タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

ほうきに願いを(映画)

2025年03月04日 | 読みました!見ました!

中央図書館の3月の映画会に参加してきました。今年度最後の映画会は、午前の部が「ほうきに願いを」、午後の部が「そして父になる」の2本立てです。福山雅治が主演の「そして父になる」は、数年前の封切りの時に映画館で見たことがあるので、今回は「ほうきに願いを」を見ることにしました。

Webサイトに掲載されていたこの映画の紹介文はこんな感じでした。


栃木県鹿沼市を舞台に、東日本大震災で被災した少女に手を差し伸べるほうき職人とその娘の葛藤を描いたヒューマンドラマ。江戸時代から伝わる鹿沼ほうきの職人である石橋晃は、家業だけでは生活できず副業として塾を経営している。彼は宮城で被災して鹿沼に引っ越してきた母子家庭の娘・大友空を支えてやろうと、月謝を取らずに塾に通わせていた。空は高校受験を控えているが、震災による心の傷が癒えずに塾を休みがちになってしまう。一方、石橋の娘・美由紀は、他人の娘にばかり優しくする父に不満を募らせていく。美由紀を「ビブリア古書堂の事件手帖」「人狼ゲーム デスゲームの運営人」の桃果、空を「ばぁちゃんロード」の和泉詩、美由紀の父・晃をモロ師岡が演じる。監督・脚本は「おかあさんの被爆ピアノ」「レミングスの朝」の五藤利弘。


75分の短い映画でしたが、その独特の世界観に引き込まれました。大劇場で上映する商業映画ではなく、監督がこだわって撮影した小劇場用の映画って感じです。そこがまた、魅力でもありました。中央図書館の映画会で上映される映画は、毎回だいたいそんな感じの映画が多いですよね。

映画に登場する二人の少女が、とても可愛いくて魅力的でした。若くて真っ直ぐで、まじめでひたむきな感じに、好感をもちました。「頑張れよ!」って応援したくなりましたね、登場人物が話す栃木弁もいい味を出していたし、伝統産業のほうきを実際に作るシーンも見応えがありました。

父親役のモロ師岡さんは、独特の雰囲気を醸し出す俳優さんですね。ある程度の年齢に達した男の魅力というか、頑固親父で「俺、不器用ですから…」みたいなムードを演じたら天下一品ですね。今までもいろいろなドラマや映画の脇役として見たことがありますが、この映画での魅力は秀逸だったと思います。

そしてやっぱり、地方を舞台にした映画はいいなぁ…と思いました。草原とか河原とか特産のほうき作りとか、鹿沼の魅力的なシーンや風景がたくさんあって一度訪れてみたくなりました。

今年度はこの中央図書館の映画会に何度か参加させてもらって、とてもヨカッタです。ネットで手軽に映画を見れる状況ではありますが、やっぱり大きなスクリーンで他の人と一緒に見る映画には魅力があります。令和7年度の映画会にも、可能な限り参加したいと思っています。なんたってタダで映画を見れるのは、一番の魅力です。

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