨や雪の日にはトレッドミルです)、有酸素系のレッスンに参加して皆さんと一緒に身体を動かしたり(ヒーヒー言ったり)、入念にストレッチをしたり、事後のシャワー(やお風呂)を含め1回2時間半ほどのスポーツクラブ通いは、間違いなくボクの生活のアクセントになっています。目標は「週4回のジム通い」なんですが、まぁ平均すると週3回って感じです。

そんなボクのジム通いの中で、週1回必ず参加するようにしている40分間のレッスンがあります。それが「骨格リセットエクササイズ」です。これは、「筋肉の緊張をほぐし柔軟性を回復することで、骨格を正しい位置に戻していく」というトレーニングです。このエクササイズを続けることでカラダの左右バランスを整え体の不調を改善していくことが期待されるそうです。まぁ宣伝文句では「美しいプロポーションを維持し続けることができます」ってことになっています。(笑)

このレッスンでは、上の画像のような「ウェーブストレッチリング」というプラスチック製のリングを使います。まぁいろいろな使い方があるんですが、具体例を示すとこんな感じ↙ですかね。これらをすべてレッスンの中でするわけではありませんけどね。

レッスンの中で特にボクがやっていて気持ちがいいのは、「骨盤矯正系」と「背骨ねじり系」のエクササイズです。なんか整骨院で施術をしてもらったような感じで、身体がスッキリするんですよ。インストラクターのお姉さんも教え方が上手だし(ちょっとかわいいし)、このレッスンは真っ先に予約を入れるようにしています。


さて、ブログの記事にも書いてきたように今回ボクは腰痛を発症したわけなんですが、自分でもビックリするくらい回復が早く、腰痛バンドを巻きながらですが発症5日目で卓球大会に出場することもできました。もちろん整骨院さんの適切な施術のおかげというのが第1の理由だと思うのですが、早期回復の背景には、4月から9か月間毎週1回継続してきた「骨格リセットエクササイズ」もあったのではないかな?と思っています。

この話をネタに「インストラクターのお姉さんともう少しお近づきになろうかな?」…なんて考えているジジイでありました。

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